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もったいない
2020/08/23 18:18
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投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙がもう少し手に取りやすいものだったら、もっと読者が増えるのではと感じました。笠井先生の絵はとても好きなのです。が、表紙でそこまで脚広げんでもよいでしょ?エロエロな先入観を持って読み始めてしまうので、読み進めてあら意外と芯のある内容に肩スカシをくらいます。後半からバタバタと収束に向かって行くのがちょっと忙しかったですが、純愛でした。
あとがきも書き下ろしもなく、スパッと終わるのが気持ちよかったです。
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執事モノ
2022/11/14 13:33
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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の印象から、単にエロいだけの話なのかな?と思っていましたが、意外に?面白かった。
確かにめちゃエロいんだけど、ストーリーが凝っていて、読み応えがありました。
ただ、則雅を一方的に悪者扱いしているのは、ちょっと納得いきませんでした。
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近未来的な要素が入っていて面白かった
2021/12/24 15:45
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投稿者:elmo - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きな作家さんです。サスペンスではないですが、設定が新しく感じました。あまり書き込むとネタばれになってしまうので、書けないのですが、よかったです。ストーリーもハラハラしましたが、最後はハッピーエンドで良かったです。
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愛は勝つ
2021/01/20 12:36
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙とタイトルから淫靡な話だと勝手に思っていてごめんなさい
盲目的に一途に主人を慕う執事の真実に胸が痛かった
いつかここまでになるのかも知れない人間のエゴと科学の発達に恐怖を感じた
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設定の妙
2018/06/21 13:56
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投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎回新たな世界を構築した中でBL描いてらっしゃいますが今回も例にもれず。比較的設定も分かりやすいので理解しやすいです。タイトルからは想像できない切り口のお話です。
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美麗でエロティックな表紙がステキです。太ももに絡んだ下着………帯で隠れていないので、本屋さんでは羞恥プレイになります。
再びの沙野センセと笠井あゆみセンセのタッグに、腰砕け再発でした。
ただ一人の主人だけに奉仕する執事…そう言うととても隠微なのですが、もっともっと深い使命を負わされているのが己裕なのです。
ただの執事ものではなく、サスペンスミステリーの色が濃い作品でした。
己裕の主人である則雅は貴族の末裔で、暮らしぶりは執事を使えるくらいリッチなので、冒頭はとても華麗な日常の描写から始まっていてうっとりさせられます。
でも、次第にその裏に潜む闇の部分が明らかになっていくにつれ、戦慄させらることに。
そして、根底にはサイと己裕の長年に渡る切なくも献身的な純愛が存在していることに胸が熱くなります。
己裕がとても献身的でかわいい執事なのです!ご主人様第一なのは当たり前としても、「処女」なのでいちいち反応が素直すぎ。一生懸命考えた暴言の「すけべです」がかわいくって萌え転がりました。
ツッコミどころは、なぜ処女なのに執事なのにナチュラルに●イパンなの!?とそこ気になって!もちろん異常に食いつきました。エロすぎです…
そしてサイがカッコいい…!イラストのビジュアルにも増してとても魅力あるキャラでステキでした。男の色気がダダ漏れ。
自分仕様の「V種型執事」なんて、ものすごく憧れますが…
科学や医療の発達は人類にとって素晴らしい恩恵であることは間違い無いのですが、同時に利己的な思いのみでそれを悪用する者だって出てくるわけで、悲劇が生まれてしまうリスクが多大にあるんですよね…
切なくなるだけじゃなく、いろいろ考えさせられたストーリーでした。
ミステリー部分についても真実が次から次へと明らかになっていきはっとさせられる面白さでした。
これは、スピンオフの可能性が無限に広がっていますよ。いろんなV種型執事を見てみたいです。
スピンオフプリーズ!!
ブログに後日談があります。安堵させられました。
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タイトルからは思いも付かぬ展開にグイグイ引き込まれました!貴族的な雰囲気なのにSF…ん?切なさも堪能できて沙野さん曰く「特殊設定」ワタクシ大満足であります。(敬語万歳)
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作者さんらしい作品でした。
しかし、一部気になることがあって微妙な気持ちです。
登場人物たちの生い立ち故にでたセリフかも知れませんが、作者さんは遺伝子操作についてどうお考えなのでしょうか?
生命の選別について賛成とも反対ともつかない書かれかたをされてましたが、そこはBLだからぼやかされたのでしょうけど……。
この問題は倫理面でいま重要なテーマにもなっているので(産まれる前にもし子供がダウン症だったら? がマスコミで話題にもなりました。遺伝子検査という生命の選別)、読者の大半が女性というジャンルで書かれるからにはしっかり書いて欲しかったという個人的な希望もありましたが……
また、いまはまだ生命誕生のメカニズムが完全に解明されてないので、とてもナイーブな問題です。
細胞の優劣はどうやって決められているのかは、いまだに解明されていません。
遺伝子の混濁が心配されている中、安易に人工受精が選ばれ過ぎていないのか? 我々は何千年もかけて劣性遺伝子を淘汰して進化してきたのに、それを自ら壊そうとしていないのか? という問が立ちはだかる中で、作者さんはどう思われているのか気になってしまい、主人公たちの恋愛に集中できなくなってしまいました。
それとも、この作品の時代では既に全て解明されてクリアな状態なのでしょうか?
そんなことないですよね? だって、記憶を操作する方法が「脳みそをちょっと電流でいじって」なんて原始的すぎますもの。それに記憶がすぐ戻るぐらいしか技術力がない時代にそこまで進んだ科学技術があるとは思えません。
少し内容からそれた例かも知れませんが、わりと身近な遺伝子操作に人工受精で出産があります。
いま人工受精で産まれてきた子供たちは、一代目は大丈夫かも知れないけれど、何代も進んだ先での遺伝子がどうなっているのかまでは保証されていない技術を使ってこの世に生まれ出てきています。
人工受精でノーベル賞を受賞した方が数年前にいましたが、その時に初めて人工受精で産まれた女性のコメントも出ていました。
内容は「私は健康でどこも他の人と変わらない」みたいなものでした。
本人も家族も不安に思っているのです。
子孫たちが差別されないかと不安があるのです。
遺伝子操作(この場は某イギリス国籍の作家さんの作品と同じく、クローンをつくって臓器を取り出す)という、とてもナイーブなテーマを選ばれたのは凄いと思いしますが、でも濃厚なエロが絡め易いとか、いまよく聞くキャッチーさだけに流されて選ばれたテーマなら、安易かつ科学の暴走を手助けするだけにならないか不安です。
私は子供ができなかった時、技術が人間の進化の長い時間を逆戻りさせてしまいかねないままならば、悲しけれど子供は諦めようと思っています。
人間という生物を破壊してしまうかも知れない恐怖を感じてしまうからというのもあるし、子供に背負わるものが大き過ぎるという不安もあるからです。
こんなことを思わなければ、大好きな作家さんの作品だから楽しめたのになと思えて残念です。
たぶんテーマの一つが、���(一部の支配層)は手に入れた力(科学技術)を使って、好き勝手して良いのか? なんでしょうけど…
ごめんなさい。
私はその手前の、人(万民)は手に入れた力(科学技術を)どこまで使って良いのか? が気になりました。
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インパクトのあるタイトルと表紙からはなかなか想像し難い、いい意味で予想を裏切る物語。しかしタイトルと表紙をみて多くの人が期待するだろうえろすはしっかりたっぷりある。満足度の高い秀作BL。
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カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』のBLバージョンのようなおはなし。エロいっちゃエロいけど、タイトル的には予想外なほどきっちりした物語があり、おもしろく読みました。このさくしゃさんの本他のも読みたい。
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笠井先生のイラストに惹かれて選んだ一冊だったけど、とても重厚で読み応えある作品でした!展開もオチも全て良かった。せっかくならエピローグも収録して欲しかったなぁ。
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表紙と中身のギャップが凄いです。表紙で躊躇していた自分に、早く読めと言ってあげたい。思っても見ない展開が待っており、切なさと哀しさと憤りと色々な感情が込み上げてきました。最後は幸せが待っていて本当に良かったです。
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沙野先生の作品にハズレはないけど、これはその中でもとても良い…攻めのキャラがいい。ストーリーもきっちりしていながら、萌要素がふんだんです。