高校生編とギロチン編と
2024/04/26 14:34
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校生編は琴子が女子高生の頃のエピソードです。けっこう、カワイイというか、今とあんまり、変わりませんね。ギロチン編は、一度、ギロチンで人を殺してみたかったという、物騒なのぞみを持つ男の話。
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投稿者:明日のことは明日に今日のことも明日にしよう - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻で終わるという意味ではなく
この巻の中で終わる話が収録されているということです。
高校生時代の岩永さんの話と、ギロチンの話
題だけ見ると、さわやかそうな話と、物騒な話が混在しているように見えますけど、
どちらも、いつも通りの展開です。
高校時代の話は、のちに出てくる話の伏線にもなっています。
この巻も、これだけ読んでも差し支えない話です。
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短編と中編で構成された第9巻。
20話の高校生編は捻りがあって面白い話だったな。というか琴子は高校生時代であっても見た目が現在と殆ど変わらないのね
中編は城平先生お得意と言っていいタイプの話で楽しませてもらった
「ギロチン三四郎」と人目を引くタイトルに始まり、内容も一度でいいからギロチンで人の首を切ってみたかったと語る老人による殺人譚を中心として、死を連想させる場所や物に招き猫を添えた絵を描くイラストレーターとの会話が描かれながら、少しずつ事件の真相が語られていくというもの
ギロチンと招き猫って組み合わせを思いつくのは流石と言うしかない。その後のまるで怪奇譚を読んでいるかのような気分になれる謎解き模様も面白い
話の本筋とは無関係どころかタイトルを否定するような豆知識を挿入してきたのには笑ってしまった。そっか、ギロチンって女性名だったんだ……
次回以降は長編の話が展開されるようで。原作小説を基準にしたら六花に関する新しい話が語られるのって何年振りなんだろうな……
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【あらすじ】
【過去編「岩永琴子は高校生だった」】たった二人しかいないミステリ研究部。一年の小林小鳥が、部長の天知学から受けた任はいろいろ噂の少女・岩永琴子を入部させること‥! 【前後編ミステリ「ギロチン三四郎」】岩永琴子と桜川九郎が出会う次なる怪異は日本にただ一つの処刑装置――ギロチン! だが、どういうわけだか琴子はずっと睡眠中で‥その代わりに、九郎が事件解決に挑むことに‥!? 2編を一挙収録!
【感想】
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「岩永琴子は高校生だった」
琴子の高校生時代 可愛い過ぎる
今と違って、感情表現がそこまでなく 上品でお嬢様って感じですね
やっぱり 九郎を信頼してるから 九郎と一緒にいる時は表情をコロコロ変えたりできるんですね
「ギロチン三四郎」
にゃんこ琴子 可愛い〜!!
今回 猫の鈴の着いた首輪のようなチョーカーをつけていたこともあってか、猫のように寝ながら九郎に擦り寄って甘えてる姿が可愛かった!!
それにしても 琴子も大概だけど 九郎も相当ズレているな
穏やかな笑顔で 自分の罪を暴かれる
琴子以上に不気味というか怖い
九郎って、やっぱり六花さんと似てるところがある
悪意なく、人を追い詰めたりしそう
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高校生時代の岩永琴子、現代と比べ妖怪や幽霊の事を話さない様にしている感じがして新鮮な気持ちになりました。桜川九郎と関わるうちに、ある程度柔軟に対応出来る様になったのでしょうか。
ギロチンの話は珍しく桜川九郎が表に出て話が進んでいて、岩永琴子が出てこないのでは無いかと不安に思いました。話運びが下手な所為か、追い詰める様になっていた挙句、最後は崖から落ちてしまい良いところ無しで終わっていましたが、岩永琴子の事を気遣っての行動だったのだと思いました。
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始めのお話は、琴子が高校生の時のもの。
見た目はさほど変わらないけど、周りに向ける幼い
印象が新鮮。
でも、推理を始める口調と時折見せる表情はよく知る
もので、高校生でも、琴子はいつも琴子だったんだな、
と。
琴子に入部を持ちかけた時と琴子にその本当の理由を
暴かれた時の表情の違いがかわいかった。
二つ目のお話の真実は、三四郎の話から琴子にも簡単
に見当がついたと思うので、そこの面白みはそれほど
なかったけど、最後のお願いが良かった(⁉️)。
そのために化け物たちが協力するという事も。