図太くなることは生きること
2017/08/28 10:41
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぼちぼちいこか - この投稿者のレビュー一覧を見る
何度読み返しても、読んでいるうちに「ああ、これで良いのだ」と納得し、なんだか背中をゆっくりと、優しくさすってもらえているような気分になります。
一見古風で歴史を感じる「禅語」の視点と、現代の私たちの持つべき視点に、人間として生きる根源的な姿勢に何ら変わりはないことに気づかされる、そんな一冊です。
傷つきやすい人のためだけではなく、図太い人もそうでない人もゆったり読んでみる価値のある本です。
書中の言葉に、線を引きさらに書き留めておきたいと思う本。
自分のこころの位置がよくわかるようになります。そんな本です。
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
図太いというと無神経な感じでしたが、自分を守るために図太くなる、ということだと思いました。「図太い人はよく眠る」という言葉には笑ってしまいましたが、あまり眠れず体調を崩したことがあるのでとても参考になりました。
図太いと禅のアンマッチがいい
2024/10/14 20:50
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
図太いと禅というのがどうにもアンマッチのように思って読み始めたが、読んでいるうちに納得。
図太いは決して、厚かましいといか粗野なばかりではない。
飾らず、変に他人を意識したりしない。己のみを見つめる。
ちょっと図太くなりたいと思っていたような私ムキの一冊だ。
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投稿者:本好きリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会で辛いこと苦しいこと理不尽なことがあると、ついつい本の世界に逃げてしまう私ですが、この本を読んで何だかすっきりした気分になりました。
相手を蹴落としてまで強くなりたい訳ではなく、自分を高めたいと思った時に読むのがオススメです。
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聖職の人の本を読むたびに思うが、道徳とかの時間で坊さんの話を聞く日があってもいいと思う。
宗教教育ではなく、心の持ちようであったり、人とのかかわりであったり。
今の悩みは、昔の悩み。多くの賢人たちが言葉を残してくれている。
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結果に拘らない♪柔軟心で、どうにかなるさ(^_^)何かするのは楽しむためで怒るためではない(^_^;)孤独とは自由!!自由を愛する(^o^)自分が主人公となり時間を使いきる♪暮らしの贅肉を落とし豊かなシンプル生活を!!(^o^)人間として成長を続ける!!\(^o^)/
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禅を通して折れない心になる考え方を指南してくれる本。
良くある困る状況や辛い状況を取り上げ、どの様に考えればよいかを見開き2ページに分かりやすくまとめてあり、しかも実践できる様に平易な表現を使っていて、とても読みやすい。
簡単に実践できそうなものもあればそうでないものも多々ある様に感じた。
例えば、怒りを感じたらゆっくり深呼吸して、3回ありがとうと心の中でとなえると、スーッと怒りが消えていく。
引きずる様な思いはその場に置いてくる。置いてこれなかったら今に集中する。など。
毎日をスッキリと充実して過ごしたい方にオススメです。
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帯文:”「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれた禅僧が初めて教える、繊細な人が「わがまま」に生きる方法” ”仕事も、人間関係も、折れない。めげない。気にしない。” ”寝付きが悪い人のための「眠れる坐禅」付き!”
目次:第一章 ちょっと図太くなって,たくましく生きる、第二章 図太い人は,人間関係にも強い、第三章 図太い人は,気持ちの切り替えがうまい、第四章 怒りをため込まないで,図太く解消する、第五章 図太さを貫いたその先に
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普段「図太く」と聞くと、自分勝手な事をして他人に迷惑をかける無神経な人のようなイメージがあるが、
ここで書かれているのはそういう類の事ではない。
自分がこれを読んで感じた、図太いとは下記3点
1.自分と他人を比べない(他人と自分は違う事を認める=他人と比べても自分は何1つ変わらない)
2.敏感になるべきは長所、鈍感でいいのは短所
3.広い心をもつ(人のせいにしない、マイナスなイメージを持つ人と同じ土俵で戦わない、「でも」からはなにもはじまらない)
その他、怖いもの知らずの勢い、開きなおり、楽観的な思考が重要と説いている。
その反面損得勘定にこだわる事で心が窮屈なる事などついついしてしまう失敗についても書かれていて耳が痛いと思いつつ読んだ
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この本に書いていることも、そのなかのどれを自分は取り入れられるのか(あるいは取りいれないのか)、自分に無理なくできることはという視点から実践していくことが大切なのかなと思った。
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禅の思想、再勉強というか実生活に実装するために読んだ。それぞれ単語を知らなかったので、参考になっている。
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タイトルの通り、図太く生きる、強く生きるための禅思考の本。ものの捉え方を考える本。
<メモ>
・短所に目をつぶる図太さが、魅力を伸ばす
・体感を大事に。動くと何かが始まるという体幹をもたらし、動ける自分への変化につなげていく
体感したら誰でも行動力を発揮できる
・どんなところにいてもどのようなことに対しても自分が主体となって一所懸命にやれば、そこには本来の自分が現れる。
・大物と親しくなるには、ポジションではなく、プロセスに目を向ける
・闇雲な反省でなく、検証する。すべてをうまくいかなかったと捉えるべきではない
・心の中の自分と向き合えば、心は強く鍛えられる。
・二つの結界を決め、作れば安らかな眠りが訪れる。
結果は最寄駅の改札や玄関などを見立ててみる。
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繊細だったり共感力が強かったり優しかったり。
そういう人は、他人の気持ちや考えに影響され、生きづらさを感じるのではないかと思います。
本書でいう「図太い」とは人のことをおかまいなしに我儘を押し通すとか、人の気持ちをないがしろにするという意味ではありません。
むしろ繊細さや共感力や優しさを損なわず、人に影響されないある種の逞しさのような気がしました。
友人にすすめたところ、気持ちが楽になった!と言っていました。
友人は自分より他人の気持ちを優先する優しい人です。でもそのためか、最近は人間関係に疲れていました。
私自身はよくいえば繊細、神経が細かく心配性な気質のため、本書を読みました。
語り口が優しく、分かりやすい文章のためすっと心に入ってきて何度もうなずきながらあっという間に読了。
何度も読み返したい本です。
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図太さとはおおらかさ
傷つきやすさは繊細さ
他人と比較することなく自分自身を優しく見つめることの大切さを具体的なシチュエーションを織り交ぜ書かれている
読んで少しも悪い気がしないのは著者の人柄だろうか?
なんとなく自信が持てない人は読んでみたらよいと思う
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外国の方にも人気?の禅とは一体どんなものかしら、と思って読んでみました。
上手く言えませんが、こんな考えや行動を生活に取り込んでいけたらとてもいい気持ちになれそうだなと。。
ただ、図太くというのをキーワードにしていたのですが、図太くというとなんか少し表現がそぐわないような印象です。