若葉の戀 みんなのレビュー

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投稿者：はな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

好き過ぎてイヤミな態度をとってしまうって、小学生か！と思いながら、にやけてしまう。脳内で鳴り響くクラシックとか、狂気まじりの告白とか、楽しめました。

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投稿者：KIKI　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

パブリックスクールなど寮生活萌えのかたにはオススメです。攻めがツン過ぎて大丈夫かこれ？って思いましたが、後半のデレがすごくてツボりましたw。不器用なだけで、でもまっすぐ盲目的に受けを好きな感じがたまりません。受けもそんな攻めを大きく見守りながら、でもちゃんと言うことは伝えるみたいな、モジモジタイプじゃないのもストーリーが明るくなって良かったです。

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投稿者：A　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

旧制高校が舞台。美人無自覚で鈍感な主人公と、寮の同じ部屋の偏屈一匹狼の2人のお話。
旧制高校が舞台ということで、ドイツ語の言い回しや習慣など描かれていて独特の世界を楽しめました。
前半は主人公視点で2人が両想いを確かめるまで、後半は相手視点で物語を頭からなぞりその後の2人まで。
後半で攻め側の心の内が分かるのですが、素直じゃないにも程がある…！笑
でも主人公のことをとにかく好きなことは分かるので、これはこれで読めてよかったです笑
後書きで、時代的にはこの後戦争だったりが始まっていくということだったので、2人はこのまま幸せな学生生活を続けて欲しいと思いました。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「昭和初期のバンカラな青春群像」物語（あとがきより）。

ネタバレがあります。

受けに一目惚れしながらも素直になれず、家庭の事情で頑なになっていた攻めの心を、いい意味で天然な受けが癒し、二人で幸せになるお話です。

全寮制の旧制高校を舞台で、作中に使われる言葉になれるまで大変ですが、少年たちがドイツ語で恋を語る姿は、初々しく感じました。「接吻」よりドイツ語の「キュッセン」の方が、きゅんとします。

雑誌掲載時は受け視点で、ここで終わり？と戸惑いましたが、文庫書き下ろしでの二話目は攻め視点で、二人の仲も進展したので満足です。

初恋同士のハジメテは、日本語だったら卑猥な言葉も、ドイツ語のカタカナ表記なので照れ臭さも紛れます。

ただ典雅先生お得意の、役者泣かせな長ゼリフはこの作品でも健在です。

最悪な初対面からは想像出来ない、二人が未来に向かって歩んでいく姿が、最後には見ることが出来るでしょう。

あとがきの「これからも読むと和んで元気になるビタミンＢＬ」な作品を、これからも楽しみにしています。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

昭和初期の全寮制の旧制高校のお話
大正の色濃くその上で戦争前の自由闊達な色が濃い時代
大正ロマンの色が強いので言葉がドイツ語の多用が
とても似合っている作品でした。
恋人をリーベと接吻を「キュッセン」とかきゅんポイントをついてくる。

『若葉の戀』と『燃ゆる頬』の二部構成
『若葉の戀』は初心で奥手な鞍掛捷視点
『燃ゆる頬』はちょっと拗れてしまった領家草介視点
同じ時間軸の別視点です。
後半の領家のクラッシック曲を背負った拗らせ具合は笑えます。
そしてシャン（自分では自覚なし）でジュリエットが似合っているのに
男前な鞍掛捷が拗らせた領家をぐっと引っ張る感じが気持ち良いです。

賑やかしく下心もあるけれど、
出てくる学生たちが悪意や敵意ないのが気持ち良いです。
なんか領家の家族の下衆ぶりも鉄板です。
お母さんのことはちょっと切なかったね。

作者さんがいうとおり
先の時代が暗いのでこのきらきらした時代に二人をとどめておきたいです。
時代のかほりとビタミンBLを楽しみました。

☆3.5評価の4です。

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投稿者：にゃお　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

草介が最初捷に突っかかったり最初はひどい良いってなってましたが草介視点で実は最初から捷が好きっていうのが分かって、ツンデレがひどすぎます笑