風雲児たち 幕末編(28) みんなのレビュー
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紙の本
寺田屋事件前夜
2017/01/29 15:47
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
本巻では、「久光東上」を中心に1862年3月から4月までの2ヶ月間を描いています。
久光の思惑、大久保・西郷の思惑、薩摩藩過激派の思惑、長州藩をはじめとした他藩の思惑、京都公家の思惑等、それぞれの思惑が交錯。次巻は遂に寺田屋事件です。とにかく、幕末に近づきつつある緊迫感が伝わってくる内容でした。
ところで、清河八郎が倒幕運動の火付け役(キーマン)とは知りませんでした。また、三大名城等の巨大城(熊本城・姫路城・大阪城・名古屋城)は、薩摩が江戸に攻め上れないよう配置していたとの由。本書は本当に勉強になります。
紙の本
だから討幕に薩摩藩は一役買ったのだということが何となくわかってくるようだ
2016/12/12 23:44
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
幕末編も28巻になりました。でも、終わる気配はないです。
この巻では、いわゆる歴史的な事件は起きていません。いや、起きてはいるのでしょうが、普通知られている日本史の事項に相当するものはないということです。
話のメインは、薩摩藩主島津久光の上洛にまつわる大久保一蔵、大島三右衛門こと西郷隆盛らの行動録と、討幕を狙う一群の者たちの動向を描き、そこにシーボルトやら坂本龍馬やらがチラチラ顔を出してくるというものです。
ここまで薩摩藩の動きを描き続けるのは、こここそ公武合体でなく徳川幕府崩壊となった歴史の事実を評価するのに必要なことなのでしょうし、だからこそこの『風雲児たち』が関ケ原の合戦から描かなければならなかったことの一端を示しているように思われます。
でも、正直、地味な話の連続で、少々ダレ感を持ってしまったのは私だけでしょうか。
そして、だからこそ、巻末の29巻予告編(?)に妙な期待を持ってしまったのでした。
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