マカンマランシリーズ好きにはたまらない一冊
2022/02/20 13:19
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投稿者:TOM - この投稿者のレビュー一覧を見る
マカン・マランシリーズで登場するシャールやジャダ、エリカや柳田先生が登場してきて、マカンマランで深くは語られなかった所が語られたりしていました
葛藤と青春と苦悩が絡み合っているのに爽やかさと優しさがある本でした
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投稿者:おいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
シャールさんはいつも心に温もりをくれる。マカン・マランシリーズと同じ感動がありました。敦子ちゃんの弓が丘杯では泣いてしまいました!そして水泳のスピード感が読んでいて快感です!!
少年少女の頑張り
2019/05/12 17:37
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
水泳に打ち込む少年少女の成長、幼馴染を亡くした喪失感からの立ち直り、性同一性障害への理解、固定観念に凝り固まった大人への警告など、
いろんな要素が込められてるけど実に軽やかにまとまってて良かった。
『マカン・マラン』の原点です。シャールさんと同級生の再会が読めます。
読後も爽やか。
マカン・マランシリーズ、始まりの話
2023/11/11 10:24
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投稿者:ぽち - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズの最初の話と知り,興味を持ちました。
シャールと柳田さんの再開とか、深刻な内容のなかにもコミカルな部分もあり、面白く読めました。
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半の辛気臭い部分をがんばって進めると、
みんな一皮むけて
気持ち良い青春にまとまっていきます。
マカンマランシリーズのラストで、
前に進んでいる姿が見れてよかった。
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんな要素を詰め込み過ぎ。
変なキャラクター設定が多すぎ。
ラノベだと思えば、普通かな。
結局、シャーるさんが良いところ持ってってる感じ。
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感想は、『快晴フライング』にて。
このタイトルだと、襟香が主人公に据えられた感じ。
さあ、これを読んだ人は、『マカン・マラン』シリーズを読んで、さらに愛と勇気をもらいましょ。
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書店で並んでいるところ、書名に魅かれて購入、一気に読み終えた。中学校の水泳部の物語と言えば簡単だが、単純な話の訳はなく、様々な事情を抱えた部員を主人公自身が変わりながら、束ねていく。
でも、結局は熱血青春ドラマと言える。
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「快晴フライング」の改題と知らず読み始める。でもシャールさんにまた会えて良かった。どこの、どの作品で読んでもシャールさんは魅力的。彼女(彼)登場後を読了直後また読んだ。マカンマランがおしまい、になるのは残念だけど、シャールさんに会えて良かったと思う。改題と知らなかったのは読者として無知だったけど、思わず会いたかった人に会えたような感覚で幸せでした。序盤はイライラする場面もあるのだけど、シャールさん登場後は安定して貪り読みでした。
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事故で主将を亡くした水泳部。幼馴染の龍一は自分が速く泳ぐ事ばかりで周りを見ていなかったのだけれど、大会に出場するためにも部の存続をかけて顧問(柳田)と地区の戦いのリレーで優勝することを約束する。しかし、残っている部員は記録を残そうとしない部員ばかり。そんな中、人魚のように泳ぐ生徒を見つけた。それは同じクラスの謎の少女雪村のようだが…。
青春物語であり、性同一性障害の物語でもあり、シャール(そしてジャダ)の登場の物語であった。高校生たちは個性的で読んでて面白く、苦難を乗り越え優勝に向けてまとまってゆく、頑張ってゆく様子が気持ちよかった。ただそれだけで終わらせなかったのが、雪村。物語に一つの深みを与えてくれたかも。さらにそこでシャール。この人の言葉は温かみがあり心に残る。古内さんの人柄が出ているのか。『マカンマラン おしまい』を読む前に読まねばと思って読んだんだけれど、やっぱりそれは正解ね。先にマカンマラン シリーズを読んでしまっていたので、シャールが出てきても後半からでも主役級って感じ。大きい人だわ。
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難しい題材を扱った作品。最後は爽やかな青春モノ。最初はわりと陰気な感じがしたけど、シャールさんが出てきた頃からすごく華やかになった。
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大人気「マカン・マラン」シリーズの原点! 中学水泳部を舞台に、ジェンダーの垣根を超えた熱血×感動の青春物語が登場です。
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マカンマランの方が先に書かれてるんやとばっかり思っていたが、こっちの方が先だったとは。しかもこの作品(正確に言うと単行本「快晴フライング」)が古内さんのデビュー作とは。
性同一性障害(障害なのか…)の苦悩が大きなポイントとなるティーンズ小説。いじめや苦悩や無理解のシーンも多、前半はのってこない。が、さすがはシャールさん、彼女が出てきてからは、物語がリズムにのる。そりゃ、彼女を主人公にしたシリーズを書くのは必然やわな。存在感が断然違う!
好悪、勝敗、価値観。これらは自分の生きてきた中でおのずと培ってくるものである。だけど、自分の培ったものなんかでは計り知れないモノは世の中にたくさんあって、それらを推しはかるのに、自分というモノサシの寸足らずさは情けないばかりである。
違和感を感じても、好みじゃないと感じても、自分に直接害を及ぼさない限り、その存在を認めること。
「俺は違うが、そうであることは認める」
LGBTだけじゃない、趣味であれ、思想であれ、信仰であれ、お互いの価値観を許容することは、すごく大切なことであり、そうであろうとする葛藤や苦悩を経ないと平和や自由なんかないし、幸せもないんだと思う。
心に刻みつけるべき、とても大切な事である。
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水泳部の高校生たちの、スポ根もの?と冒頭では思ってました。
スポーツあまり興味のある分野でないので、どうかな?とも思いましたが、読み進めて行くうちに、引き込まれ。
マカン.マランの世界に通じる世界でした。
性同一性障害の美しい容姿を持つ女子高生、幼なじみを失った水泳部のエース、突然好きな人を失ったまじめな女子高生、個性的すぎる水泳部残留メンバー、柳田先生、シャールさん、ジャダさん…
高校生のアツイ思いやさわやかな友情や、どうしようもない悩み、シャールがきっかけをつくり前向きに進んでいくストーリーは重いテーマなのに読後感良かったです。
これまでに読んだマカン・マランの登場人物を思い出して、あー、そうだったのかと思ったり、楽しい一冊でした。
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色々な人の色々な悩みを散りばめて物語を紡ぐのが上手い作家さんだなと思う。マカンマランシリーズが大好きなので、シャールさんたちがそんな悩みにそっと寄り添う姿が嬉しい。
トランスジェンダーの葛藤が主軸としてあるが、それぞれに家庭の事情や人間関係に悩む事があり、弱さが分かるから人を受け入れられる優しさがさりげなく良かった。
それにしても、マカンマランシリーズではなかなか見つけられないお店が、中学生たちには簡単に見つけられるのは、心が純粋だからかな?笑