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電子書籍
自分の生きづらさの正体が分かって良かった
2020/07/26 16:35
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投稿者:かっぱ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「(いくえみ陵先生は)非常に多作な作家だが,10作に1作くらいの割で『必ず読むべき作品』を繰り出してくる.その一つがこれ(『あなたのことはそれほど』)であり,他に挙げるなら『私がいてもいなくても』である」
「あなたのことはそれほど」のレビューでこう書かれている方がいらして,そこまで仰るならと思って買いました.
読んで良かったです.
出版当時1巻だけ読んだのですが,その時は主人公の心情に共鳴しすぎて辛くてそれ以上読めなかった.
大人になってから読んで,主人公の無気力と機能不全家族との関係が分かって,ますます自分を重ねて読んでしまうけど辛い気持ちの正体が分かって良かった.
親がきょうだいの一方を溺愛・他方を嫌悪または無視するというプロットは萩尾望都著「イグアナの娘」に通じるが,「イグアナの娘」がそこから出発しているのと異なり,本作は当事者目線で「自分でも理由が分からないが生きづらい」から物語が始まっているところがいい描き方だと思う.
そして,最後には救いがあるのがいい.
正体不明の生きづらさに苦しんできた貴方へ,考察と対策の一案になれば.
電子書籍
ないものねだりの横恋慕
2017/05/27 21:38
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投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
いくえみ作品を読んでいて、いよいよ分かってきたのが
「ないものねだり」と「横恋慕」の多さ。
満たされない自分から目を逸らして、手に入らないものに憧れる…みたいな。
今回は…19才で将来のアテもない女の子が、漫画家として成功した高校の同級生に嫉妬して…? その彼氏のことを好きになってしまう、ような雰囲気でした。
母親には愛されない、彼氏には浮気をされる…こういう時に自分のやりたいことが分からないと、揺らいでしまう年頃感が伝わってきました。はやく続きが読みたい!!
紙の本
悩み多し女性の為の一冊。
2002/04/08 01:02
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投稿者:にゃたこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『うーん、タイトルからして重そう…。』と思った通りの内容です。主人公の安倍晶子(19)フリーターが、親、恋人そして友達と交わるうちに、『自分の存在とは?』、『自分の意味とは?』と悩みもがく姿がうまく表現されています。さすが、いくえみ氏! と圧巻。悩み多き女性にはオススメの一冊です。
電子書籍
絵もきれいだし話もうまいし。。。
2018/07/25 21:01
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投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵もきれいだし話もうまいし。。。でもシリアスすぎてそう好きな作家でもないんだなあ。
高校出てフリーターをやっていてバイトもうまくいかないし、母親との関係もカレとの関係も。。。やりたいこともないし。。。やりたいこともないし自分で自分の中途半端さにうんざりしているような若い女の子が高校の時のクラスメイトでマンガ家として成功している彼女のところでバイトする話。
電子書籍
人物の内面の書き方がうまい
2017/05/31 11:12
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投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場する人物誰のことも好きになれないけれど、読ませる話です。どうして友人の彼氏を気にしてしまうのだろう、そこが嫌。
電子書籍
モラトリアム
2017/04/20 11:57
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
何も目標が無くぼーっと生きてる女の子の物語。
なんかこう斜に構えた感じとか、当時はすごく共感しました。
でも何度も読み返したいタイプの作品ではなかったです。
紙の本
少女まんがにおけるリアルへの挑戦
2002/05/12 21:41
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投稿者:いくみっく - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ連載中なのに書評を書くのは非常にためらわれたのだが
一緒に2巻を待つ仲間を作りたくて思わず書く。
初期のいくえみ綾作品と読み比べると、この作品は非常にリアルである。
とくに「POPS」あたりと比べると。
主人公は、そこらへんにいる女の子である。
必要とされていない実感の中を、認められたいという切実な願いを心に、
それに反して現実的な目標のない自分をもてあましながら、ぐるぐる歩いているような物語だ。
ここまで読んでいただいておわかりだろうが
上記の説明にあてはまる人間は今の日本におそろしいほどいる。
存在だけがリアルなのではない。
セリフにしても起こることにしても
「こんなのねーよ!」って部分は一つもない(今のところは)。
そこら辺にいるからこそのリアルなのだが、ふつう少女まんがとしては薄っぺらになってしまったりする。
しかしそこはいくえみ綾の敏腕ぶりで、うまく物語を進めてくれる。
キーポイントになっていくのであろうものがはっきり見えているので
物語にぐいぐいひきこまれていく。
書評に希望を書くのも変な話だが
私はこのリアルを絶賛しているのではない。
リアルなんぞを知りたいのではない。
リアルに描ききるだけで終らせないでほしい。
リアルと夢の駆け引きをいかにもりこんでくれるか楽しみなのだ。
終着点がわからないので、テーマ云々には触れないことにするが、
少女まんがの夢物語を愛しきれない人にはぜひ読んで欲しい。
また少女まんがのリアルなんて大したもんじゃないだろうと思っている人にはぜひ読んで欲しい。
そして2巻発売を一緒に待とう!
電子書籍
居場所
2017/05/29 14:53
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投稿者:ぺろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
晶子は漫画家になった友達と数年ぶりに再会し、漫画家の仕事を手伝うことに・・・。家には居づらいため彼氏のところに行くのですが彼氏は女にだらしなく・・・。成功している友達、彼氏とはうまくいかない、母親は兄のことばかり気にかけて自分の居場所のない晶子。少し気分が暗くなってしまいましたが、この先主人公にいいことがあれば・・・と思いました。
電子書籍
感想
2017/06/02 20:37
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投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
大半の人がしょうこちゃんみたいに
何か取り立てた目標があるわけでもなく生きていると思います。才能羨むのは仕方ない。