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去就―隠蔽捜査6― みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー97件

みんなの評価4.2

評価内訳

97 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

そろそろ所轄署から動く?

2019/03/13 23:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

隠蔽捜査ももうシリーズ6作目になる。加えて、3.5、5.5があるのでもうすぐ10作である。今野の作品でこれだけ続くのは他にないのではないか。ただし、オカルトや武術については読んでないので、より続いているものがあるのかも知れないが。

 実はもう隠蔽捜査7 棲月が出版されている。本書の主題はストーカーである。警視庁本部の指示で警察署毎に対策チームを組織することになっていたが、大森署はまだだったので、方面本部長から催促があった。今まで煩かった野間理事官は健在であるが、すっかり竜崎に心酔するようになっている。

 それとは逆に新任の本部長が張り切っていた。そのタイミングで大森署管内でストーカーに関する殺人事件が勃発した。この事件も仕掛けが多く、通常の明快な事件とは言えないものであった。方面本部長は自分に権限のあるレンジャー部隊の投入を強行に進めようとする。一方、設立された指揮本部の本部長に座った伊丹刑事部長はSITの活用に熱心である。

 この両者に挟まれるのが大森署長の竜崎である。竜崎は警視長、方面本部長は警視正と役職と階級が逆転している。こんなことがあるはずがないのが小説である。この小説はそれでもまともである。一方、テレビ放映版を見ていると、この小説に出てこない警察庁官房長が堂々と警視庁の方面本部長を指揮している。これは小説でもあり得ないだろう。相棒も警察庁と警視庁の区別がついていない。

 最後に方面本部長の差し金で竜崎は特別監察を受けることになる。警務部長の判断は如何に下り、竜崎の今後は如何に。それにしても竜崎はやはり変人に描かれている。娘の婚約者がストーカー紛いに娘に付きまとうのを見て、自署のストーカー対策担当者を自宅に呼んで娘に説教する場面は、変人の看板を着せられても仕方がなかろう。

 精神状態が不安定になったかと思わせる仕掛けのつもりなのか。これは警察官を辞した方がよいのではと読者は思うのではないか。やや、やり過ぎである。しかし、現職であるにも関わらず、ここまで理路整然と自説を主張できるのは羨ましい限りである。

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紙の本

タイムリー

2016/08/04 11:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ストーカーに対応する特別チームが編成される。そんな中、竜崎が署長を務める大森署管内で、ストーカーが原因らしい誘拐事犯が発生。相変わらず竜崎の理想の上司ぶりが描かれるわけだが、今回は、竜崎の娘まで付き合っている相手の”つきまとい”がサイドストーリー風に彩を添える。細かい注文を付ければきりがないが、理屈抜きで楽しむには、面白い一冊。ストーカーを扱うあたり、これまた世相をタイムリーに反映するこの人ならでは。

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紙の本

ハードカバーにて

2020/01/26 11:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:吉村ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

このシリーズを最初に読み始めたのはいつだったか・・・
警察官僚の内幕を描きつつ、龍崎自身のプライベートも
回を追うごとに、進行していくのが楽しみです。
今回はストーカーがらみの事件を自身の娘との対比で
描きつつ、実社会をも彷彿させるものです。
文庫化がされる前にハードカバーで購入し、
一気に読み終えてしまった作品です。

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電子書籍

次から次へと降りかかる組織的障壁

2018/12/05 08:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『去就―隠蔽捜査6―』ではストーカー殺傷がテーマです。警察庁の指示により、各署でストーカー対策チームを立ち上げることになり、大森署だけが立ち上げが遅れているということでまず赴任間もない弓削第二方面本部長とひと悶着。早急な対処を約束した直後に大森署管内で殺人事件とストーカー犯による女性の連れ去り(殺人犯とストーカー犯の被疑者は同一人物)が起こり、例によって伊丹刑事部長が捜査本部長、捜査本部の場を提供する大森署署長の竜崎が副本部長のコンビで捜査本部が運営されますが、途中から弓削第二方面本部長にが割り込み、主導権を握ろうとします。竜崎のプライベートでは、娘の美紀が交際中の男性からのメールなどによるアプローチがしつこくてうんざりしているという話があり、付き合っている相手でもストーカー行為は犯罪なので警察に相談するように娘に助言します。

殺人と連れ去り事件の解決後に、弓削の画策によって竜崎が特別監察の対象となってまたひと悶着があるという展開で、形式的なことに囚われずに合理的な捜査を進める竜崎に次から次へと降りかかる組織的障壁にうんざりしますが、最後は正義が勝つみたいな結末なので一種のカタルシスが味わえますが、フィクション臭さが強く感じられるとも言えるかもしれません。

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2016/08/22 18:59

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2016/08/04 10:56

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2016/08/28 05:10

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2016/07/30 23:16

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2016/08/19 13:15

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2016/08/03 19:01

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2016/07/31 17:45

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2016/08/04 13:28

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2016/09/04 14:09

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2016/08/08 21:36

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2016/08/20 20:01

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