紙の本
意外と小説として完成度が高い。
2017/03/16 22:31
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投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
SFのアイデア優先の人かと思ったが、結構小説として完成度が高い。訳者の解説がないとちとつらいところもあるが、独特の末世的な雰囲気が味わい深い。次回作はテクノスリラーだと言うことだが、あまりにテイストがはまりすぎなので、やはりSFに戻って欲しい。
紙の本
負けるな
2017/04/24 21:01
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投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ただひとつのアドバイスは、この作品は、前作「ブラインドサイト」と一緒に読んで欲しいということ。
とにかく難解な文章と場面展開なので、。前作を手元に置いて読んで欲しい。
創元社には、分冊にせず1冊で勝負して欲しい。
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ブラインドサイトで慣れてみれば、なぜ途中で躓いたのだろう?って感じで読み進めることができたが、自分が思うところのハードSFは別物なんだな。
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ポストヒューマンたちのチェスゲーム。自由意志という幻想、ウィルス性の神といった虚無的な世界観の割に結末は妙に爽やかな感触。何かを受け入れることで終わるものもあれば始まるものもある。
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筆者の宗教観が混在したSF小説、宗教的な話も出てくる。なかなか、難しい本であるが、最終的に人類は、吸血鬼の獲物となり、落ちてしまって、前作とつながる作品、悲しい話である。
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意識については、もういい加減当たり前だから次の実のある話をしようという点で賛成。
また、前作に続き「参考文献」が素晴らしい。
アイディアありきのSFで、その拠出元を明らかにするという点が科学的です。
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ピーター・ワッツ『エコープラクシア』。難解で冗長に感じられる長さなんだけど、よく読んだら伏線がけっこうある。好きになれないけど、たしかにすごい面白さと、思弁だった。
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著者による参考文献、解説(ネタバレ!)、用語集、下巻の「大佐」、本編という流れで読んでも、なにがなにやらわからないハードSF!ヴァンパイア恐るべし(笑
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ブラインドサイトの続編。生物学者のダニエル・ブリュックスは現生人類。脳の機能強化を行った超人たちの中で一人状況に追いつこうとしていたが。吸血鬼、両球派修道会、ゾンビ。ブラインドサイトより世界観が分かりにくい。下巻でもそう明瞭にはならなかった。解説を読んで、そういうものなのか、と思うけど。
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個人的には、非常に難解ではあったがこれぞハードSFだという気持ちでなんとか読み切れた。笑
しかし参考文献と謝辞まで読み終わると達成感に満ち溢れて満足感は高かった。
自由意志がテーマであるということを常に念頭に置いて読めば比較的読みやすいのでかもしれない。
最後まで読んで全体の意図が見えた上で2周目を読むのがとても楽しみだ。