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古代文明と気候大変動 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー16件

みんなの評価3.9

評価内訳

16 件中 1 件~ 15 件を表示

紀行が苦の最新成果を駆使して、人類の興亡史を鮮やかに描き出した傑作です!

2020/07/01 12:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、イギリス生まれで、アメリカ・カリフォルニア大学サンタバーバラ校の人類学名誉教授であるブライアン・フェイガン博士による興味深い一冊です。同書では、「地球は15000年前、氷河時代を終えて温暖化を迎え、人類は<長い夏>に育まれてきた」と述べられています。絶えず変動する気候に翻弄されながら、古代文明はいかにして生まれてきのか?また滅びたのか?同書では、気候学の最新成果を駆使して、その興亡史を鮮やかに描き出した興味深い作品となっています。同書の内容構成は、「もろくて弱い世界に足を踏み入れて」、「第1部 ポンプとベルトコンベヤー」、「第2部 何世紀もつづく夏」、「第3部 幸運と不運の境目」となっています。

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気候変動科学で探る、先史時代から歴史時代まで一気の人類史。最高に面白い。

2017/07/06 20:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たまがわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本はすごい。
氷河期時代のクロマニョン人(現生人類)の暮らしを想像豊かに美しく描き、そして
歴史時代の人びとの暮らしまで、連続して流れるように描いていく。
気候変動と大きな歴史、農耕や牧畜の始まり、文明と都市の誕生と衰退、人びとの生活の様子などを、
中東、ヨーロッパ、南北アメリカなど中心に描いていく。

第2章 氷河期時代末期のオーケストラ  一万八〇〇〇年~一万五五〇〇年前
第3章 処女大陸  一万五〇〇〇年~一万三〇〇〇年前
第4章 大温暖化時代のヨーロッパ  一万五〇〇〇年~一万三〇〇〇年前
第5章 一〇〇〇年におよぶ干ばつ  紀元前一万一〇〇〇年~前一万年
第6章 大洪水  紀元前一万年~前四〇〇〇年
第7章 干ばつと都市  紀元前六二〇〇年~前一九〇〇年
第8章 砂漠の賜物  紀元前六〇〇〇年~前三一〇〇年
第9章 大気と海洋のあいだのダンス  紀元前二二〇〇年~前一二〇〇年
第10章 ケルト人とローマ人  紀元前一二〇〇年~前九〇〇年
第11章 大干ばつ  西暦一年~一二〇〇年
第12章 壮大な遺跡  西暦一年~一二〇〇年
エピローグ  西暦一二〇〇年から現代

この目次を見てもらえれば分かるように、先史時代から歴史時代まで、
連続して記されているのが、本当にすごいと思う。面白かった。
教科書的な大きな歴史というより、人びとの暮らしぶりや都市の盛衰などについて、
気候変動と絡めて描かれている。
そして、過去の気候変動に関する研究が発展した現在でしか書けない本だ。


原書の題名は "The Long Summer:How Climate Changed Civilization"で、
なぜ「長い夏」かというと、過去数十万年間、地球は振り子のように寒暖を繰り返してきた。
氷期は暖かい間氷期よりもずっと長く続いた。
一万五〇〇〇年前に始まった温暖化は、その継続期間や安定性、温暖化の度合い、温室効果ガスの濃度において、
それまでの数十万年間に記録されたあらゆる数値を上回っているという。
文明は驚くほど長い夏のあいだに誕生した。
その夏がいつ、どのように終わるのか、われわれはまだ何も分かっていないという。

本書の問題意識や扱っている題材は、ジャレド・ダイアモンド著の『文明崩壊』と近く(原書の出版は
「文明崩壊」の原書出版より少し早いようだ)、
著者は、人類は長期および短期の気候変動にいっそう脆弱になったのだという。
『頻繁に起こる小規模な気候の脅威から身を守ろうとして、われわれはむしろ稀にしか起こらない
大きな災害にたいして、いっそう無防備になりつづけているのである。』という。

同じ著者による『歴史を変えた気候大変動』は、主に中世ヨーロッパの小氷期について書かれた本でこれも面白かったが、
こちらの『古代文明と気候大変動』の方は、より長い期間、より広い範囲について扱っていて、こちらの方が断然面白かった。

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2008/08/10 18:44

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2010/11/01 16:44

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2011/08/21 17:08

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2011/12/01 23:08

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2011/12/02 20:59

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2011/12/30 17:47

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2013/01/29 21:58

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2013/02/25 20:26

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2014/09/07 21:47

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2019/09/01 21:59

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2017/01/23 19:10

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2010/02/15 21:32

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2019/02/03 12:19

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