紙の本
ネガティブな方、必読のエッセイです
2015/12/21 12:36
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は割とネガティブなので、「はいはい、どうせ生きる希望を持たせるタイプの本でしょ」とかスカした気分で読み始めたのですが、この作者は並大抵の残念さではありません。本当に残念な人です。電車の中で何回か吹き出しそうになり、本を閉じました。
「人の不幸でご飯がススム君」
「ワイはブスや!プロゴルファーブスや!」
等の残念フレーズがこれでもかと襲ってきます。圧倒的残念さとひねくれた笑いが欲しくなったらまた読むかもしれません。お腹一杯の残念さなのでしばらく読みませんが(笑)
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投稿者:うーよー - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルは「負ける技術」だが「損して得取れ」的なノウハウはなにもない。カレー沢氏が自分が負け組であるという根拠を述べまくるコラム集である。結局、それで1冊上梓しているのだから、損をしているが得を取っている。まさに「負ける技術」の体現なのかも。
電子書籍
ナンシー関の影響受けてる
2016/03/26 21:37
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
コラムの中にも出てきますが、ナンシー関の影響はかなり受けてると思います。
文体とか。
漫画ほどは面白くなかったです。
内容もほぼ、リア充に対するひがみなだけで、ふわっとしてます。
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世知辛い現代において、勝利は敗北の始まりだ。勝者を慕い集まるのはせいぜい一割、残りは転落の瞬間を待つ殺し屋ばかりと言えよう。ならば目指すべきは、“いかに負けるか”。リストラ→派遣切り→ハローワーク通いに泣き、今は漫画家兼OLとして自転車操業中の著者が説く、敗北からの必笑(!)幸福指南。
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2015.11月
発売から作者の度重なるTwitterでの宣伝に根負け?し、購入。
カレー沢さんは漫画よりも、コラムを書くほうが向いてるのでは…
題材ひとつひとつ、それに対するコメントが秀逸で暗かった学生時代や日常の些細な出来事を思い出して頷くことばかり。
負け組、負け犬、人に対して劣等感が半端ないわたしのような卑屈な人間にはハマると思います。
マイナビニュースでの連載も更新を楽しみにしています。
でも作者は結婚もしてるし家も建ててるし、全然負けてないと思う。とは言わせてもらう。
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疲れて帰ってきた日でも、月曜の憂鬱な朝でも読める、気合のいらないコラム集。
136話もあるのですが、終わるのが寂しくてゆっくり読んでます。
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読了。星4にした。自虐しているが相当努力しているのだろうなと思った。本として出版されることは、やはり並大抵なことではないだろうなと感じた。
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週刊モーニングで「クレムリン」という猫漫画を連載していた、カレー沢薫のコラムをまとめたものです。負けるが勝ちという観点のコラムが多いのですが、いかに負けるかではなくこれまでいかに負けてきたか、が主旨であるように思います。負けてもいい、と堂々と宣言したのは画期的ですし、勇気づけられる人も多いでしょう。
正直な感想を言わせてもらえば、負けるほうがいいと言いつつ、本当は勝ちたいし、勝ち続けたいのだろうと思いました。でも勝ち続けるなんて無理、と諦めているというか、すべてを失ったときのために予防線を張っている印象です。会社勤めをしながら漫画を描き結婚もしていて、十分「勝っている」ように見えますが、失うことへの不安がそこかしこに現れている…と思うのはうがちすぎでしょうか。
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カレー沢先生のエッセイ。前評判どおりの傑作だ。カレー沢先生は落ち着いて考えると、結婚をし、クリエイティブな兼業をし、家を買い、かたりの勝ち組だ。にも関わらず、学生時代の怨嗟が凄まじい。現代の太宰的才覚かもしれない。
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7冊燃やして4冊家宝にします。
こつこつ希望と絶望の反復横跳びを重ねます。
カレー沢先生ありがとう。
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タイトルは自己啓発書ですが、中身はマジクソオモロでした。
やっぱり負けていくの大事。
負の気持ちを高めていきます。
カレー沢先生マジ天才。
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プロレタリアート猫ちゃんマンガ「クレムリン」でデビューした天才特殊マンガ家、カレー沢薫御大によるエッセイ集。
座右の銘が「勝ち組気取りは全員死ね、けど負け組気取りも全員死ね」の私であるが、負け組気取りではなく、自ら進んで負けていこうとする御大の生き方に触れるにつれ、自身の偏狭さを反省するという効用が得られた。
常にそばに置いておきたい一冊。
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「趣味は読書です。と言う奴は高確率で人に言えない趣味がある。」
自己啓発本ではない。コラム本だ。
著者にかかるしょうもない話が多いがそれが面白い。
めちゃくちゃ笑うというより、くすくす笑える作品だ。
気分転換に読むのに最適な本。
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ブス自虐ネタで全て引っ張るのかと思いきや、漫画、映画、その他諸々あっさりといいとこ突いて書かれてあり面白かった。カレー沢薫さんは本当は可愛らしい奥様なのではないかと思うのだか、どうなのだろう。
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図書館本。
2016年最後の読了がカレー沢薫というのはどうかとも思うが、読んでしまった物はしかたがない。
本当はブスの本懐を読みたかったのだが、図書館にはコッチの負ける技術しか置いてなかったのでまあしかたがない。
人間あきらめたり流されたりすることは大事である。
カレー沢薫のエッセイというかコラムというかはアチコチのWEB連載でチョコチョコ読んでいるので面白いのは知っている。
もちろんコレも面白かった。
しかしこの中でもブスに冷たい話はやはりかなり面白かったのでブスの本懐は読むべきであろう。
購入するか否か。
それが問題である。