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今回は、モーセの出エジプト記と電気細菌(古細菌)とを結び付け、電気細菌で革新的なエネルギー改革を企図する野望に満ちた実業家が主役。
2019/06/26 11:14
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は、モーセの出エジプト記と電気細菌(古細菌)とを結び付け、電気細菌で革新的なエネルギー改革を企図する野望に満ちた実業家が主役。少々異質なのは、この野望家が決して悪者ではなく、むしろやり方に問題があるにしてもその狙いは人類の繁栄だったという点か。しかしそこに旧ギルドの生き残り暗殺者が絡んでくるためことは穏やかでなくなってくる。特に、女殺し屋とセイチャンとの戦いは激しい。結末近くで、ゾウとライオンが重要な役割を果たすあたり、獣医である著者の本領発揮といったところでした。なお、グレイの父親が亡くなったことを機会に、グレイがセイチャンと姿を消すことを考えたことから、次作以降の展開が一層興味深く成ったです。原題 “The Seventh Plague” は、「7番目の災い」。
なお、巻頭、特別収録短編『クラッシュ・アンド・バーン(シグマフォース・シリーズ10.5)』(上巻;P-5~60)は、セイチャンとジョー・コワルスキによる活劇で、短編ならではの早い展開で一気読みでした。
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モーゼの災い 下
2018/07/22 14:45
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゾウがキーワードで予防薬のつくり方を教わるシーンは畏敬の念を喚起させる作品になっていたと思います。サフィアためにペインター隊長が久々に自ら活躍するシーンも面白かったです。ギルドの残党、バーリャとの確執も今後のシグマシリーズにでてきそうでこれからのセイチャンとの戦いの行くえも楽しみです。
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いつもながら
2021/05/23 16:31
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投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
グレイが世界をまたにかける活躍をしつつも、家庭内にはどこにでもあるような問題を抱えているというギャップも好きだったのですが・・・。
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古細菌により死に至る感染。人と人の距離が近い現代に与える脅威は計り知れない。複数のルートから解決策に近づくメンバーたち。
読み続けてしまった。
人の頭脳の結晶で人の力で問題をほどいていくのは素晴らしい。けれど、それにもまして自然の力を借りて読み解いていくのも素晴らしいことだと思う。人は絶対者ではないのだから
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シグマフォースシリーズ。
いつもより展開がファンタジーかなぁと思うところも若干あるけど、自然科学的な部分と冒険譚的な部分のバランスが良く、最後まで緊張感をもって読み通せます。さすがにエネルギー関係の話を延々と持ち込まれたら、難しくて飽きちゃいそうだもの。今作はおまけの短編も含めて、コワルスキとセイチャンのやり取りが絶妙でした。コワルスキ好きな私としてはこの可哀そうなくらい雑な扱いが好物です。前作のバーコの回はちょっと格好良すぎたよね。セイチャンが時折見せる人間味のある反応もシリーズ最初から読んでいる身としては感慨深いものがあったり。グレイとの関係だったり、シグマフォースメンバーの関係性も今後に期待。
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いつもながらのスピーディーな展開ではあるが、いつもに比べて最後があっさりな印象。悪役、あっさり死んでしまうし。次作に期待。
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古細菌について、とても興味を持ったが、残念ながら巻末の著者の解説には参考図書の紹介がなかった。歴史上の人物とのつながりを詳しく紹介している。
このシリーズはいつも新しい視座を示してくれるので、楽しみだ。
すでに、次作が店頭に並んでいる。著者の作品を生み出すスピードにも驚かされる。
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モルダーとスカリーだって笑
やっぱり有名な2人なんですね。
モーセといえば、
海を割って歩いた人ってことくらいしか知らない。。。
10ある災いなんて内容知らんかったもん。。。
しかし、
その内容あまり災い感がない。。。
電気を食べる生物っていまいちイメージできないけど、
いわれてみればありなんでしょうなぁー。
と、
思いつつやっぱり不思議でよくわからない。
ニコラ・テスラ!
オカルト雑誌とかだと思うけどマッドサイエンティストとかいわれてなかった?
でも、
かなりのできる天才だったらしいね。
どれほど凄いのかはちょっとぐぐってくる!
ゾウさん!
凄いといわれてもなんともいえないが、
脳が5kgもあるといわれると、
それなりに賢くなるんでしょうね。
飼ってる、
ヤモリやヘビもどんどん大きくなるにつれて頭良くなってるもん。
あんだけ大きいと賢くなっても不思議じゃないのかも?
ギルドの残党。
これからも出てくるんじゃないか?
つか、
ちょっよまた面白くなくなってきてる。。。
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Σシリーズの第十一作目。
今作のテーマは旧約聖書の、出エジプト記の「十の災い」を、科学的歴史的に扱っている。映画の「エクソダス:神と王」という映画も見たので、頭の中に映像が浮かびやすかった。
また、冒険家として有名なリヴィングストンや、電流戦争でエジソンに勝ったニコラ・テスラや、トムソーヤで有名なマークトウェインなどの、歴史上の有名人達に関わる話も解明されている。
興味を抱いたのは電気細菌。ニコラ・テスラの壮大を超える構想の無線送電システムに、電気細菌を絡めて1つのストーリーを練る著者のアイデアに脱帽。