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世界的な観光地日光をうまく利用した旅情ミステリー
2017/11/18 21:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
だいぶ前に出版された内田康夫の作品である。所謂浅見光彦シリーズの一つである。タイトルが○○殺人事件とあるので、初期の作品だったかもしれない。今回の舞台は日光である。日光も観光地としては歴史のあるところである。首都圏の小中学生が修学旅行で訪問する地でもあった。私もその例に漏れないが、小学生時代に出かけた湯の湖の旅館が高級旅館に変身を遂げていた。
ヒロインはリゾートで事業を展開する企業が競走馬の牧場を経営しており、そこの娘である。日光にも牧場はいくつかあるようだが、このモデルとなった牧場は金精峠を越えたところにある。ストーリーは浅見シリーズではよくあるパターンなので、可もなく不可もなしであろう。日光が好きな方は大いに楽しめるのではないか。
殺人事件としての探偵譚としてみると、内田が自ら述べている通り、伏線を色々と作ってストーリーを盛り上げるところまでは楽しめる。これから何が起きるのかという期待感で読者を興奮させるわけである。そこまでは結構だが、店を広げてからの整理がいかにも辻褄合わせの感が否めない。その点、本書などはまだ良い方かも知れない。そう言われているせいか急展開といえばよく聞こえるが、理屈に無理が感じられないでもない。これは作家のこのシリーズでのスタイルなのでやむを得ないが、ストーリーの組み立てに魅力を感じた読者の一人としては残念である。
観光地としての日光は東照宮などの寺社、温泉、高層湿原、奥日光の山々、範囲を広げれば尾瀬なども含まれるかもしれない。それだけの観光資源を持っており、海外からのインバウンドの観光客も大勢押し掛けるようになったわが国では大いに潤っていると思っていた。
国立公園の中にある観光地なので無制限な開発などは不可能であろう。しかし、箱根に比べるともう一つ寂しい気がする。徳川家康が眠る地というところで、やや地味であるのは仕方がないが、もう少し元気になってほしいものだ。
華厳の滝
2024/06/22 08:50
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅見光彦シリーズ、今回の舞台は日光です。
日光東照宮、昔行きました。華厳の滝は時間がなくて行けず。無理をしてでも行っておけばよかったなぁ。
この本では、ヒロイン・智秋朝子と、死んでしまっているがその叔父・次郎が魅力的な人物として描かれている。
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