英語発音の改善策として、この方法アリだと思います!
2017/04/09 16:09
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投稿者:坂の下の落人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
英語学習や英会話の障害になる発音。
ここまで徹底してカタカナで表現できれば、あの難解そうな発音記号を覚えなくてもいいかも、と思わせるところが支持されている理由ですかね?
英語が苦手な脳科学者によるこの本は、日本人なら英語学習に欠かせない(!?)カタカナ表記の法則性を網羅した力作です。
英語力アップに欠かせない「音読」にも役立ちますし、この法則性をわかっていれば、ヒアリングにも十分有効だと思います。
私のように発音に自信ないヒトには、英語(発音)がそれっぽく聞こえて、相手に伝われば、自信にもなりますし、もれなくヒアリング力もアップするしで、一見邪道そうにみえるこの方法、十分アリな一冊だと思います。
英語学習の「入り口」はやさしそうな方が、とっつきやすく、誰だっていいですからね。
「英語をカタカナ変換して話す」という全く新しい英語の話し方法則を教えてくれます!
2020/02/04 11:24
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、長年、質の高い科学的な知識を分かりやすく解説して高評価を得てきた「ブルーバックス」シリーズの一冊で、同巻は「通じるカタカナ英語の法則」編です。英語を学んでいる方々の多くに共通することは、発音の難しさです。ある程度、英語の文章は読めても、自分の表現したいことや相手の会話を聞き取ることはなかなか難しいという人々が非常に多いのが現実です。そこで登場したのが同書です。著者は、若い頃、米国に留学し、そこで英語の発音で苦しんだご経験をお持ちです。そこで、脳脳科学者でもある著者が辿りついたのが、全く新しい「英語をカタカナに変換して話す」という法則でした。「これで本当に通じるのか?」と疑われる方もおられると思いますが、そういう方にはまず同書を読んでいただきたいと思います。驚きの結果が待ち受けています!
理論と実践両方楽しめる本
2018/09/17 20:33
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投稿者:アコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
英語をそのまま読もうとするのではなく、よりネイティブに近い発音をするための法則や読み方を解説している本。これに書かれている通りに読むと学校で外国人の先生が発音していたみたいに本当に読めて凄いと思った。
例文に必ず70回繰り返しましょうとあって、ちゃんと声に出して実践しなければ身につかないんだなと感じた。
他に日本人は英語を習得出来るのかっていう事も書かれていたりして興味深いし面白かった。やっぱり英語を勉強するのは早い方がいいんだなってのと小学校の低学年くらいには話せるようになるのかどうか決まってしまうというのが早すぎると衝撃だった。
基本的にネイティブのように発音できないのに「Shut up」(シャラップ)はちゃんと言えるのは何故かというツッコミに確かに!と思って印象に残った。
話す勇気がアップする
2018/09/16 11:24
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投稿者:PINK - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネイティブな人のような発音はなかなか難しい この本を読んで思ったことは、会話って意味や想いが通じればいいんだということです。意味が通じれば外国人の友達もできるかもしれないし、手助けだってできるかもしれない・・・どんどんと気持ちが大きくなります。コツやポイントがきちんと分類されていて英語を学びたいと思っている人にはおススメです。
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投稿者:ふぃれ - この投稿者のレビュー一覧を見る
法則がたくさん載っていてとても勉強になります。
文章も軽快かつとても面白いので読んでいて飽きませんでした。
読めるけど話せない人に
2017/03/06 12:19
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投稿者:mai - この投稿者のレビュー一覧を見る
簡単な英語の読み書きなら出来るものの、いざ海外の人と話すとすんなり話が通じない私にとって、これは画期的でした。日本語で何故そういう発音になるかという詳しい解説があるのがとても良かったです。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
発音に悩みがある人におすすめの本だと思います。大人んになってからだと発音は一番苦労するので、参考になります。
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【ブクログ通信】ネイティブも認めた画期的発音術!池谷裕二『怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 ネット対応版』5名様へ【10月25日(火)まで】
https://hon.booklog.jp/present/katakana-eigo-20161019
すでに日本語の音にカスタマイズされてしまった私たち大人の脳にとって、残念ながらネイティブ発音の習得は至難の業。脳科学者である著者も米国留学時代に発音で苦しみ、試行錯誤の末にたどり着いたのが、まったく新しい「英語→カタカナ変換」の法則だった。
脳のしくみに着目し、もっとも合理的にネイティブ発音に近づく画期的方法を紹介!
テイケリーズィ Take it easy.(気楽にね)
イゼリナフ? It that enough?(それで足りる?)
で本当に通じる!
★「Aはエア」の法則
例 and ×アンド ○エアン
★「Tはラ行」の法則
例 security ×セキュリティ ○セキュレレ
★「Oはア」の法則
例 coffee ×コーヒー ○カーフィ
など全13法則を用いると、英語の発音が劇的に変わる!
Not at all. ナラローウ
Say it agein. セイーラゲイン
How about shopping? ハバウシャペン?
What do yo think about it? ワルユーテンカバウレッ?
『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』などのベストセラー作家にして気鋭の脳科学者でもある著者が見出した「13の発音法則」と応用文例を紹介。カタカナ発音が通じる快感をぜひ体験してください。今回ネット対応版としてスマホでも音声が聴けます!カタカナ&ネイティブ発音、本書収録の例文・単語の音声は専用サイトで比べて実感!
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献本でいただきました。ありがとうございます。
日本人は英語が話せないと言われるが、多少文法がおかしくても相手は補って聞いてくれる、むしろ「発音が下手=英語が話せない」と思われるという話にはなるほどと思った。
カタカナ英語が悪いわけではなくて、当てはめるカタカナが違っているという話。変に英語っぽく発音しようとせずにそのまま書いてある通りのカタカナで発音すればいいと書いてあるが、長い文章になればなるほど言うのが難しい(笑)
ただ「oはアと発音する」とか、単語ベースで発音を改善できる法則がたくさん紹介されているので非常に参考になると思う。
あとはやはり開き直りが大事という話。日本人なのだからネイティブ並みの発音ができないのは仕方がない。でもこの本に載っている本当の英語に近い発音を覚えることで英語が通じるという喜びを味わうことができるし、それがさらに英語を勉強しようというモチベーションにつながるのではないかと思う。
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[図書館]
読了:2017/2/14
気づいたら一時間半経ってた…というくらい面白くスラスラと読めた。
「法則編」「理論編」が一番面白かった。法則編が最初にあった方が良かったんじゃないかなぁ…。とっつきやすさからすると。
怖いくらい通じるカタカナ英語
p. 146 英米人は「イ」の発音ができない。[i]の音は日本語で言う「エ」に近くなる。
→ これは実感する。
p. 172 the を「ダ」と表記している非英語圏の国もある。
p. 178 生後2〜5日の赤ちゃんでも母国語に対する左脳の反応がほかと異なっていた。この実験データを説明する仮説の1つとして「生まれる前から子宮の中で外界に飛び交う言葉を聞いていた」という可能性が考えられる。
p. 180 バイリンガルたちが2つの言語をどのように扱っているかは「同一回路説」と「独立回路説」があるが、独立回路説がどちらかというと優勢。脳損傷で失語症になった場合、一方の言語だけが障害を受けたり、2つの言語の回復スピードが異なるケースが報告されている。
p. 182 日本人が英語の文章を読んでいる時とアメリカ人が英語の文章を読んでいる時で脳の働きを比較する。予想としては、同じ英語回路が働くはず。ところが実際には日本人は英語を読んでいても日本語を読んでいる時と似た脳活動をしている。英語を使っていてもつい日本語に置き換えて考えてしまう人はこの状態になっていると思われる。
p. 190 再帰は言語ならではの表現方法である。どんなに訓練してもサルには再帰はできない。(略)「花子ちゃんは太郎くんが人形をクローゼットに移したことを知らない」再帰構造は「他者の視点に立って物事を考える」ことの基礎になっている。
自己言及するためにも再帰が必要。「私は彼氏が私を嫌いだと感じている」。再起の形式を踏むことで、他人の目で自分を眺めることが可能になるわけです。
→こんな視点で考えたことなかったけど確かにそうだ。すごい。
p. 194 目で見て覚えるよりも、手で書いた方が記憶としてよく定着することは誰しもが経験しているはず。手で書く方が労力が多いからである。同様に、何度も繰り返し読む(再読)よりも、何度もテストを解く(想起)方がよく定着する。想起の方が負荷が高いからである。
→えええーっ、そうなの知らなかった。社会人になってから楽な方に逃げちゃってるなぁ…
p. 196 大切な箇所に線を引く、付箋を貼る、テキストを書き写す、まとめを見直す…こうした方法は受け身の勉強なので、理解を深める効果はありません。むしろ、その場ですぐに思い出すことができると、あとでまた思い出せると感じてしまうため逆効果です。
p. 198 即効性はブロック学習法の方が高かった。参加者にも「よく理解できた」「記憶に残りそう」と高評価だった。交互学習法(1問ずつバラバラに違う種類の問題を解く)は、当人の感覚としては苦労や面倒が多く、情報も混乱しがちなため満足度は低い。しかし長期的に見れば交互学習法の方が習得率は高くなる。訓練1週間後のテストではブロック学習法のグ��ープは平均20点、交互学習法のグループは平均63点と3倍もの差がついた。
p. 30 一卵性双生児を用いた慎重な調査から、語学力の70〜80%は遺伝で決まっていることが分かっている。
→デデ〜ン…(´・ω・`)
p. 134 「最後のLはウ」の法則。はっきりと「ウ」と言い切らずに軽く口をウの形にするだけで十分。その「ウ」に引きずられて「l」の直前の母音は自然と「オ」になります。
→だから「ビューレフォウ」「エアネモウ」「ナシャノウ」なんだな。
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2017/3/2追記
この本の「カタカナ英語」でSiriに話しかけるとほぼ100%いけた。すげ…。
Do you → ジュ
Do you mind if I... → ジュマンディファイ
あたりが「いまいち英語になり切れない」自分のブレイクスルーだった。
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これは英語の発音に悩む日本人にとって、革命的とも思える本です。13個のカタカナ英語の法則を使って話すと、何度聞いても聞き取れなかった言葉が自分で話せていることに驚きました。ネイティブも認めた、画期的発音術、もっと早く出会っておきたかったですね~
以下は気になったポイントです。
・一般に言葉を覚える能力はおよそ8歳、この年齢を過ぎると新しい言語を覚える能力は急速に低下する。9歳の壁と呼ばれる有名な脳の変化(p29)
・大人の場合、聞き分けるのは無理でも、発生の能力ならばうまく身につけられる可能性がある(p32)
・animalを「アニマル」と発音しても通じることはない、理由は、割り当てるカタカナが間違っているから、エネモウのほうが通じる(p34,35)
・Good morning、×グッドモーニング、〇グッモーネン、完全に「エ」ではなく、すこし「イ」を混ぜて、訛った発音をするとよい(p43)
・Good afternoon、×グットアフターヌーン、〇グラフトヌーン、グラフ▲ヌーン(▲は一息飲む)でもよい(p44)
・Nice to meet you、×ナイストゥミートユー、〇ナイストミーチュ、toは「トゥー」ではなく、「ト」「タ」のような感じ(p47)
・I'm from Japan、xアイムフロムジャパン、〇アイムフルムジャペアン、He sounds Kansai=彼は関西弁を話す(p49)
・Just a little. ×ジャストアリトル、〇ジャスタリルウ、Thank you 〇テンキュ(p50,51)
・You are welcome 〇ユオウエウクム、Not at all 〇ナラローウ(p52,53)
・Can I have some water? 〇ケナイヘヴ スムウワラ(p92)
・Let him know 〇レリムノウ、消えやすい子音は順に、h>th>g>d、t>l(エル)>f、v>rとなる。消えにくい子音は、b、k、m、n、s(p109)
・法則1:最後のLは「ウ」、beautiful、〇ビューフォウ(p134)
・法則2:Aはエア、animal、〇エアネモウ(p136)
・法則3:IONはシュン、station、〇ステイシュン(p138)
・法則4:最後のTはッ、difficult、〇デフェカウッ(p141)
・法則5:Oはア、coffee、〇カーフィ(p144)
・法則6:Iはエ、business、〇ベゼネス(p146)
・法則7:Tはラ行、capital、〇ケアペロウ(p148)
・法則8:USはエス、August、〇オーゲスッ(p150)
・法則9:アーはウオア、bird、〇ブォアド(p152)
・法則10:最後のアーはオ、paper、〇ペイポ(p154)
・法則11:NTのTは消える、twenty、〇トゥウェニ(p156)
・法則12:WはダブルU、woman、〇ウウォムン(p158)
・法則13:タンは鼻づまり、important、〇エンポーッン(p160)
・補足1:エル(L)は舌を歯で噛む、Rは舌を口の中のどこにも触れない(p165)
・補足2:b日本語のバ行、v下唇を噛む(p168)
・補足3:f下唇を噛む、h日本語のハ行(p170)
・補足4:thタ行にして舌をかむ(p172)
2018年1月3日作成
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具体的なフレーズの練習とともに、
英語の雑学も入っているから面白く読み進められます。
さすが、脳科学者!という感じ。
法則もまとめられているので、書いてあるフレーズ以外の場所でも使えます。
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目からウロコやった。。。本当に発音がカタカナで書いてあるんだけどそのとおりに言うと本当それっぽかった。え、すご。と思うのと同時に「どう聞こえたか」っていう自分のリスニング能力も試された気がした。これ書いてくれた人すごい観察力だと思う。神経研ぎ澄ましていこう。。。