たくらみは傷つきし獣の胸で みんなのレビュー

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投稿者：bera　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズ中一番好きな話です。
書籍で持っていたのですが、読みやすいように電子書籍で全巻揃えました。
高沢さんが痛い目にあいますが、そこで欝々と悩まず淡々と自分で立ち上がるキャラが好きです。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

シリーズものなので、1である「たくらみは美しき獣の腕で」を
読んでから読むことをオススメします。

やっぱり西村出てきたーー
西村の扱いが前巻でちょっとあっさりしすぎじゃない？って感じだったのですけど
やっぱり闇落ち状態ですね。
これからもきそうな気がします。
っていうか人間関係が希薄な高沢が唯一気になっている人間ということもあり
絡んでくるのは間違いない。
確かに高沢が「やくざの愛人」になってしまったのは
「わからない」でしょうねぇ。
本人が明確にわかっていないのだから、
西村にわかるはずもなく。
それ故に懊悩は深い・・・。
でもキャリアが墜ちるのは鉄砲玉ではないだろうにとは思います。

救出シーンは櫻内、それはちょっと無理ありすぎだろうって思いながら
BLファンタジーと思えばまあよしとしようかと。
まあ、気持ちはわかりますし(笑)
物語の華ではありますけどね。
（まあ、BLファンタジーと思えば、すんなりと受け入れられますけど）

また前巻ででてきて気になっていた八木沼が出てきてくれました。
実は前巻からこちらはいい男ぶりで気に入ってます。
着物がエロアイテムなのをよくわかっているし(笑)

高沢は前回に引き続き受難続きですが、
ちょっとあっさり拉致されすぎかも・・・
まあ致し方ないのか？
で、お約束の拉致監禁暴行って感じですが。
自力で抜け出せて良かったです(笑)
抜け出してみたら、
地獄のような惨劇状態でしたけど。
でも、彼の淡泊な心の有り様のせいか、
傷はそれほど深淵に達していない。
けど、他の感情が育ちつつあるので、
ある意味この事態は櫻内にとって幸いだったのではないかとすら
思えます。

余談ですけど
組長が従えているにはあまりにも早乙女がちんぴらすぎるのですが
まあご愛敬なのかな。

☆3.5評価での4です。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

１作目では伝え聞くだけだった武闘派・櫻内の実力(凶暴さ)が、高沢を奪回するために発揮されていた
高沢の心の変化も面白く、自分では気が付かないで惚気たり嫉妬したり、輪姦されたことを気にしていたりと櫻内へ気持ちが傾いている
それにしてもスーパー絶倫男・櫻内は疲れないんだろうか
癒しが高沢のよがり声とは唖然とするばかりだ

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投稿者：すいかめろん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

カラー口絵・挿絵あり、あとがきあり。
２００４年～ムービック社よりノベルズで発刊されたシリーズの新装版です。
表題作＋後日談短編＋挿絵の角田さんによるミニコミック（３ページ）＋新装版かきおろしＳＳ、という構成です。

関東一円をテリトリーとする暴力団・菱沼組の若頭にして二次組織の組長（櫻内）×射撃が得意な元マル暴刑事（高沢）。
櫻内の菱沼組組長襲名の日が近づいてきており、反対派の襲撃も激しくなってきた頃、ある時高沢はボディーガード中に警察を辞め姿をくらましていた旧友・
西村の姿を見かける。思わず追いかけたが、それは櫻内に対抗する香村の張った罠であり、櫻内を呼び寄せるエサとして拉致されてしまい…。

自分の感情にも他人の感情にも無頓着であった高沢が、事件を通し、第三者の言葉にも助けられ、だんだんと櫻内の考えを推し量り、自分の感情に正直に向き合っていく様子が描かれる巻。

元が昔の話のためか、設定や展開がありえないというか、ド派手で、ちょっとツッコミたくなる個所も多々あるのですが、ヤクザ・ファンタジー・エンターテインメントとして楽しんだもの勝ちだと思いますv

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投稿者：沢田　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

一作目よりも面白かった。
未遂に終わらない801チンピラの輪姦、旧友の強姦など萌えシチュでした。
離れ離れな状態で攻との絡みが少なかったのは残念だけど、前作にも増して攻が絶倫でエロは充分でしたw