電子書籍
30代で世界史を学び直せてよかった
2019/08/06 22:02
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:akihiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
有権者として政治と経済をちゃんと考えたいと思い、前提知識として必要な教養である世界史を理解するために読みました。歴史はおもに対立の記録だと思いますが、結果だけでなく対立に至る経緯がわかるように書かれており、現代も続いている対立関係を理解しやすくなりました。
私は30代ですが、教養として学びたい方には年齢問わず良書だと思います。全体の流れと関係性を理解することを重視しているので、個々の詳細を知るのは別の書籍で学ぶ必要があると思います。
紙の本
本当に分かりやすかったです!
2020/01/17 18:08
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校で歴史の授業を受けなかった私でも、本当に分かりすい著書でした。
ヨーロッパ・中東・インド・中国と世界各地域をそれぞれ歴史的に一気に紹介しているため、各地域の歴史の成り行きが良く理解できました。年号がない歴史の本が、これほど読みやすいとは思いませんでした。
大学受験で世界史を利用しようかと思う世界史初心者の受験生が、まず最初にこの著書を読むと理解が早くなる、とある学習塾が紹介していましたが、全くもって同感です。世界史で勝負したい大学受験生の皆さん、ぜひお読みください!
私は2日で読み切れました。
紙の本
海外旅行前必読
2019/01/01 15:25
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
地域ごとの歴史を予習してから出発。地域ごとに歴史が時代を通してわかるので、旅が数倍楽しくなります。簡潔にポイントがまとめてあるので、一気に読めます。
紙の本
非常にわかりやすい良著
2022/12/11 01:33
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主軸の国家や時間があちこちに飛びがちな世界史の教科書を、時間の流れに沿いながら一つのストーリーにしてわかりやすく伝えることを目的に書かれた本。
元はYoutubeの講義動画のまとめだとか。
十数年前にヘタリアをはじめて読んだ時から世界史を学び直したいと思っていたのでなんとか読み切ったけど、さすがに「一度読んだら絶対忘れない」「小説みたい」は言い過ぎ。
でも確かに非常にわかりやすかった。
年号が出てこず、人物や出来事も必要最低限という感じなので試験の暗記には向かないだろうが、世界史のあらすじ本としては良著。
紙の本
世界史選択の高校生に読んでもらいたい
2019/05/12 21:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゲゲゲの鬼太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界史を始めたばかりの高校生には是非読んでもらいたい本だ。世界史の全体像がつかめるようになると思う。
電子書籍
知ってるつもりだった知識の学び直し
2021/09/25 22:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
単語を覚えてはいても、その出来事が起きたのは何故だったのか、またその出来事によって何が変わったのか。きちんと理解していないことばかりでした。
わかりやすく、流れに沿って世界の動きを学べました。
これからも、時々この本で学び直したいなと思います。
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あんまり世界史に詳しくないのでこういうものかと思いながら読んでみた。
けど一度だけだとやっぱりわからなくなるね。
何度か読み直してはじめてみにつかのかなと思います。
もし身につかなかったら年齢のせいにします。
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日本史専攻だった自分にとって世界史を流れとして理解することが出来た一冊。受験となると知識は参考書とかで後づけが必要だと思うけど、教養としてならこの一冊で十分。
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世界史の教科書のような体裁の本。
ヨーロッパ、中東、インド、中国の歴史に分けて、通常の世界史の教科書のようにあちこち行きつ戻りつせず、通して説明する。
また、何年かの表記をしない。
それらにより、全体のストーリーを理解できるように意図している。
タイトルにあるような、一度読んだら絶対に忘れないかというと、そんなことはないが、つながりが頭に残りやすく、何かあったときに、どの辺りのことかと見当をつけることができる。
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日本史と比べて世界史はハードルが高いと考える人は多いのではないでしょうか。おそらく、その原因は世界史では時代の流れに加えて各国間のつながりも意識して平面的に理解する必要があるからだと思います。
例えば日本史では時代の流れに集中すればよいため縄文→弥生→古墳→飛鳥→奈良→…というように時代区分がはっきりしており、ある程度情報が整理されています。それに対して世界史では多くの国が複雑に絡み合うため、世界史全体で一つの時代区分を設定するのが難しく、どうしてもゴチャゴチャとした印象を受けてしまいます。やはり多少無理矢理だとしても、学習者が自分の居場所を見失わないための目印として大まかな時代区分はあったほうが便利です。
本書の1番の特徴は時代を大きく大航海時代以前と以後の二つに分けているところでしょう。ヨーロッパ、中東、インド、中国が各地域ごとに歴史を進め、大航海時代で世界がつながり世界史がはじまるという構図です。そしてそれぞれの地域史はひとまとまりにして通史で一気にやってしまうことで余計な混乱をさせないように工夫がなされています。世界史の教科書は様々な地域の様々な時代を行ったり来たりするため初学者にはとっつきにくいつくりになっていますが、本書はその問題点を見事に克服しています。
個人的に改善した方がよいと思うのは索引がついていないことぐらいでしょうか。やはり索引がないと復習がしづらいです。改定版で索引がつくといいですね。
とても読みやすく無理なく読み返せるのも本書のいいところです。疑問が生じるたびに何度も本書を読み返し、自分の頭に世界史のフレームワークを築いていけたらと思います。
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福岡県の公立高校で世界史を教え、Youtubeでも授業を公開されている山崎圭一さんによる、新しい世界史の教科書。
書評ブログで絶賛されていたので、軽い気持ちで手にとりました。
「一度読んだら絶対に忘れない」かどうかは別として、山崎さんの工夫で「歴史=暗記物」というイメージは変わると思います。
山崎さんの工夫は、以下の2点に集約されます。
一つ目は、歴史を一つのストーリーとしてとらえ、ヨーロッパ、中東、インド、中国と4地域の歴史を個別に学んだあと、大航海時代に4つの地域が1つになり、近代以降ヨーロッパが他の地域に対する影響力を強めていく、という流れで記述を配置したこと。
従来の教科書のように、記述があっち行ったりこっち行ったりしないので、それぞれの地域がどのように形成されてきたか、見取り図がはっきりしました。
二つ目は、本文から年号をなくしたこと。ともすれば「いつ何があったか」に目が行きがちだけれど、初学者に大切なのは、歴史の大きな流れと個々の出来事の因果関係をざっくり押さえること。思い切って年号をなくしたことで、予備知識ゼロでも2~3日あればサクサクと読み通せるし、読んだあと、世界史の大きな流れと重要な事象における因果関係(イギリス議会政治の成立背景とか、スペイン没落の原因とか)が頭に残る仕掛けになっています。
誤植や間違いが多いという指摘も見られるけれど、その点を差し引いても、この内容で1600円は安い!
高校時代、世界史を選択しなかったので、いざ勉強しようと本を読んでもストンと落ちないことがあったけれど、本書で大きな見取り図ができたことで、その悩みはある程度解消されそうです。
さらに詳しく学びたければ、Youtubeで公開されている授業が効果的。非常にわかりやすくて、こちらもお勧めです
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高校時代の山川の教科書をわかりやすくしたような世界史の教科書。過去の世界史と異なり、地域ごとに近代手前まで進めて、近代以降で全体を統合してすすめる、という構成はたしかにわかりやすく覚えやすい。近代以前はシルクロードなどの交流はあるにせよ、各地域単独での展開が多いので、同時代の他地域をからませる必要がない。一方で年号を意図的本文中にに記載しない(巻末に年表はある)のは、時間軸がわかりにくくなっている。同時代に他地域で何が起きているのかが分かりにくい。「一度読んだら絶対に忘れない」というタイトルコピーは流石にいいすぎだろうw
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できれば中学生か高校生時代に読んでおきたい、大人になってからでも是非、宗教がいかにヨーロッパ形成に影響を与えたかを初めて知った、世界史の有名な出来事や人物が自分とは関係ない過去の話でなく、現在に至るまで地続きのストーリーであることを発見できる
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返却期限が来てしまって途中までしか読めなかったけど、この本めっちゃ面白かった!自分が高校生の時に出会いたかったなぁと思うくらい。
年代の記載がなく、大きなブロックごとにストーリーが組み立てられているからとても読みやすい。
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公立高校教師による世界史のあらすじ的な本。
年号をあえて入れず、なるべく主語を変えずに数珠つなぎの歴史の流れをストーリーとして読ませてくれる。
集落、権力、国家の成り立ちや政治、戦争、民主化の動きなどと、地勢や生産力、時勢などとの関連性をイメージさせてくれた。
歴史はきれいごとばかりではないし、同時代の中では評価が難しいことを思った。
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