電子書籍
あの人たちの若い頃
2017/04/15 18:22
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
予備知識なく読み始めたら『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフだったので嬉しかったです。
ただ『夜の底』から時間が経ってたので思い出し思い出しでしたけど。
前はざくざく人死にが出ましたが、今回はそれほどでも。なぁ死にますけど。
殺戮者のかつての姿が分かるお話です。
紙の本
途鎖国再び
2017/04/15 18:16
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフ短編集。待ってましたって感じ。
前の短編が次のお話ではメインになってて、何となく続いてます。
あからさまな能力戦ではないので迫力はないですが、それだけにジンワリ来ますね。
するする読めます。
紙の本
恩田ワールド
2017/04/01 10:04
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投稿者:エミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった~。タイトルの意味と物語の登場人物が重なります。
電子書籍
色々納得
2018/12/06 06:47
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『終りなき夜に生れつく』は『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフ短編集で、本編で活躍(?)した殺人鬼たちや、本編で有元実邦に協力した医師・元医師の過去の出来事が語られています。収録作品は、「砂の夜」、「夜のふたつの貌」、「夜間飛行」、「終りなき夜に生れつく」の4編です。有元実邦は4編目の表題作に存在を仄めかされている程度で、あくまでも主要脇役たちの物語を描いた短編集となっています。
スピンオフですので、本編の登場人物たちの背景説明色が強く、ホラー的あるいはミステリー的な要素はかなり弱くなっています。本編を読んでから、こちらを読むと、「なるほど、そうだったのか」または「そう始まったのか」と色々納得できることが多いです。
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元となる「夜の底は柔らかな幻」をきちんと読んだのが1回なので、どうにも思い入れが。
大好きな恩田陸の新刊なのだけど。
キャラクターは覚えてるし、なるほどと思うけど、もう一度「夜の底は柔らかな幻」を読んでから本作を読めばもっと面白いはず!と思うので後日再読予定。
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なんて不思議な世界。
『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフということだけど、こちらを未読でも充分に楽しめた。でも、読んでからのほうが楽しめたのかな。順番は逆になるけど、読んでみよう。
「イロ」という特殊能力を持つ人たちそれぞれ違う視点で語られているのも面白い。
特に勇司が好きなので、本編でどんな立ち位置なのか、わくわくする。恩田さん、ああいうおねえキャラをとても魅力的に書くなぁ。
クリスティの作品と同じタイトルだけど、つながりはないののね。ま。そりゃそうか。
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短編4作。
どんな内容か確認しないで読み始めるので、軽い既視感。
読み終わってから知る「夜の底は柔らかな幻」スピンオフ。これ踏み台にして続編出してくれないかなあ~
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【今明かされる、あの殺人者たちの過去】ダークファンタジー大作『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフ短篇集。特殊能力を持つ「在色者」たちの凄絶な過去が語られる。
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『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフ短編集。
淡々としているが意外にハードボイルドで楽しめた。表題作『終りなき夜に生れつく』のラストはぞくぞくする。
短編として一番好きなのは『砂の夜』かなぁ。
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「夜の底は柔らかな幻」で登場したみつき、勇司、葛城を中心とした短編を集めたスピンオフもの。葛城は別として、みつきや勇司も「在色者」として苦悩があったことをこの作品で知ることになる。また葛城も本編で見せたギラギラ感はなく、何を考えているのか、よく分からない寡黙な学生時代が描かれる。本編を読んでいれば、楽しめる作品。
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恩田ワールド。タイトルと登場人物が背負っている宿命(運命)がリンクしてる。不穏な空気、溢れるエネルギー。1冊の本を読んでいる以上のエンターテイメントを楽しませてもらいました♪「夜の底は~」も再読しよう♪
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特殊能力を持って生まれ、少年期を共に過ごした
3人の「在色者」は別々の道を歩み、再会する。
傭兵、入国管理官、そして稀代の犯罪者となって…。
「夜の底は柔らかな幻」のスピンオフ短篇集。
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『夜の底は柔らかな幻』くらい弾けてもらわないと。などと『失われた地図』の感想に書いたら、『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフ的な作品が届いた。
『夜の底は柔らかな幻』とは、上下巻の大作であり、日本国内に国家権力が及ばない地「途鎖国」が存在するという設定。途鎖国には、「イロ」と呼ばれる在色者が多いのだという。在色者とは、要するに超能力者と思ってもらえばいい。
「夜の砂」。アフリカ北部に入った医療チーム。そこは、途鎖のように「イロ」が強い地域の一つだという。ある集落で続発する住民の怪死。現実世界でも聞く、唾棄すべき真相。こうする以外にはなかったのだろうが…。
「夜のふたつの貌」。「夜の砂」にも出てきた勇司は、自身も在色者であり、途鎖の医大の学生。「イロ」を抑制する薬が、学内で流通しているというが…。在色者に「イロ」を悪用する者がいる一方、折り合いをつけるのに悩む者もいる。
「夜間飛行」。日本政府の干渉に抗い、途鎖が独立を保つのは楽ではない。有力な在色者をリストアップし、入国管理官としてリクルートしているわけである。候補者のキャンプで出会った、2人の若者。彼らの将来に待ち受けるのは…。
表題作「終りなき夜に生れつく」。都内で発生した連続殺人は、死体の状況から、在色者の仕業としか考えられなかった。果敢にというべきか無謀にもというべきか、ある記者が犯人に迫ろうとするが…。結果は察してください。
全編とも実に予告編っぽいというか、いかにも続編を匂わせる、恩田陸らしさ全開の作品集には違いない。『夜の底は柔らかな幻』を未読の読者が読んでも、ポカンとするしかないだろう。いや、読んでいてもポカンとするのだが。直木賞作家に名を連ねても、恩田陸という作家が相変わらずであることは、喜ばしいか?
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『夜の底は柔らかな幻』以前の葛城や軍司のエピソード。
夜の底・・・がおもしろかったことは覚えてるけど
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夜は柔らかな幻はずっと以前に読んでいて、その過去の話ということを知り購入。
一番面白かったのはみつきの章かなぁ。
夜は柔らかな~でもずっと思っていたことだけど、人物や世界観と、残酷な命のやりとりシーンとのギャップが激しくてちょっと混乱する。
え、この人こんな感じで虐殺されちゃうの?
こんな場所で殺し合ってるの?ほんとに?
ってびっくりしちゃう。
なんでだろう。人物の雰囲気や設定は大好きなのになぁ。
なんでかなぁ…と思ってるうちに読了。