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電子書籍
切ないエピソード
2020/10/04 20:33
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投稿者:たら - この投稿者のレビュー一覧を見る
まこと君のエピソードがとても好きです。正直最初は海江田さんの"捻くれた"キャラクターを掴み所なく感じたまま読み進めてしまいましたが、この話はいつ読んでも胸がキュ〜となります……
紙の本
だんだんと・・・
2020/04/01 20:33
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
奇妙な同居人から気になる人へ、徐々に惹かれ合う50男と30女。
微妙に社会からはみ出た二人の気持ちの変化に戸惑う様子が面白い。
電子書籍
あー、よかったー
2015/07/22 14:32
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投稿者:まぎぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
続き物としては珍しく、読み終えた後にほっこりした。よかったなあという気持ち。ここで一段落なのだろうか。
人間関係に極端に臆病にみえるツグミ。ものすごい年上の男性にぐいぐい来られて、ようやくほだされる。かっこよすぎるでしょ、海江田せんせ。こんな男性がいたらまず惚れちゃうでしょうね。
今作は、当て馬ちゃんも登場。しかし、当て馬の役目をきっちりこなして去って行く。いい人だ。そういういい人には別の幸せが用意されているらしい。
ここで一応ツグミの恋は一区切りに見えるのだが、今後どう展開していくのだろう。
紙の本
メガネ男子はもう古い。次は壮年眼鏡!
2009/12/24 09:44
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
婚活がもてはやされる昨今だが、それでも恋愛下手な女の子や仕事が好きでそっちのけのキャリアウーマン、結婚に臆病になっている淑女は数多い。
多分私もそのどれかの一人。
だからこれを全て満たしている困ったさん・つぐみはもしかしたら、様々な場面・意味で
「リミット」を迎えつつある女性たちを代弁しているかもしれない。
東京で大手電機メーカーに勤める30代半ば一人暮らしの女・つぐみは、仕事からの解放を求めてど田舎にある祖母の家で長期休暇を決め込んでいた。祖母の他界でそのままの家を継ぐことを決意、田舎暮らしでの在宅勤務に切り替えたつぐみだが、次の日目覚めると・・・
家の離れにはかつての師である祖母を愛し続けたというクールビューティー?な50代男性・海江田が住みつき、奇妙で微妙な共同生活が始まった。
と、そんな感じでこのつぐみと海江田の微妙な関係が一つ屋根の下で描かれていく。
ストーリー自体は何か大きな事件があるわけでも謎や暗いものがあるわけでもない。
なのに二人にはたまらない、読者をひきつけてやまない魅力がある。
西先生の絵が柔らかで繊細に美しいため水彩画のような優しさを感じてしまう二人だが、その表情にそぐわず?つぐみは可愛げのないほど一人だちしたしっかり者だ。いわゆる頼れるひと(男)を必要とせず、その上過去の傷から恋愛&結婚に極端なほど臆病。いわゆる恋愛下手のアラサーだ。これを解きほぐすのは至難の業に思われる。
前巻で海江田がつぐみに恋愛感情を告白したところで終わっていたが、二人は30と50といういい大人。静かでクールな関係が続くかと思いきやこの2巻ではなんともいじらしいほどのアタックを海江田が見せてくれる。
メガネ男子などもてはやしているのはもう古い!今こそ壮年男子、熟男熟女の不器用でいじらしくももどかしい恋愛をじっくり味わってみてはいかがだろうか。
そして恋愛モノとしてだけでなく「一人=独り」であることに慣れてしまった大人な人に是非読んで欲しい。
二人でいること、それは一人では背負いきれない痛みや悲しさを半分に分かつ人がいるということ。それを怖がっているつぐみとそれをひたすら待つと言い切る海江田の懸命さが哀しくも優しく心に響くこと受けあいだ。
なんにしてもようやく「二人」という幸せの入り口に立った第二巻。次巻が非常に楽しみだ。