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投稿者:アップルファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
データ分析の本かというとそうでもないような気がしますが、本の内容自体は面白かったです。社内でのデータ活用というかサービス開発というか、リアリティがあって良かったです。こういう体験談的な本もたくさんあると嬉しいと感じました。
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投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
裏話が分かりやすく書かれていておもしろかったです。
私自身は分析とかすごく苦手でとっつきづらいイメージだったのですが
最後まで一気読みできました。
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投稿者:ヤッハー - この投稿者のレビュー一覧を見る
クックパッドに蓄積されたデータを、活用されるデータにするまでの開発ストーリーが描かれていて、さくさく読める内容になっています。
消費者として使っていたクックパッドのデータがどのように活かされているかも知る事が出来て面白かったです。
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データ分析できるようになりたい!
という本が読む本ではないです。
どちらかというとクックパッドの法人向けサービスの開発秘話に近いと思います。
最近「消費」と「データ」に興味があったので、比較的楽しく読めたものの、万人向けってわけではないと思います。
新サービスリリースして、安定軌道まで持っていくのって面白そうだなって思ったり
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あまり通常のクックパッドユーザーには知られていないであろう「食のデータ分析」本。
「たべみる」というものすごいポテンシャルを持ったサービスが埋もれていることに着目した若きデータアナリストが社内の承認を得て、粘り強くサービスのデザインを練っている中で強力なエンジニアの相棒を得て見事サービスのリニューアルを達成して行く過程を描いたのが前半。
この前半部分は正直「プロジェクトx」で1時間の実写ドラマになってもおかしくないくらい面白い内容でした。
純粋に同世代の著者の粘り強い活動、サービスが必ず役に立つと確信をしているゆるぎない信念。それを事業に落とし込めるための計画、そして地道な営業。。。
広報のための雑誌への連載など多岐にわたる活動を見るにつけ一人のビジネスマンとしてのそのバイタリティに純粋に「すごい!」と思った。
後半の具体的なデータ分析の手法は、それを実店舗の食料品の陳列にもつなげている「リアルへの影響のわかりやすさ」このサービスが今後まだまだいろんな活用の可能性があることが読んでいるだけでも分かっていって、創業者の佐野氏がいっていたまだまだやれてない99%へのヒントがここにあるように思えた。
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<マーケティング/データ分析に興味がある人向け>
日本No.1のレシピサイトはどのようにデータ分析を行っているのか?過去のデータから未来を予測するとはどういうことか?クックパッドのデータを活用した新事業「たべみる」を立ち上げた筆者が、これまでのデータ分析とマーケティングを語る。
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「ビッグデータ活用」と叫ばれて久しいが、意味がわかっていなかったのだな、とこの本を読んでよくわかった。アンケートやインタビューなどの「集めたデータ」ではなく、検索ワードなどの「集まってくるデータ」の持つ価値について考えたことがなかったから。人が無意識的にする行動にこそチャンスが潜んでいるということ。クックパッドは「レシピ」「料理」など、テーマがわかりやすいので頭に入りやすいのかもしれない。
筆者は「必要とされるデータ」を作り上げるためにかなり試行錯誤している。必要なもの、削ぎ落としたものなど、かなり詳細に書かれているので、データ分析に携わる人は想像がしやすいのでは。
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クックパッドのデータ分析力と題して、たべみるのリニューアルにおける話やそのマーケティングにおいて実践したこと。また、企業がどのようにそれを活用しているかなどを地に足のついた形で綴られた書籍。
たべみるチームとは非常によくしていただいたこともあり、とても興味深く読むことができた。
たべみる自体とても使いやすいプロダクトであり、自分もそれほど使いこめていたわけではないが、それをリニューアルするにあたって、タイトな期間でよく仕上げたものだと思う。青木さんの記述もあるが、これは青木さんだからできる部分もあるだろうが、そこを差し引いてもとてもためになった。
また、中村さん自身、なかなか提案が社内で通らなかったにも関わらず、腐らずに言い続けたことは素晴らしいと思った。
個人的にはこのフレームワークは実は多くの企業で適用可能なんじゃないかと思っている。
自分でも兼ねてから考えていたものの1つの完成形がたべみるであるし、それをこのような形で本にしていただけるのは素晴らしい試みであると思う。
ユーザーの検索クエリと食品メーカーの企画や商品開発、スーパーでの棚割りやPOSが連動してくるといい循環ができそうだなと感じた。
引き続きそんな世の中にインパクトを与えることをたべみるチームに担っていただきたいものだ。
星5つで。
■目次
第1章 埋もれていた日本一のレシピサイトの検索データ
(新人リサーチャー、クックパッドを知る
クックパッドの蓄積データは、誰もが見過ごしていた宝の山 ほか)
第2章 クックパッドの挑戦―データ分析事業を刷新
(天秤にかけるべきは、集まるデータの価値と事業としての発展性
瓢箪から駒―リニューアルのチャンスは思わぬところから ほか)
第3章 僕たちはこうして未来を予測する―クックパッドのデータ分析
(レシピ検索データのユニークさ
データが利用されるための3つの要素 ほか)
第4章 データはマーケティングにこう活かせ!
(「たべみる」のマーケティング・フレームワーク
ニュースがないなら作る! ほか)
第5章 日本の食卓を変える―増える「たべみる」導入事例
(「たべみる」で流通が変わる!販売が変わる!食卓が変わる!
POSデータの組み合わせで拡がる可能性 ほか)
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タイトルと想定してた中身がちょっと異なりました。
「たべみる」という企業向けのデータ販売事業の立ち上げに関する話です。
メディアで蓄積したデータを企業向けに販売していくという話はメディアに携わる方の今後の事業展開に役に立つと思います。
RedShift導入の件などはデータ集計を扱っている身としては参考になりました。
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タイトルからして、
てっきりデータ分析に関する本かと思いきや、
どちらかというと「たべみる」がどのようにして
現在の地位を確立することができたのか?
といった変遷について書かれています。
若干拍子抜けなところもありましたが、
個人的にはデータ分析サービス企画の難しさの部分で
かなり共感出来るところがあったので非常に勉強になった。
【参考になったこと】
・企画として最初に取り組むべきは、
どんな人向けのサービスでどのように使われるのか?
といったお客さま視点での検討による仮説出し。
また、仮説の実証実験としてヒアリングによる調査も
怠らずに実施すること。
・ユーザーが入力する内容は様々なため、
類義語辞書といった辞書の作り込みが欠かせない。
これにより、より精度の高いサービスを提供出来る。
かつ、この辞書がクックパッド本体にも活きると
横展開が出来るようになっている。
・辞書になんでもかんでも追加すればよいというわけではない。
追加すべき単語の選定も提供サービスの価値につながる。
(誤字脱字ばかり追加してもしょうがない)
たべみるでは、30日間に100回以上検索された場合、
単語として登録するような運用にしている。
・ウェブ・ユーザービリティの第一人者である
ヤコブ・ニールセンによると、応答時間が
0.1秒以内 → 瞬時に応答した
1.0秒以内 → ユーザーの思考が途切れることはない
10秒以内 → もっと速くと思われるが許容範囲
とユーザーは感じるとのこと。
・マーケティング戦略は王道を進む形で十分。
3C分析(環境分析と市場機会の発見)
STP(市場の定義)
4P分析(マーケティング・ミックスの検討)
・新規サービスは、まずは知ってもらうことが重要。
そういう意味でも使ってもらえるような価格設定にする
ことが極めて重要。
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◆読書目的
「消費者ニーズ(隠れたニーズ)を知るために、どのようにして、ビッグデータを活用するのか」を知るために読んだ一冊。
結論から言うと、
ビッグデータの活用に関する記述は少なかった。
どちらかというと、クックパッドの「たべみる」という新しいサービスの軌跡や将来の展望について書かれている。ビッグデータの活用についても、「たべみるのビッグデータは、今後色々な分野で活用されうる!」といったところで終了している。
次作があれば、期待といったところです。
ただ、興味深かったところもありました。
クックパッドの検索データは、スーパーの陳列にも活用できるということ。
検索データでは、「すきやき」×「豚」という検索が良くされているらしい。
→豚肉コーナーにすき焼きのたれを置く等ができる。
「牛肉は変えないけど、豚でちょっとリッチな食事を」と考える主婦には、刺さりそう。。。
「豚すき丼」が吉野家で発売される日もくるのかなー。
スーパーだけじゃなくて、飲食店にも「たべみる」とかのデータ役立ちそうだなー。。。
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業界内でも次のデータ発見の元ネタとして注目を集めている(と思われる)クックパットの「たべみる」事業がどのように立ち上がったかを事業担当責任者が語った本。
たべみるに興味がある人が、サービスの概要を理解するのにはちょうど良い本かな。『豚肉×すき焼で検索している人が案外多い!』等、もっと具体的で面白い事例が紹介されていると更に役立つのだが、事例の紹介が少ないのがちょっと残念。
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クックパッドにおける新規事業の動き、ひいては新規事業に捧げる情熱と信念みたいなのを感じれた。
あとは、データ分析に対する理想と技術の埋め方とか、新規事業を進めるときの心持ち、準備など頭の整理に。
なによりデータというものに対してどういう切り口で、どう使おうとしているのか、がわかって今のタイミングで読んでよかった。
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タイトルから想像した、クックパッドのデータ分析のノウハウというものに関しては内容が薄い。
クックパッドに蓄積された、検索結果(ビッグデータ)を情報提供としてどのように価値を作っていくか、の本。
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著者の苦労話やエピソードをまとめた本であり、これを読んでデータ分析力を向上できるものではない。あくまで気軽な読み物である。技術者よりも営業、企画担当者向けのビジネス書である。
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【少し未来を予測する】
A.スマートフォンからのアクセスが急増しており、16~19時という買物時から夕食時にかけてアクセスピークを迎える。
B.クックパッドで行われる検索の6割以上に、材料名が含まれている。「大根」はその中でも多く検索される材料のひとつ。
C.だべみるは、食品メーカーの営業企画部門での導入が多い。こういった部門では「たべみる」を小売店向けの営業提案を考えるヒントや提案時の根拠となるデータ源として利用している。