紙の本
曲をこんなふうに使っていいのだろうか…(汗)
2017/10/30 17:11
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投稿者:バニー - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯に「著者史上最狂・最悪のどんでん返し」と書いてあったので、どれほどのものかと恐る恐る読み始めたが、それほどでもなかったような。
これより「魔女は甦る」のほうがヒドかった。
話の筋も大体読めて、思った通りの結末だった。
でも個人的にはそれほど嫌いじゃなかったかな。
了衛もしょうがない奴だったけど、村人もヒドかったよ。
電子書籍
好みの問題かな
2017/10/06 18:41
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投稿者:マコト - この投稿者のレビュー一覧を見る
途中まではただまどろっこしいだけだった。物語がどこへ向かっているのか、というよりも、ただただ過疎地の閉鎖性ばかりが目立って、久し振りに途中で読むことを止めるのが惜しくない本だった。
最後のシーンも唐突すぎて、納得するよりも置いてきぼりにされた感じ。
紙の本
全く驚かない結末
2017/11/04 11:46
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投稿者:AKR1703 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公がダメすぎて、感情移入できない。何して生活するつもりで帰ってきたの?地区の住人よりよっぽど変。追い詰められても「ああ、そう」という感じ。どんでん返しというが、予想通り。最後の部分も怖がらせるつもりかもしれないが、不要だと思う。
紙の本
田舎暮らし
2017/11/11 18:26
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
父の葬儀を期に実家に帰った男が田舎の慣習や住人とのゴタゴタに巻き込まれ追い込まれて行きます。
過疎地ならではの閉塞感に読者も息苦しくなり、主人公の精神状態に引き込まれます。
話の流れとか真犯人とか予測は付くけど。
最後、魔女は甦ったーってニンマリした。
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積読になってたの、読みました。途中から怪しい人物にはだいたい予想ついちゃった。終盤ではカエル男を彷彿させる物語。でも、ちょっとちぐはぐっていうか、無理矢理っぽかったかなぁ。色んな事が連鎖して心が壊れてしまうことは怖いことだなぁと思う。でも珍しく大好きな中山さんの作品だけど今回はいまいち入りきれなかったなぁ。残虐性だけが浮いてしまっている感じ。残念。宮條刑事が出てきたあたりであのお話しも繋がるのかな?っと思ったら、やっぱり!でも、なんだかんだと言ってもこれからも中山さんの作品は変わらず楽しみです。
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一言で言うと、タイトルに騙された。
基本的にあまりあらすじに目を通して、読むことはないので、結構なところまで音楽を通じた町おこしの話だと思っていた。しかし、かなりの意味で裏切られた。
父親の死をきっかけに、勤めていた外資系金融機関もリストラされた39歳の了衛は東京都内にある過疎の進む村に戻った。そこで何とか村人たちと距離を縮めるために、いろいろな手を考える了衛。村人たちの頑なな態度に意地になる了衛の考え方が、まず受け入れられない。
そこまでして、何故村人に取り入らなければならないのか?ま、ラストに向けての伏線なのだろうけど…
中山作品には珍しく、早い段階で先が読めてしまったのも残念だし、不快感しか残らない作品だった。
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自分が田舎に越してきたとき感じた気持ちで了衛の気持ちもわかるし、地元の住民のきもちもわかる。だけど、最後は怖くてホラーだった。
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中山さんは大好きな作家の一人。
・・・うーーん。この作品はちょっと期待はずれと言うか軽いというか、
個人的には残念なお話でした。次に期待!
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39歳、独身。リストラされ、都会で行き場を無くした主人公・溝端了衛。故郷の東京都西多摩郡依田村竜川地区に帰って来たところから話が始まる。回りは年寄りばかり。それでも地区の輪の中に入ろうと試行錯誤するも空回り。逆にみんなから疎まれ、よろしくない精神状態に陥り、大変なことを引き起こす。追いこまれた人間の悲しい末路。ただ、ラストは予想出来てしまったのが残念。
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津山三十人殺しなんですかねえ。中山氏にしては筋が荒っぽいのとグロ過ぎるので単純に面白く無かったです。
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冒頭でどの事件がモチーフかすぐ分かりました。中山さんの、この系統はしばらく追いかけないことにします。何がもやもやするのか分かった気がするから。感想じゃなくて申し訳ない。
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金も仕事も住処も失った“元エリート" 溝端了衛。
父亡き後に戻った故郷は、7世帯9人の限界集落。
携帯の電波は圏外。
住民は曲者ぞろい。
地域に溶け込もうと奮闘する了衛・・・の故郷再生物語かー?と思って読んでたら大間違い!www
いやー、さすが中山さん。やってくれますねーw
読後感サイアクwww
人はこうやって壊れていくのかなーと思うと、めっさコワイ。
ホント「ワルツ」と名のつくタイトルは危険ですわーww
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中山さんの作品にしては珍しくハズレでした。
お得意のどんでん返しもわかりやすかったし、読んでいてただただ不快でした。村人はもちろん主人公の気持ちも全く理解できなかったです。
貴志祐介さんの悪の教典を思い出しましたが、この作品は元々普通の人が闇に落ちていく分ある意味リアリティーがあって、だからこそ余計に不快だったのかもしれません。
最初からずっと嫌悪感が付きまとっていて、読後感も最悪。こういうテイストが好きな方にはもってこいなのでしょうが、私には合いませんでした。
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閉鎖的で排他的な過疎集落に戻らざるを得なくなった都会人の悲劇を描いたサスペンス。つくづくこういう田舎って、嫌で怖い印象です。もちろん実際はそんなところばかりではないでしょうが。こういうのもありそうで……しかしこれはあまりに極端。読んでいてどんどん嫌な気分が加速してきます。こんな状況に置かれたら、気が狂いそう。
まさしく最低最悪の読み心地の作品でした。結末の予想もついたのだけれど、「美しき青きドナウ」の調べに乗った惨劇に突き進む物語をぐいぐい読ませる力にも抗えませんでした。こういうの嫌いな人には駄目でしょうけどね。こんなタイトルにしちゃってるところも、突き抜けた印象があってある意味爽快感があるかも。
途中で登場したあの人の存在が気になっていたのですが。うーむ、まさかそういうことだったとは。意外なところにも余波を広げているんだなあれは。
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悪意に満ちた限界集落での余所者に対する村八分からおこっった猟奇殺人事件かと思ったら、最後に宮條刑事が出てきたではないか、ということは麻薬事件?ひょっとしてこれは「魔女は甦る」からの流れ、とある化学薬品会社から漏れ出して分解されにくいという例の薬剤の犠牲者ってこと。これだからこの作者の作品は油断が出来ない、全作品を読まないと完全には楽しめないということか。