日本のバスケットリーグの誕生について書かれた書です!
2019/01/06 11:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、近年設立された日本のプロバスケットリーグであるBリーグについて、その立ち上げから現在までの道程を丁寧に記述した書です。Bリーグは創設から、一見、順風満帆のように見られがちですが、そこには壮絶な苦労と課題があったと同書は言います。それは一体何だったのか。そして、そうした苦難にも負けず、成功を収めてきた鍵はどこにあったのか。Bリーグファンには、最高の一冊ではないでしょうか。
Be Smile
2019/11/17 09:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ビリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
この先の日本のスポーツ界に、明るい予感が持てそうな本です。
もちろんこの本の中に書かれている事が、順調に進められるのならですが。
しかし、そのアイデアもそうですが、著者の熱量にこそ当てられ、
いちスポーツファンとして、注目し、協力したいとも思える本でした。
バスケファンだけでなく、スポーツファン、またビジネス向けにもオススメ。
Bリーグの成り立ち
2020/10/12 15:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:gunners - この投稿者のレビュー一覧を見る
スポーツビジネスとしての内容もありますが、どのようにして人材をあつめて組織として作っていったかの話が載ってます。やはり川渕チェアマンは偉大ですね
投稿元:
レビューを見る
今年発足3年目を迎えるB.LEAGUEの裏側を語った本。徐々に認知され、ファンや観戦者も拡大していく中にあって、その当時の苦労が随所に垣間見られるものとなっている。
スポーツビジネスは各都道府県にクラブチームがあり、今後もますます固定客が、そしてネットを通じて内外ともに視聴者も増えていきそうな気がしている。年を重ねるごとに演出も凝ってきており、ますます目が離せないものとなっている。
また、特別な試合にあたっては、プレミアムチケットさながらの高額な価格設定で強気に販売しているが、昨今の若者事情を踏まえればそれも頷ける。若者は財布の紐が固い、購買意欲が低いと言われているが、やはり自分の興味関心が強いものにはしっかり考えてお金を使ってもいる。
私自身、実際会場まで足を運ぶのはまだ年に数回だが、今年初の年度末の試合を生で見られるのを今から楽しみにしている。
投稿元:
レビューを見る
バスケがプロ野球やJリーグと1番違うのは権益統合していること。
MLBが発展した理由をここに見出し、リーグがイニシアチブをとって事業を進めることの意義が印象に残った。
他球団や他クラブは競技面では競合でも、ビジネス面で競合になるケースはほとんどない。その点では各クラブ個別最適を目指すより、まずはベストプラクティス(ナレッジ)を共有した上で、各々の色を出す方がふさわしいのだということが学べた。
投稿元:
レビューを見る
【エナジー】
昔はNPB(日本プロ野球)とMLB(メジャーリーグ)共に1500億円の市場規模だった。
現在では1800億円と頭打ちなNPBに対し1兆円の規模まで大きくなったMLB、この差は何か?
「前例が無い」と挑戦しない体質
「趣味の問題」や「思いつき」で行動する上長
私利私欲を満たすことが大好きな老害経営者
それらを打ち破りつつあるのがB.LEAGUEだ。
バスケットボールで社会の課題に取り組むことが彼らのミッション。
彼らの「稼ぐ」ことは「私利私欲を満たす」ことではなく、「エナジーを集めること」なのだろう。
試合会場はエナジーを集め、発信する場なのだ。
エナジーのやり取りをするためB.LEAGUEを体感し続けよう!
投稿元:
レビューを見る
紆余曲折を経て2016年に発足した男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」の事務局長であり、元Arthur.D.Littleで経営コンサルタントとしての経歴も有する著者が、B.LEAGUEの「事業で稼ぐことが大前提であり、その上でチームの強化やリーグの普及活動が成り立つ」という基本思想を語った一冊。
日本におけるプロスポーツにおいて、ここまで事業で稼ぐということを根幹に据えた組織は恐らくないように見受けられ、個々の選手にまでそのマインドをしっかりコミュニケートするという姿勢が徹底している点が印象的。かつ、アメリカのプロスポーツと比較して圧倒的に遅れているデジタルマーケティングの手法を実践しているという点で、良いケーススタディの役割も果たしている。
投稿元:
レビューを見る
スポーツビジネスに興味があり特にバスケは思い入れが強いので読んだ。
内容は川淵さんのリーダーシップ論+マーケティング視点のスポーツビジネス+デリバリーロック時のプロマネ論の3本立てって感じ。
新規客の来場理由は何となく誘われたから、みたいなことが意外と多いから、狙うべきは新規客ではなく既存客にとっていかに誘いやすい情報を提供できるかである、みたいなマーケティングの考え方も勉強になった。
が、一番は川淵さんと著者の熱量。トップの熱量を超える組織にはならない、って言うあれ。
投稿元:
レビューを見る
私よりも4歳も年下の方が、こんなにも熱い仕事をされているのを、旨を熱くして読みました。また、私自身も、幼いころはバスケットボールに憧れていたけれど、叶わなかった事を思い出し、バスケットボールの競技人口の多さに驚き、ぜひ、今度、見に行きたいとも思いました。P 36 「何がしたい、何々ができます」より、「こうあるべきで、こうしなければならない」と、自分の言葉で語れる人。よく面接で熱く「こういうことがしたいんです!」と語ってくる人がいる。「やりたいこと」は、あくまでも趣味。「できること」は、ただの特技。「すべきこと」こそリーグのミッション。P55 本物のリーダーは、「傾聴力が高く、話したとしても、シンプルな表現のみ。そして何よりも飾らない。いつでもオープン」P91 データはツール。データから答えを探さない。信念を大事にして、答えを探していくツールとしてデータを利用することの大切さを再認識。P97 Bリーグでは、観る人と競技する人との好循環をいかに作って行くか。協会、リーグ、クラブが連携して、健康サポートや運動する時のアプリとの連動などのアプリ開発なども検討。P106 初めて来たお客様の来場理由は、「誘われた」コアファンが、「誰を誘いたくなるか」「どういう情報を伝えれば誘おうと思うのか」というメカニズムの解釈が大切。P107 コアなファンに試合を観てもらい、その後、周囲の人たちを誘って再び会場に足を運んでもらう。P117 スポーツでその社会を少しでもよくしたい。最初は「デジタルマーケティング」押しで進めてきたが、途中からリアルコミュニケーションを活性化するためのデジタルとの位置づけを推し進める。P123 SNSの位置づけとして、当初は「認知拡大」「観戦意向向上」のためのツールとしていたが、2年間の数字では、SNS経由での購買が意外と高く、とくにLINEの貢献度合いが大きくなってきている。P196 Bリーグの今後。1. 夢のアリーナ構想の推進、2. 若手人材育成 3. 社会課題に対する取り組み P204 ドリームジョブと呼ばれるスポーツの仕事につけるように、誰にも負けないスキルセットを身に着けよう。何らかのスキルを持って入った方が確実に成功する。後悔しないキャリア形成の為にも。P224 昨日よりも1%の努力を積み重ねると、1年後は37倍に成長する。努力し続けると、その偏差は小さくなり、成功確率は高まる。
投稿元:
レビューを見る
しゅんじから貰って読みました。Bリーグ発足を主導した人が書いた本。熱い思いを継続させたからこそ、Bリーグはスピード感を持って発足できたんだと伝わってきた。「稼ぐがすべて」と言いつつ、稼ぐこと以外の重要性にもしっかり言及していた。面白いは面白いけど、そんなに特別なことは言っていなかったので低評価。ごめんなさい。とは言えまずは一度、会場に行って試合を見てみたいと思わせられたのも事実。
投稿元:
レビューを見る
すごく面白かったし熱い話。
新しい組織運営、チーム運営を考える時に最初から色々な壁を突破するために作られている。
Bリーグのこれからに期待したい。
投稿元:
レビューを見る
自分の仕事は儲けることが目的ではないので、儲けるためのテクニックの部分は流し読みした。
例えば、儲けるための理想のリーダーについて、「私利私欲をもたない独裁者」「根拠を添えて方向性を出す」とあって、なんだか遠い世界の話だなぁと思った。
今の日本のエンターテイメント市場は時間単価で800円が相場というのは確かに!と思った。
「努力でしか、成功確率を高められない」(P230)という所は、
効率が悪い自分でも、努力に意味があったんだと思って嬉しかった!
投稿元:
レビューを見る
この本に触発されて昨日開幕戦を見に行った。この本に書かれた理想を達成するための改善点はあれど面白かったので今後も応援していきたい #Bリーグ #bleague
投稿元:
レビューを見る
## 感想
- 良かった。定量的な話や具体的な意思決定のエピソードが詰まっていて、それっぽい物語で終わるものとは一線を画していた(ただしマネジメントのくだりとかは飛ばして良い)
- 川淵キャプテン、アツイな~~~サッカーだけでなくバスケも救ってたのか~
## メモ
全く興味ない人を1回連れてくるコストは今5回来ている人を6回にするコストに対して6倍かかる。
NBAはチケット売上45億円スポンサー売上20億円で2倍。日本は逆でチケット1.5億にスポンサー3億。J1もチケット7億スポンサー15億で同じ。
セカンダリーマーケット。シーズンチケットが売上の75%を占めるNBAは、転売を公式サイトでやれる。この入札で新しいターゲットのデータも集まる。一石二鳥。
エンタメへの支払いは時間単価800円くらいが日本の感覚値。となると滞在時間を延ばすことが効果的。
プロ野球は入場者数×100円くらいが予算。
bリーグクラブ社長の平均年齢48歳。全体の3分の1の13人が45歳未満。野球は親会社からの出向社長が多く平均59歳。Jリーグも55歳。ちなみに世間の平均は60歳。
ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0
ムトンボらレジェンド3人も参加! NBA社会貢献活動「NBA Cares」が開催 | バスケットボールキング
https://basketballking.jp/news/world/nba/20191007/194113.html
投稿元:
レビューを見る
少し自画自賛の気があるかな?けどそれ程嫌味ではない。
作中にもあるけれど、2時間弱で読めて1600円、つまり1時間800円。
もしやこれも狙い通り?笑