子どもの学力や能力などを向上させるには、親である自分自身次第だと痛感。
2016/12/03 01:42
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投稿者:迷子の子猫ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は、坪田塾塾長で、ビリギャル著者。ビリギャルといえば、映画を見て号泣をしたほど感動し、一生忘れないであろう映画の一つになっていたので、人の心の動き、言葉の伝え方など、人生で大切なことの答えを得ることができればと、本書を手に取った。
本書は、「著者が学んだ心理学とビリギャル他1300人以上の生徒を短期間で飛躍させた膨大な指導経験からの結論です。心理学の諸学説と長年の実践のベストミックスから生まれたのが本書の手法なのです」と、自分自身や子どもが、どんなタイプなのかを知ることで、「“人間関係の構築や、子どもや後輩などの人材の指導・育成”」が劇的にうまくいくようになるということを、わかりやすく解説している。
●序 章 9タイプに分ければ、人は伸ばせる!
●第一章 タイプ別・伸ばし方説明書
●第二章 タイプ別・我が子が伸びる勉強指導法
●付 録 全タイプに効く、坪田式人材育成術
「9タイプ」とは、《1 完璧主義者タイプ》、《2 献身家(人に尽くす)タイプ》、《3 達成者(上昇志向)タイプ》、《4 芸術家タイプ》、《5 研究家タイプ》、《6 堅実家タイプ》、《7 楽天家タイプ》、《8 統率者(カリスマ)タイプ》、《9 調停者(協調性重視)タイプ》がある。今回、数十人の関係者にも90問によるタイプ判定をためしてもらい、多くの方が「当たっている!」と盛り上がったという。著者が経験した各タイプにまつわる「実話エピソード」もあり、タイプ別のコミュニケーション法を知ると、人の能力の向上や心を開かせる言葉、相手を肯定することの大切さに気付かされる。
早速、本書に添付の《90問診断紙》…ではなく、スマートフォンにアクセスし、質問をクリックして回答を選んで、自動的に集計・タイプ判定が行われる方で診断テストしてみた。結果、自分は《楽天家タイプ》と思っていたら、想定外の《完璧主義者タイプ》と判定が出た。しかも《楽天家タイプ》とは相性がよくないという診断だったにもかかわらず、なんと、子どもたち2人とも《楽天家タイプ》だったのだ。親子ゲンカになる理由も説明書を読むと<なるほど>と納得。「楽天家タイプへの接し方」を知り、言動に気をつけると同時に、タイプ別の対処法もタメになった。特に【付録】での著者の育成術は心に響く。「教育の目的3つ」は、世の中の大人全員に聞いてほしいメッセージであったからだ。「子どもに自信をつける」ためには…、「居場所を作る」ということは…、「敬意を抱かせる」ためには…という重要なポイントを、本書を手に取って理解できたと同時に、自分自身の向上が重要であり必要だということを認識し努力していかなければと思わされた。
家庭にも、職場にも
2016/12/15 22:01
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投稿者:おにっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
同僚に借りましたが、じっくり読みたくて購入しました。
職場や家族で診断テストをやって、お互いを知るのに役立っています。
タイプ別の内容を細かく読んでいくと、思い当たる節がたくさんあり、思わず笑ってしまいます。
『ビリギャル』の著者の第2弾です!
2019/01/14 11:08
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、大ベストセラーとなったノンフィクション小説『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(ビリギャル)の著者である坪田信貴氏による第2弾です。本書は、人間は9タイプあるということを前提に、私たちの人間タイプを特定するために、質問形式になっており、紙と鉛筆さへあれば簡単に回答でき、それ結果も非常に興味深い一冊です。ぜひ、読んでみられては如何でしょうか。
ほめて伸ばしたい
2017/04/16 10:18
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
教育の現場に好意の返報やツァイガルニックなど、心理学を持ち込むところが斬新だ。若い人が著者のような指導者に巡り合ってほしい。
参考になりました。
2016/12/29 11:49
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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
なるほど、と思いました。例えがとてもわかりやすかったです。自分のタイプだけ読むこともできるし、教える側、学ぶ側どちらの視点からも読めるようになっていて、取り入れやすいと思いました。
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何度テストしても自分は「調停者」タイプ。その項を読んでみると非常に「当たっているな。」と思う。
著者の教え子が例として登場するが、統率者の男子の話などは思わず声を出して笑ってしまうほど面白かった。
うちの子供たちはまだ幼すぎて、テストを受けさせることもタイプを推測することも難しいが、今後子供とのかかわり方において、とても役に立つと思われる一冊。
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【自分にも有効。他人にも有効。】
特性をしっておくと、何か変化が起きた時に対処しやすくなります。その一知識として、とても有効な本です。まずは自分を診断し、その後、各特性の生徒さんの体験談を読む形で読み進めました。設問は、アプリを使うとさくさく答えられるのでオススメです!
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人間は9つのタイプがあるとして、それぞれのタイプに合ったやる気の出し方や特徴が書かれている。
珍しい新聞広告を見て、そのままネットで購入した本。「わかるー‼︎‼︎」と思えるところが随所に見られ、人間理解にも役立つ。
ちなみに、私は研究者、完璧主義、調停タイプが同点で高得点だった。
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自分を文字を通して理解することができた。
なんとなくぼんやりと自分という人間を理解していたつもりだったが、客観的に見ることができたので、非常にいい本だった。
書かれていたことの枠にはまってしまうような気がしてしまうが、物事を進める上で、この理解は必要なことだととも思う。
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映画「ビリギャル」を見て、坪田先生がどういう考えの人か興味を持ち手に取った本。
初めてにタイプ分けの診断があり、その後それぞれのタイプについて説明する構成です。テスト自体は、納得感のある結果でした。
タイプ別の解説では、強みや弱みだけでなく、かけると良い言葉や欠けないほうがいい言葉、具体的な事例が載っています。
こういった構成の本は他にもありますが、坪田先生の考えや子供に対する想い・言動にとても好感が持てました。短期的な結果ではなく、短期的なプロセスを見る。些細な変化に目を向ける。フィードバックする。子供と共に、伸びる楽しさ・嬉しさを味わえるスタイルの教育と感じました。
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兄/研究者(〇親/統率)
(完璧主義者/〇楽天,堅実家/〇調停)
弟/達成者(〇親/堅実)
×調停→暴走しがちな子をコントロールできず
親を無能と感じやすくなる
楽天家(〇親/研究者)
親/堅実家,調停者
完璧主義者をやる気にさせるには
本人より大きく具体的な目標を提示
がんばり屋なので時には厳しめに接する
全体の時間配分を意識
P84チャート式
白=センター試験クリア
黄=一般的な国立大2次レベル
青=難関大2次
受験生70万人→東大0.4%
P89成功より成長が大切
失敗しても以前より成長しているならOK
中学~高校受験連続失敗しても2回めの方が成長している部分はあるはず
1%の成長×1年=37.78倍
1%の劣化×1年=0.02倍
失敗ではなく未成功と呼ぼう/本間正人
P253子供は経験値や知識の観点では指導者にかなわない。指導者の役割は子供にやりたい事を聞くのではなく、向いているのはこの辺り、と選択肢を提案すること。
芸術やスポーツでは確かに才能が必要でしょう。
5教科に関しては素質は関係ありません。
苦手なのは単にどこかで詰まっているだけ。
多くの親が相手を改善したいと思うあまり相手に自分の疑念や不満、失望の表情をぶつけ欠点を指摘しがちが間違いであり、逆効果である。
子供を悪くしている原因は親の不安心理かもしれない。久保田競
P232教育の目的は3つ
自信をつける
自信=自分との約束を守ることによって培われる
居場所をつくる
迷惑をかける失敗をしても受け入れてくれる
他者への敬意を抱かせる
大人が子供に敬意を払う
P210子供へダメ出しの積み重ねをしていると、
老後など親が弱った時、自然に仕返しをする
面倒みる側がする事=ダメ出しと刷り込まれる
P249ジョハリの窓
役に立つという言葉が社会を駄目にしている。
役に立つのは十年後、百年後かもしれない。
大隅良典
1完璧主義者/スティーブジョブズ
2献身家/ナイチンゲール(マザーテレサ?)
3達成者/豊臣秀吉
4芸術家/ピカソ
5研究者/アインシュタイン
6堅実家/源頼朝
7楽天家/ビリギャル
8統率者/織田信長
9調停者/聖徳太子
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サブタイトルに気づかず「ほぉ9タイプか」と興味をそそられ手に取ったら「子供とあなたの伸ばし方」と。
9タイプ分類の本でも別ジャンルがあったようで自分はそっちだったなと気づいたけれども手に取ったのでとりあえず。
更に手に取ってから「あ、この方ビリギャルの著者の方か」と気づく。自分にはあんまり縁のないジャンルでした。
ジャンルは教育、ということで子供のタイプ別伸ばし方接し方・及び親のタイプ別接し方対策というような内容になっています。
巻頭に本購入者だけができるネットからの9タイプ診断があるのでそれがお手軽に診断できて楽しいかと思います。
診断に該当したそれぞれのタイプの子供たちの、今までの実践指導例がリアルでなかなか興味深かったですね。
実際にやるやらないは別として読み物としても面白いと思います。
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自分の診断結果が、意外すぎてびっくり。
弱点をずばり言い当てられたようでショックを受けるが、今後の仕事に生かしていきたい。
のんびりしている自分、期限を守れなくて、どうしてこんなにダメなんだと、理由を探すのに時間を割いていたが、自分はそういうタイプなんだとわかってすっきりした。割り切れた。さっさと対策しよう。
また読みたい。
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家族で9タイプ判定をやってみた。
どれも怖いくらい当たってる……
私「芸術家タイプ」
夫「達成者タイプ」
娘「楽天家タイプ」
母「研究者タイプ」
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90問の質問に答えて、9タイプに分類する。
購入者はネットで診断可能。
ひねくれものだからか、この手の診断では、2つになることが多く、今回も「芸術」と「研究」。一見正反対のような2つだけど笑いが出るほどよく当たってた!
夫→「堅実」と「楽天」
長男→「楽天」
次男→「献身」
三男→「統率」
みんな当たってる〜。心理学っておもしろい!
坪田ファンになりました。
メモ
教育の目的
⚫︎自信をつける
⚫︎居場所をつくる
⚫︎他人に敬意を抱く