紙の本
武者小路実篤の絵
2016/01/31 23:06
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投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
軽妙・洒脱な文章で宿・味案内の指針として大好きな柏井壽。「鴨川食堂」で小説デビューした時は、別人と思ってしばらく手に取らなっかたほど以外な気がした。
しかし、小説としての完成度やテーマ論に及べば異論は多々あると思うが、柏井ファンなら新書の部類として、らしさが感じられる文と描写が生き、違和感なく親しめるシリーズと思う。
ミステリや構成を好む読者向けではないとしても、短編作家としての力量は、例えが悪いが武者小路実篤の絵を見るような気がする。
本巻は、既刊のレギュラーがほとんど登場せず、多少淋しさも覚えたが、それ以上に依頼者の素性が多岐に渡っていた気がして楽しめた。
“オムライス”、“コロッケ”の章が特に印象に残る。
ただ、今回は文庫書き下ろしということで、文庫化以前からの前2冊と高さが揃わないのには、悩むところ。
紙の本
次が待ちどうしい
2016/01/29 10:25
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投稿者:チベット - この投稿者のレビュー一覧を見る
一気に読み進みました。ストーリーもさることながら、お任せで出される料理の内容、使う器、料理に合う酒の銘柄や飲み方、お茶の種類などの描写が絶妙です。
紙の本
味の思い出
2019/09/23 10:08
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
思い出の味を再現してくれるお店。看板娘のこいしちゃんと寡黙な料理人流さん親子、看板猫の小さなお店。
「思い出」は良い物だけではなく、もちろんつらい思い出も・・・。
でも、辛さも大切な思い出。人生の一部に昇華して歩き出す勇気をくれる食べ物探偵です。
紙の本
待望の新作!
2017/08/20 10:18
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投稿者:白布温泉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ4作目、新作がついに出版されました
話がいくつかに分けられているので、飽きっぽい人も読みやすい作品です。
京都のホッコリした感じに癒されますよ!
紙の本
期待以上でした。
2016/03/31 15:03
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投稿者:ゆっぺ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どちらかといえば、それほど期待せずに読み始めたのですが、読むことと食べることとミステリーが大好きな私には、期待以上に面白かったです。
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ホッとする本。食べ物で、推理もあって、親子仲良くて、1つ1つがハッピーに終わる物語って本当にホッとする。そして相変わらずお腹が空くしお酒も飲みたくなる。
今回一番そそられたのは最後のコロッケ。食べたい食べたい食べたい!!
でもやっぱり一番食べたいのは流のつくるおまかせ料理だな。
どうしても忘れられない味の記憶がないのが残念だけど。。
最近重たい本ばかり読んでたのでほのぼののんびり読めました。大満足。続編も楽しみだし、ずっと終わらないでほしい。
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鴨川食堂第3弾。シリーズ初の書き下ろし。
かけ蕎麦、カレーライス、焼きそば、餃子、オムライス、コロッケの6編。
記憶を辿り思い出の食べ物を食べた時、その当時は知ることのなかった相手の思いを知るっていうのが素敵ですよねぇ
食探しをする流が多くは語らないけれど、ちゃんと伝わってる。
一番「コロッケ」の話がじーんときた。大人の暖かい愛情があったんだなぁって。
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(2016/5/3読了)
シリーズ第三弾。軽いので、さらっと読めた下。
前作同様、お料理の描写は素晴らしそそられるのだけど、そのほかは…なんだろう…拙いというか、三シリーズとも全てが同じ言葉を使って進行していくので、読者を飽きさせない工夫も必要かなと。
(内容)
食にA級もB級もありまへんけど、人間にも一流も三流もありまへん。みな同じです。京都・東本願寺近くで鴨川流、こいし親娘が営む食堂では、思い出の「味」を捜してくれるという。父と一緒に食べた料亭のかけ蕎麦、娘が結婚前に作ってくれたカレーライス、初恋の相手との思い出が詰まった焼きそば、裏切ってしまった女性の実家で出された餃子、親友の母がふるまってくれたオムライス、空腹に耐えきれず手を出してしまったコロッケ。食が呼び覚ます温かな記憶にふれ、依頼人は明日への一歩を踏み出してゆく。連続ドラマ化記念、シリーズ初の文庫書き下ろし!
(目次)
第一話 かけ蕎麦
親にとって、子どもは幾つになっても子ども。
第二話 カレーライス
人間に、一流も三流もありまへん。
第三話 焼きそば
食捜しはするけど、人捜しはせえへん。
第四話 餃子
罪を許された日の、まかない料理。
第五話 オムライス
好物だったのに、見ると吐き気がしてしまう。
第六話 コロッケ
過ちを認めるのに、遅いも早いもありまへん。
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大切な思いの詰まった食を探してくれる食堂を営む父娘の食探偵シリーズ第3弾。
最初に訪れる時に出してくれるおまかせ料理がどれもとっても美味しそう。器に詳しかったらもっとリアルに楽しめそうだなぁ。
探す料理もどれも美味しそうだから、最後に渡すレシピを載せてくれたら良いのになぁ。想い出がなくても美味しくいただけそうなんだけど。
早く春にならないかなぁ。お花見弁当食べたい。
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思い出の味を再現してくれる
不思議な食堂。
父と食べた料亭のかけ蕎麦。
親友の母が振る舞ってくれたオムライスなど、
食が呼び覚ます温かな記憶にふれ、
人は明日への一歩を踏み出していく。
鴨川食堂の第3弾。
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『鴨川食堂』の3作目です。
様々な今を生きるお客さんが探し求める、
遠ぃ記憶にある大切な思い出の「食」を、
元刑事の料理人の父・流と娘のこいしが、
本人も忘れていた思い出とともに捜し出し、
その思い出とともに食べさせてくれる、
鴨川食堂と鴨川探偵事務所のお話です。
作品の体も、所謂、探偵小説にある、
依頼編と解決編の2つから構成され、
お約束のパターンもそのまんまで…、
それでも、状況がいろいろなので、
各話、新しく読むことができます。
本作品の作風、構成を、
お約束と思ぅか、ワンパターンと思ぅか、
それによって、評価も変わるでそぅが…、
ボクは、お約束と思って、安心できます。
とは言え、3作目ともなると、
そのお約束が崩れなぃ範囲で、
何かしらのプチ変化も欲しぃかな~とも。
評価は、変わらず★4つですが、今回は、
プチ変化?分、-★1つといぅことで…。
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シリーズ3作目。やはりこのシリーズは大好きだなと思う。今回もどれも特別珍しいものではないけれど、二度と食べれないからこそ、探してほしいと思う人たちの想い。それに必死に答えようとするこいしと流。
どのごはんもどれもとてもおいしそうでした。やはりおまかせは食べてみたい。
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再読3回目。
食探しの第3弾。だんだんマンネリ化しそうなものなのに、けっこうギリギリ踏みとどまってる感じ。おなかの空く一冊。
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「鴨川食堂」書き下ろし。
初めてのお客様におまかせを流さんが作り、食を探すお客様からこいしちゃんが話を聞き。
食とともに、記憶を辿り、人生に区切りをつけたり、うしろをゆっくり振り返ったり、前を向いたりする。
おうちご飯でも外食でも、いいことも悪いことも、自分の短い人生を振り返ってみても、どちらもある。
だからこそ味は記憶に、舌に残るんだろうと思う。
ドラマとは違って、金沢の話は出てこなかったけども(笑)
ドラマも欠かさず観た人としては、こいしちゃんと浩さんとの恋路も少し知りたかったかな。
本筋とずれてしまうけれども(笑)
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流さんが必ず思い出の味を探してくれるので、安心して読める(^^)今回はかけ蕎麦、カレーライス、焼きそば、餃子、オムライス、コロッケと大好きな物ばかりだった♪でも一番食べたいのは「おまかせ」それに酒も‼(^o^)