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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
「櫻子さん」シリーズのファンだったので、「太田紫織」と「洋風な感じの表紙とタイトル」に興味を持ち、読みました。話は期待はずれでした。
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
奥様を筆頭にみんな頑なな登場人物ばかりという印象。
奥様が代用品を使った海亀のスープを拒絶する場面のあたりは読んでいて疲れた。
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『ごっこ』じゃなくて『本気』だからって
奥様の我侭はどうなのと思ってしまった。
読んでて辛い。
上下関係が厳しい世界は、ファンタジーだったら
読み飛ばせるけど、現代が舞台だと理不尽で。
設定や内容は面白いだけに、
途中で読むのをやめてしまった。
読み切ろうと最後まで頑張って、最後は
ちょっと救われたのがまだよかったかな?
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こんな切り口のメイド物って初めてです。ヴィクトリア朝時代のお屋敷を再現し、現代の利器を一妻排除した生活を望む老婦人の下でメイドとして仕える事になった鈴佳の物語。日本人が真面目に本気でヴィクトリア朝をなぞっている姿を客観的に脳内で想像してしまうと滑稽にも思えますが、鈴佳のように不自由な中でも生き甲斐やちょっとした幸せを見つけられるのは素敵な姿勢です。第3話では奥様の事情に首を突っ込みすぎだとは思いますが、鈴佳が今後経験する事柄に何かと興味を覚えます。
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家政婦紹介所で働いていた愛川鈴佳が突然ヴィクトリア朝時代のメイドさんアイリーンとして雇われる!天涯孤独で生真面目な性格のアイリーンだけれど、オークブリッジ邸の奥様に仕えるのは執事のユーリ(奥様の孫)とアイリーンだけ(゜゜;)普通はコックや庭師などいろんな使用人が必要だし、現代で徹底したヴィクトリア朝生活をするのはキツいんじゃないか?(--;)と思っていたけれど、その生活を本物にしようとする皆の心には頭が下がる(^^)奥様の道楽で始められた生活かと思っていたけれど、心に秘めた想いがそうさせたんだなぁ(*´-`)そしてコックのウィスタリアやメイドのエミリーと使用人が増えるたびに安心も増す♪経済的には厳しいだろうけれど、奥様には最後まで貴婦人でいて欲しい!
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表紙だけ見ると執事xメイドの恋愛小説っぽいけど、ちょっとちがう青春小説。糖度はかなり低め。でも主人公の健気なキャラクターが好感度大。舞台設定が少々特殊。エブリスタ出身の「櫻子さんシリーズ」の作家さん。
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てっきり英国の物語かと思ったら現代の北海道で19世紀の英国貴族の過ごし方をしようとする使用人と老婦人の話でした。
主人公は家事はできて真面目で完璧主義。エミリー寄り(さぼりたがりな所が)な私としては憧れます。
でも誰にも触れてほしくないところにずかずか踏み込むのは良くないぞ?アイリーン。
それに終わり方も続きがありそうな感じだったので楽しみにしています。
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設定が大分酔狂だけど、ありえない話じゃないし、人の心の機微がしっかりと描かれていて、第3話では号泣してしまった。
まだ1〜2ヶ月しか経ってないけど、どこまで続くのかな。
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意表をついた設定が面白かった。
19世紀の貴婦人たちのいる世界というのには、憧れもあるし。
アイリーンとユーリの関係が少しずつ変わっていくのがいい。
おまけ?の短編が微笑ましくて好き。
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世界観がとても好きです。
19世紀のイギリスがわかるだけではなく、仕事に誇りを持つことの大切さも学べて好きです。
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■愛川鈴佳、21歳。明日から、十九世紀に行ってきます。
「完璧なヴィクトリアンメイド募集」――派遣家政婦・愛川鈴佳に舞い込んだ風変りな依頼は、老婦人の生涯の夢のお手伝い。旭川近郊の美しい町に十九世紀英国を再現したお屋敷で、鈴佳は「メイドのアイリーン」になった。気難しい奥様の注文に、執事のユーリや料理人ミセス・ウィスタリア、農家のスミス夫人たちと応えるうち、新人メイドは奥様の秘密に触れ……。
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愛川鈴佳、21歳。明日から、十九世紀に行ってきます。
「完璧なヴィクトリアンメイド募集」――派遣家政婦・愛川鈴佳に舞い込んだ風変りな依頼は、老婦人の生涯の夢のお手伝い。旭川近郊の美しい町に十九世紀英国を再現したお屋敷で、鈴佳は「メイドのアイリーン」になった。気難しい奥様の注文に、執事のユーリや料理人ミセス・ウィスタリア、農家のスミス夫人たちと応えるうち、新人メイドは奥様の秘密に触れ......。【監修・村上リコ】
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主人公は21歳の派遣家政婦。夫に先立たれて人生の最後にヴィクトリア時代の貴婦人になりきって生活したいという老婦人の依頼で、十九世紀を再現した田舎町の屋敷でメイドとなる。覚悟をもって臨んだ仕事だが、シャワーもレンジも掃除機も何もない中で家事をし、気難しい奥様の世話をする生活に次第に疲弊してゆく…
メイド1人と執事1人で、文明の利器に頼らず、しかも窮屈なメイド服で屋敷の生活を切り回すのは不可能ではないかと思うのだが、ヴィクトリアンメイドになりきって生活するという設定は面白い。
主人公は真面目で前向きな性格だが、サブタイトルの秘密の写真を見つけてからの行動はちょっとどうなのかと思う。メイドの距離感というか立ち位置について考えさせられた。
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北海道で19世紀英国貴族のお屋敷暮らしを完璧に再現するという夢を叶えた老婦人。厳格な執事役を担う孫息子にスカウトされ、アイリーンと名乗ってメイドとして働くことになった21歳の家政婦の話。
現代人が貴族のお屋敷を再現する英国のドキュメンタリー番組「マナーハウス 英國発 貴族とメイドの90日」(DVDになってる)で見たことや、古典小説や資料本で見たエピソードが満載で、コックが作る英国お菓子はグレーテルのかまどで見たやつ!これ知ってるー!とワクワク。
でも舞台を19世紀にはせず、現代ヒロインのフィルターを通して日本の現代モノになってるってのが面白かったです。現代日本人目線で擬似ヴィクトリアン体験ができて面白い。でもヒロインは肝心な所でトラブルメーカーね…、クールな執事さんとのロマンス未満の友情も気になるところ。
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北海道旭川の隣東川で19世紀英国を再現したお屋敷にヴィクトリアンメイドとして雇われた派遣家政婦相川鈴佳。外見だけでなく生活すべて再現。映像で見ると優雅だけど、今の生活に比べると当然ですが不便で大変。そのうえ現代と当時じゃ思考というか、考え方自体が違う(階級社会とか)。老婦人の生涯最後の夢、てことだけどそれを支えてくれる人に出会えてマーガレット(楢原タエ)様は幸運。続編も読みたいな。ユーリとアイリーンの関係も進むのかな。