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軽く読めるけど意外と楽しい。イラストも図鑑データもある本。
2018/09/05 12:25
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投稿者:銀雪 - この投稿者のレビュー一覧を見る
先月、本屋で見かけて気になっていた本。hontoキャンペーンで安くなっていたときに購入。
すごく面白かった! 人生相談も生物の話も好きな私にはドンピシャな本。
ゆるめの回答そのものだけでなく、イラストもとても良かった。こういう一コマ漫画というか風刺画というかピクトグラムというかイメージイラストがそもそも好み。絵柄にも和んだ。
恋愛系の悩みは、『人はなぜ不倫をするのか』という本を彷彿とさせた。
最後には、登場したいきものたちの図鑑が載っているのもいい。
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こんな本も
2019/04/26 15:55
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
出ているのですね!
生きもの達による悩み相談室があったら結構通ってしまいそうw
本書でも、本当に励まされ頑張れそうな気がしてきた!
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上司から借りた本。
ためになる、というよりは別の考え方を知れるというか。動物の習性を知れるのも面白いけど、文章がかなりいい。
プレゼントとかにもいいんじゃないかな。
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ニンゲン、生きてれば大抵悩みが出てくる。
ひとりでウンウン唸っていても苦しいだけ。
他人に相談してもピントのずれた答えが返ってきたり、そもそも相談する相手もいなかったりして。
それならいっそニンゲン以外...他の動物に相談してみませんか?
かれらは同じ地球上で一緒にサヴァイブしてきた仲間逹。
私たちニンゲン=ホモ・サピエンスより長く繁栄してきた先輩逹も大勢いる。
かれらの生き方からヒントを得て、学べば、もしかしたら負のスパイラルから抜けられるかも...。
本書は悩み別にまとめられている。
『生活のお悩み』『家族のお悩み『仕事のお悩み』『恋愛のお悩み』『学校のお悩み』
回答者はイエネコやニホンアマガエルなどの身近な動物からハシビロコウやハゲウアカリなどの動物園でしかお目にかかれないような動物まで、多種多様な面々。
ユーモアとちょびっとの皮肉をまぶしながらも、あたたかで動物愛(ニンゲン含む)に満ちたお答えとかわいくほのぼのしたイラストに癒される。
そして少し身の引き締まる思い。
当たり前だけど、どこの動物の世界もタイヘンだ。
その中で笑っちゃうほどしたたかに生きている動物逹。
悩み解決のヒントというより、‘人間界’という狭い世界の外に目を向けさせてくれるのがありがたい。
あと、他の動物逹の方が‘人間的’だったりする場合もあるのも面白い。
最後は‘答えてくれた’動物逹の写真がずらり。
絶滅危惧種もいてちょっと切なくなる。
どの動物の姿もユニークで美しい。
ヒットした『ざんねんないきもの』シリーズが好きな人は好きかもしれない。
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書評サイト「ALL REVIEWS」のツイート見て思わず手にとった、まさに書評の力本。イイですよね、この一文!→「回答者、全員動物。迷っているヒマなんてない、今を生きろ!と檄が飛ぶ」(平松 洋子さん)
実際に読んだら、ありがちなことだけど、書評に負けてたかな。ただ回答は平松さんの書評のように厳しくはなくて、人間誰もが持つ普遍的で意外と深刻な悩みを優しく聞いてくれる動物の温かさにほっこりするし、励まされる。これは監修の今泉忠明先生と文章の小林百合子さんの人柄なんだろう、小幡彩貴さんのイラストもすごいなごむ。いきものたちの人生相談を読んでから巻末のいきもの図鑑部分の写真を見ると相談相手として頼もしく感じられる。
特に好きな回答はカピバラ、トラ、ニホンアマガエル、カワセミ、アオウミウシ、オオサイチョウ、です。
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人間の人生相談に、いろいろな動物たちが答えてくれます。
面白いです。
意外と真面目というか、参考になりそうな回答も多くてびっくり。
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目新しい言葉はどの答えにもないけれど
動物の行動や生態に関係しているところに
説得力を感じました。
後半の動物のページの写真が とてもいいです。
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人が参考にすべき生き物の生態?/厳冬を乗り切るため忘れるほど蓄えるリス/群れのリーダーは年老いたメスというアフリカ象/禿げをチャーミングポイントにするアハゲウアカリ/食べたら動くという習慣を身につけているオオアリクリ/極度の心配性のドングリキツツキ/年に2~3度は引っ越しするホンヤドカリ/DNAの違いが1%というヒト科のオランウータンは樹上でベッドを作って安眠/北国でエコ・エコノミーな節約生活を送るエゾモモンガ/ハイイロオオカミには母を助けるヘルパーが居る/夫婦の絆を確かめるオオハクチョウは共同作業を怠らない/雄が出産するタツノオトシゴ/巣立ちを少しずつ促す子育て上手のツバメ/ツキノワグマは2年掛けて美味しいものを子に教え込む/2ヶ月間飲まず食わずで-60℃の中、孵化を促すコウテイペンギンの雄/妻子の顔を見ずに餌を運び続けるオオサイチョウの雄/餌取り躾け上手のチーターの雌/母が食べていたユーカリしか食べられないコアラ/子育て中は森の中で生活して2~3カ月海へ通うフィヨルドランドペンギン/サソリと闘って食ってみせるミーアキャットの親/育児を多くの大人が分担するオオフラミンゴ/ゴリラの雄に必要なのは包容力/順番に休むクロオオアリ/肺魚を獲るためじっとしているハシビロコウ/アオウミウシは殻を捨てたが武器がないと生きていけない/ライオンの社会は女社会で年長のメスがリーダー/ニワトリは個体数が増えると序列を作って上位が下位を虐め出す/ブチハイエナはサバンナの悪役だが協力が集団繁栄の秘訣/カクレクマノミとイソギンチャクはギブアンドテイクの関係/ズキンアザラシは引き際の美学を持っている/イエネコは転位行動でストレスを発散する/ハクセンシオマネキの無用の長物である大きなはさみはメスへのアピール/仲直り上手であるチンパンジー/カワセミは雌に食べやすい形で餌を与える/ニホンアマガエルは大きな声で啼く雄の近くでメスを拾うちゃっかりした雄が居る/モズは可愛らしく見えるが早贄は恐ろしいでしょ/経験豊富な雄がモテるニホンジカ/オオニワシドリは趣味の合う雌雄がカップルになる/チョウチンアンコウの雄は体長が雌の1/10で寄生して子孫を残す/オオミノガの雌は蓑の先から頭だけを出してフェロモンを放出し雄を引き寄せ子孫を残す/トラは狩りが下手で失敗すると寝て体力回復を図る/カピバラはピューマに襲われると一目散で水の中に逃げる/クロザルは表情豊のコミュニケーション上手/流されないように昆布を体に巻き付けるラッコ/ザトウクジラはスクールで餌の採り方を覚える/仲間と一緒に敵を撃退するジャコウウシ/どうせ長くない人生ならと目立つことのメリットを選択したインドクジャク/飛ぶのは苦手だが魚を捕るのが上手なニシツノメドリ/…山と渓谷社から出た動物生態学の豆知識だが、動物から人間が学ぶところは多くないでしょ!
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日常のちょっとした悩みを動物たちのアドバイスによって肩肘張らずに受け止める手助けをする本。学校、職場、恋愛など誰もが抱いている、でもなかなか答えを出せないような胸のつかえを、動物たちの生態とから見てさながら動物たちから優しくほっこりヒントをもらうような作り。それぞれの悩みごとにそれに対応した生態を持つ動物の簡単なプロフィールとアドバイスコメントがあり、動物の豆知識も入手しながら、悩みとも向き合える構成。巻末にはより詳しい登場動物のデータもあり。寝る前に少しずつ読むと気持ちが軽くなるかも
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人間の悩みごとに動物が答えてくれるという一風変わった相談室。
動物の生態を知れるのも面白いし、回答も鋭い。
「動物になぞらえてこんな回答が書けるなんてすごい!」と思ったら、話題になっていた「ざんねんな生いきもの事典」の著者でした。
サスガ動物学者!
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人間の悩みを動物たちが回答。
視点を変えるとこんなにもシンプルに答えが見つかるものなのか!と思った。
人間的模範回答ではなく、時には変だったり、動物は出来るかもしれないけど…というものも。でも、そこに面白さがあって気づきがあると思う。
こういう考え方もアリだな、と頭を柔らかくして読むのが良し☆
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誰しも一度は、もったことのありそうな悩みを、生き物たちが自分の生態から解決してくれる。すっきり、そしてクスッと笑える一冊。この本を読み終えた時、きっと動物博士になっている。
(さわ)
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★3.5
色んな人が長い人生の過程で様々な悩みにぶちあたる。動物たちからのアドバイス(動物の生態からの知恵)は、シンプルで、かつ、弱肉強食を生きるエネルギーにも満ちている。
どんな世代の人にも読んでもらいたくなるような。
そして人生の所々で困ったときに開いて見てほしくなるような一冊。
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人間が持つよくある悩みを、動物の生態や習性を通して解決していくという、一石二鳥な本です。くすっと笑える内容から、爆笑した内容まであり、思わず誰かに聞いてほしくなります。
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人間の悩みに対して、さまざまな動物たちが各々の生態になぞらえて「まあ、なんとかなるさ、頑張って」と程よいヒントをくれる一冊。30分くらいあれば読めるので、動物好きな方、ちょっと元気が欲しい方、両方ですわという方、読んでみてください。