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紙の本
スパイ天国日本の実情
2016/07/03 06:42
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:暴れ熊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても面白かった。日本はスパイ天国というのはこれまで言われてきたことであるが、それが体験に基づいて具体的に記述されていて、とても説得力がある。
北朝鮮工作員のようなものから、国家の中枢に食い込んで工作する工作員まで、それを処罰するスパイ防止法がないということは、国家の体をなしていないということだ。
中曽根内閣のブレインであった瀬島龍三氏が「スリーパー」と言われるソ連の工作員であったことなど、恥ずかしながらこの本で初めて知った。中曽根内閣と言えば、スパイ防止法の制定がマスゴミの「国家秘密法」というキャンペーンで潰されたということがあった内閣である。
国会議員のなかにも工作員が多数紛れ込んでいるのだろうし、民主党政権などは政権そのものが工作員であったと言ってもよいかもしれない。
日本にもインテリジェンス機関の創設は喫緊の課題である。
ともあれ、とても面白い本であった。
紙の本
ネタばれ?あり
2023/11/24 16:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うさぎのみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐々さんの警察官だった時代は激動の時代で、戦後だったりロシアがまだソ連だったりと今からは想像も出来ない昔のように思います。父親であった佐々弘雄と「ゾルゲ事件」を引き起こした尾崎秀実との関係、その尾崎との関連書を燃やすよう命じられた幼い淳行少年。警察官になってからはソ連のスパイに馬鹿にされつつも奮闘したりとちょっとコメディチックなところもあったりと。ゾルゲは自国ではいまだにヒーローとして祭り上げられているそうですが、日本の戦前戦後のインテリジェンスを読み解くとても興味深い一冊です。
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