2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジン - この投稿者のレビュー一覧を見る
で借りて、これはすごいと思って購入しました。生物の始まりから、鉄が関与して進化してきた話は説得力がありました。現在の人間も、鉄なしには生きていけない。
特に女性は、鉄不足になりやすい等、参考になることはたくさんあります。
多少同意する部分はある。
2017/07/27 13:26
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:weruboy - この投稿者のレビュー一覧を見る
しかし、まるで鉄分不足が原因である。という根拠が薄い気がする。そして、今流行りの低糖質というワード。糖質過多とは、およそ何グラム以上の事を指すのか?おまけにツッコミいれると、低糖質の定義が書かれていない。読者が誤解しないか?本に掲載されている事例は、食事の栄養バランスを良くしただけの話じゃないか?でも、栄養バランスの大切さは伝わります。
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
こういった健康系の読み物としては興味深く読めたのですが、じゃあ実際に効果があるのか? と考えると微妙ですね……
投稿元:
レビューを見る
フェリチン 内部に鉄を蓄えることができる蛋白
ヘモグロビンが正常でもフェリチンが低下していれば、鉄の貯金が減っていることになり、鉄不足の症状が出ます
ヘモグロビン正常 フェリチン低下 潜在性鉄欠乏症
普段使うお金をヘモグロビン、貯金分をフェリチン
欧米を中心とした50カ国以上 小麦粉にあらかじめ鉄が添加されている 1940年代鉄欠乏性貧血が多く発症していた
赤血球の合成以外の鉄の役割
神経伝達物質であるセロトニン、ドーパミン作成の際の補因子
有毒の活性酸素から身を守るスカベンジャーであるカタラーゼには鉄が必須
ミトコンドリア膜にある電子伝達系には鉄が必須
フェリチン30以下MCV 90fm以下は顕著な鉄不足
フェリチンは月5-10ペースで上昇
フェリチンが極端に低すぎる場合には、はじめは鉄剤も抗うつ薬も効きにくい
フェロケル キレート鉄のサプリメント 鉄イオンをアミノ酸(グリシン2分子)が取り囲んでいる。ムカムカして飲めないということはない
フェリチン 10以下は鉄剤+フェロケル
子どもの場合はフェリチンは1ヶ月で10前後上昇するため、鉄剤の投与の目安は6ヶ月前後
清涼飲料水は飲まない、なるべくおかずを先に食べ、ご飯は後にする
ご飯のおかわりはなるべくやめて、おかずのおかわりをしよう
初診時に鉄が低い場合、鉄剤を投与し3ヶ月後に再検査 月経がない場合つき10フェリチンが上昇
25-50歳の場合は月5も上昇すればよいほう
あとは半年おき
目標はフェリチン100
ビタミンCを同時に摂取すると、鉄の吸収率は上がる
健康の人の体の中 鉄3-4g 2/3 ヘモグロビンと結合した状態のヘム鉄 残りの1/3 フェリチンなどの貯蔵鉄
食事中の鉄は三価鉄 多くは消化管で還元されて二価鉄となり 十二指腸から吸収されて、毛細血管に入り、そこでトランスフェリンというタンパク質と結合。トランスフェリンは血液中で鉄を運ぶためのタンパク質
一部の鉄はトランスフェリンに運ばれて赤芽球に取り込まれる
残りの鉄は肝臓や脾臓に運ばれて、フェリチンとして蓄えられる
鉄は反応性が高いので、二価鉄や三価鉄といった遊離イオンの状態では放置されていません。多くはトランスフェリンと結合
遊離鉄イオンそのものには毒性があるが、タンパク質と結合していれば毒性はない
鉄の過剰 遊離した鉄イオンの過剰とタンパク質と結合したフェリチンの異常高値にわけられる
フェジンの静注はタンパク質の結合していない遊離した鉄イオンをそのまま血中に投与
遊離鉄イオンが過剰になると、酸素と反応してフェントン反応を引き起こす ヒドロキシラジカル 猛毒
鉄剤の経口投与による遊離鉄イオンの過剰は理論的にはありえない。
欧米ではフェリチンが100以下が鉄不足の診断
三価鉄は二価鉄に比べて水への溶解度が格段に小さいため、沈殿する
電子の受け渡しサイクルは、無限に繰り返すこ��が可能 酸素を運んで二酸化炭素を回収するという呼吸に役立つ
鉄がユニークなのは、鉄の原子価が二価でも三価でも、化合物はほとんど同じ立体構造をとうことです。
女性の糖質制限がうまくいかないことが多い理由 鉄蛋白が足りない
食品に多く含まれる鉄には、肉や魚介などの動物蛋白に含まれるヘム鉄と、野菜や穀類に含まれる非ヘム鉄がある
ヘム鉄は、肉魚などの動物性食品に含まれ、なかでもレバー、牛肉、カツオやマグロといった赤身の魚などに多く含まれています
非ヘム鉄は、ほうれん草や小松菜などの野菜、穀類、プルーンなどの果物、ひじきなどに含まれている
植物性の非ヘム鉄の吸収率は1-5%、動物性のヘム鉄の吸収率は10-20%
現代の質的な栄養失調 糖質過多+タンパク不足+ミネラル不足+
エネルギー代謝
解糖系(嫌気性解糖) グルコース一分子からATP2個
好気性代謝 ミトコンドリアにおけるクエン酸回路+電子伝達系
解糖系によって得られたピルビン酸は、ミトコンドリアに入り、アセチルCoAという化合物となりクエン酸回路に入る
ピルビン酸がアセチルCoAに代わるときに必要な補酵素が ビタミンB1、B2,ナイアシン(B3)、パントテン酸(B5)
クエン酸回路が一回転でATP2つ
電子伝達系 酸素を使う好気性代謝 鉄が必要 クエン酸回路と電子伝達系でATPが36個
脂肪酸からアセチルCoAが作られ、ミトコンドリアのクエン酸回路に入る
炭素数が16のパルミチン酸の場合、クエン酸回路+電子伝達系でATP129個できる
グルコースが枯渇していると、肝臓では脂肪酸からできたアセチルCoAの一部はケトン体の合成にまわる
糖質過多の場合、ピルビン酸をアセチルCoAにする際に必要なビタミンB群が不足で変換できない ATPができない
糖質過剰になり、ビタミン類が不足すると、クエン酸回路以降が回らなくなるため、代謝が嫌気性解糖に傾き、加速度的にATP不足になる
ビタミン不足や鉄不足などがあってATP不足になると、効率は悪くても何とか解糖系(嫌気性解糖)のほうだけでも回そうとしますから、甘いものがやめられなくなります。
鉄はほぼすべての生物に必須な元素ですが、とくにミトコンドリアの働きを活性化するためには不可欠です
ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体 ピルビン酸をアセチルCoAにかえる3つの酵素の複合体 このかたちは」ひとにより異なる
確率的親和力 親和力の低い人にはビタミンB1
ビタミンB1 ビタミンB50コンプレックス、ベンフォチアミン
投稿元:
レビューを見る
いま読むなら『すべての不調は自分で治せる』
のほうが、症例も新しく、
タンパク質をとるのに補助でプロテインも
推奨されていてよい。
この本だとまだ、
ではどうやって鉄不足を解消するのか
部分が弱い気がする。
投稿元:
レビューを見る
日本人は鉄不足だから、不機嫌で精神を病んでるんだと思う。いずれにせよ、質的栄養不足や、栄養補給で精神病治療にも有効というのは素晴らしい。医者は栄養学勉強してない。ダメだろ、それ。まず質的栄養を満たせば薬も減るだろう。タンパク質と鉄。カロリー制限は糖質のみ。動物性油はgood。
投稿元:
レビューを見る
自分は30歳代半ばですが、明らかに20代と比べて疲れやすくなっています。
その理由の一つが、本書を読んで、氷解しました。
「自律神経も筋肉と同じように発揮できるパワーの上限は決まっている。
そして、年齢と共に低下していく」
残酷なことです。
自律神経のパワーは、年齢と共に落ちていく。。。
上がることはなく、下がり方を小さくすることはできる。。。
自律神経のパワーは、20代の比べてれば30代は2割ほど落ちます。
40代になれば半分ほどになり、50代になれば40%ほどになります。
これは、筋肉の落ち方よりも高い。
こういう数字を見るだけでも、客観的に、
今の疲れがわかります(ちょっと気が楽になりました)。
つまり、20代と同じ疲れなら、
30代では1.26倍(約30%増し)→10代比較で1.55倍
40代では1.87倍(約90%増し)→ 2.3倍
50代では2.6倍(約270%増し)→ 3.2倍
ということになります。
通りで、以前よりも疲れるわけです。
自律神経のパワーが年齢と共に落ちるからです。
つまり、カラダのあらゆる器官の能力が年齢と共に落ちるわけです。
客観的な数字で把握すると、かなり納得できました。
30代の自分なら、何かやっても、
20代の1.3倍疲れやすい。
ということは、
①やることを、以前よりも少なくする(重要なことを優先してやる)。
②それか知恵と知識を使い効率化をはかり7割ぐらいの力で、できるようにする。
この方法が、合理的な妥当策かなと、、、(とは、言っても、そうは言ってられませんが、、、)
一番いけないのは、無理をすることでしょう。
疲れは、個人のやる気、云々で、どうすることもできません。
自律神経というのは、カラダの全てのシステムをつかさどる総体です。
10代にも、20代にも、もう絶対戻ることはできません。
疲労基準を、過去に戻すことはできません。
出来ることは、2点です。
①脳に負担をかけ過ぎない
②休む
これ、今の、日本社会で本当に可能でしょうか?
頑張ることを当たり前で、成果を出すのが、
必須の社会になっていますが、その代償は、確実に脳疲労です。
つまり、自律神経の活動量の限界を超えて、フルに頑張っている状態が、
恒常化しています。
すみません、脳疲労が半端ないので、
しばらく休みますと言えば、みんな、脳疲労だから、
我慢しろ、で終わりです。
というか、言った時点で終了でしょう。
現実的には、仕事の効率化は、
徹底的に考えて、実行することが得策でしょうけど、
それには、周囲とのコンセンサスが必須になると思います。
また、組織のトップが、率先して、脳疲労を軽減する各種対策を、
構じる必要があるでしょう。
投稿元:
レビューを見る
題名により「うつ」の印象が強まっているので、私には関係ない、と言って手に取らない方が多いのではないかと思われるが、すべての女性、そして医者はもちろんトレーナーなど人の健康に携わる全ての人に一度は読んで頂きたい本である。
というのも、本書は「うつ」の改善をもとに「分子栄養学」の重要性を明らかにし、また現状の医学業界・人々の健康に関する認識の問題を的確に指摘しているからだ。
本書を読むことで、必ずやあなたの健康認識は変化し、健康を維持しつつ今後の「長寿の時代」を迎えられることであろう。
投稿元:
レビューを見る
うつやパニックなどの精神疾患は鉄不足が原因である、という話を分子栄養学的観点に基づき数多の実例と共に主張していく本。
それはいい。実際実例が縷々綴られているのを見るとこれは一理あるかもなと思わされた。が、ひとつの章(第5章)を丸々使って「医学部はダメだ、自分で考えることをしない医師たちを量産している」「最新の科学、真実は一般書にこそ書かれる。エビデンスエビデンスとうるさい論文ではダメ」「論文を書いてもエビデンスに固執する査読者にリジェクトを食らうので時間の無駄と思いやめた」など延々と医学界へのヘイトを書き散らすのはちょっと……。そもそも歴史学もどきの「学会の論文ではダメ、一般書にこそ真実がある」系の言説にうんざりしている身なのでかなりこたえた。
この本は第5章のみならず全体的に「真実に気づくことができた私と、真実を認めようとしない権威者」という誇りと怒りがにじみ出ており、正直疲れる。言っていることは正しいかもしれないのだが、読んでいて気持ちのいいものではなかった。
投稿元:
レビューを見る
筆者は、心療内科の医師。印象に残ったのは、①タンパク質+鉄の摂取で、うつ・パニック障害がよくなる②若い女性の献血は、問題が多い③鉄不足にサプリも有効④子供の鉄不足のためにはお菓子、ジュースをやめる。糖質を減らし、動物性たんぱくしつ、動物性脂肪をとる⑤オメガ6系の植物性油はできるだけ蹴らし、炒め物はバター、ラードを使う⑥鉄の吸収を高めるには、ビタミンCととる。お茶やコーヒーとの摂取はさける⑦医学教育では、栄養学や食事指導がないことが問題。製薬メーカーのいいなり。女性は、積極的に鉄分を摂取すべきだと感じた。
投稿元:
レビューを見る
☆産後ママ、これ読んでみて〜!!
頭痛持ちで、通院している整体の先生に勧められて購入しました。3人の子供を出産しましたが、その都度起こっていた産前産後のイライラは、ホルモンが原因だとばかり思っていました。今考えると鉄不足も大きな要因だったと思います。
分子栄養学について、初学の方にもわかりやすく解説されており、深く納得できました。
2ヶ月程前から鉄サプリを購入し、飲み始めたところ、月1サイクルでだるくなり、寝込む事がなくなりました。生理通も緩和、鎮痛薬不要になりました。
女性必読、不定愁訴に悩んでいる方にも勧めたい1冊です。
投稿元:
レビューを見る
貧血になりやすいので体質改善に役立った。
フェリチン100以下は鉄不足、30以下は重篤な鉄不足。40以下では流産の危険がある。
1、高タンパク・低糖質食の徹底。
2、鉄剤の吸収を高めるビタミンCを併用。ナイアシン。マグネシウム(ぬちま〜す)。
3、鉄剤を、お茶やコーヒーと一緒に飲んでいないかを再確認(タンニンは鉄剤に吸着して体内への吸収を阻害する)
4、キレート鉄フェロケル(now アイアン)の併用。へム鉄は効果が乏しいので、勧めない。
5、これらの策で解決しない場合は、婦人科治療を依頼。
投稿元:
レビューを見る
数年ぶりにパニック発作が出たので読みました。これ読んでから鉄分のサプリ飲むようになりましたが、しばらくしてまた飲まなくなってしまった。けど割と元気かも。。
投稿元:
レビューを見る
糖質制限、鉄分やビタミンの摂取が大事なのはわかっちゃいるけど、いつもできないので読んでみた。
著書の中で、現代は食料の量は溢れてるけど質は取れていない。これは情報など何にでも言える、自分にとって必要なものを選別する能力や、取捨選択の必要性を考えさせられた一冊でした。わたしはそう思う!
投稿元:
レビューを見る
ヘモグロビン:財布の中のお金
フェリチン:預金額
健康診断だとフェリチンとかないからな。
目安が書いてあるのがありがたい。
今どれくらいあるんだろう。
知りたい。