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巨大な塔に挑む
2019/12/23 23:14
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
雑居ビルの管理人をしながら、小説家を目指すモラトリアム青年に共感できます。かなわなかった夢を吸い上げながら、巨大化していくバベルの秘密に驚かされました。
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実写版とは全然違う
2023/12/29 01:34
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投稿者:あれこれ - この投稿者のレビュー一覧を見る
先に、実写ドラマを観たのですが、ストーリーが原作と全然違う。
ドラマみたいな連作ものではない。長編だ。
ドラマを観た人でも、十分に楽しめる作品だ。
設定が一部似ているが、バベルの存在意義が違う。
小説の主人公は、カラスみたいな黒ずくめの女に追い回されて、もう一つのバベルにいくのだけど、そこでは、大九朔の罠が待ち受けていた。
と言う展開である。
結構面白い。
電子書籍
バベル九朔
2021/04/28 22:10
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投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
限られた世界のなかでの壮大なファンタジー?と書いていいのかな
ザックリとした終わり方だったけどこれは現実世界においてもよくある事なのでこれはこれでいいのかなと思いました
私の考え方とか思ったことで正解なのかは分からないけど読んだ本人が出した答えならそれで良いのかなと
あと文庫限定のお話が入っていて…なんというか…真剣に読んでしまいました(笑)
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バベル九朔の管理人である俺は小説家を目指して、三年がかりの大作を仕上げながら、日々を暮らしている。
そんなある日、彼が出会ったのはカラスのような黒づくめの女。
そこから始まる螺旋のような、ビル、バベル九朔を巡る抗争。
果たして、俺は抗争をやめさせて、元の世界に帰ることができるのか?
まさに万城目ワールドですね。読んでる時に夢見てしまった。
ただ、そろそろ、違う作風のものが読みたいかも。
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自分の想像力がなかなかついていかない。 大九朔とカラス女、どちらが味方か?話が目まぐるし展開し、どんでん返しの連続だ。
作者の新境地か?作者は村上春樹を目指しているのか?それとも、ジェフリー・ディーヴァーか?
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俺は5階建ての雑居ビル「バベル九朔」の管理人をしながら作家を目指している。巨大ネズミ出没、空き巣事件発生と騒がしい毎日のなか、ついに自信作の大長編を書き上げた。だが、タイトル決めで悩む俺を、謎の“カラス女”が付け回す。ビル内のテナントに逃げこんだ俺は、ある絵に触れた途端、見慣れた自分の部屋で目覚める―外には何故か遙か上へと続く階段と見知らぬテナント達が。「バベル九朔」に隠された壮大な秘密とは?
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主人公はビルの管理人。
小説を書きながらビルの管理を行なっている。ビルには少し癖の強い人達が店を商っている。
ある日、美女がビルを訪れる。主人公の九朔は少しずつ少しずつ荒唐無稽な世界へと引き込まれていく。
読んだ感じは不思議な国のアリスのような次から次へと場面が展開し無秩序に物語が進んでいく。
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マキメワールド全開で面白かったんだけど,最後がよく分からなかった.
九朔君は何を狙ってあんな行動に出たのだろう.
現実とリンクしているので,もう長編は失われてしまったワケだよね.
それで,もう一人の自分をバベル九朔に誘い込んでどうするんだろう?
管理人の力を使って一緒に帰るのだろうか?(でも,「ここにいる」って言ってしまったよね.)
やっぱりよく分からない(頭悪くてすみません).
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ビルの中だけ(あちらの世界も含め)で話が完結するため、読後何か窮屈な印象が残った。
荒唐無稽なのはいつものことなので、むしろ大歓迎✨
数多く出てくる珍店名は面白い。
ちなみに万城目作品は「鹿男」が一番好き。
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ずっと、ビルの中。
ビルの管理人の主人公が、マキメワールド全開のヘンテコな世界、騒動に巻き込まれていく。謎のカラス女と少女と大九朔。
中盤まではファンタジックであり、ヘンテコであり、実にわくわくさせられた(ヘンテコなお店の数々は想像するだけでなんともたのしい)のだが、終盤が非常に、よくわからない、ぐちゃぐちゃとした終わりである。広げた風呂敷を畳きれていないとでも表現したらいいのか、プリンセストヨトミだったかしゅららぼんを読んだときのガッカリ感に似たものを感じた。
中盤まで☆五つだが、終盤のよくないぐちゃぐちゃ感で最終的に☆三つ。
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うーん,作家業の無限の懊悩を無限の空間で表現したかったのだろうか.作家業に限らず,ゼロから一を創出する職業は他にもあるし,何も作家だけが苦しんでいる訳ではない,と突っ込めるし,さらに,そのような職業ではその苦しみの先にある喜びに生きる価値を見出しているともいえるので,テーマあるいは世界観がいまいち理解できない.
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再読2回目。いつもながらのワンダーランド。現実と虚構が入り交じるメチャクチャな展開なのに、なぜすんなり受け入れてしまうのか。。。
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バベル九朔という雑居ビルでのパラレルワールド物語。
自分には合わなかったかなぁ。
何だろ、物語のイメージが浮かばないというか、お話が難しいというか。
万城目学のお話なので、わかりやすい物語と思って読んだらだめなのかも。
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望みがかなうことを
誰もが願う。
はかない一歩を踏み出す勇気がもてたとき
扉が現れる
扉が開かれる
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長編ファンタジー?小説。
ちょっと・・・いや、かなり久々の万城目学。
雑居ビルの管理人をしながら小説家を目指す青年が、奇妙なカラス女との出会いからパラレルワールドに迷い込む冒険ファンタジー??です。
約370ページの作品ですが、第三章(80ページ)から万城目ワールドがフルスロットル!特に後半は一気に読ませます。
が・・・万城目ワールド感が強する?のか??説明調の文章が多く、若干の中弛み感は否めず・・・