紙の本
いよいよサグラダファミリアへ
2019/09/09 08:09
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投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎解きの旅は、いよいよサグラダファミリアへ。
わくわくするも、若干スピード感が鈍ってきたか?
でも、これを「焦らし」と捉えると、早く最終巻を読みたくなる仕掛けにも思える。
どんな答えが待っているのか・・・。
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投稿者:mino - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウィンストンという存在が大変魅力的だ。だが一筋縄でいかないという予感も抱きつつ、下巻へ。
紙の本
生命とは、人間とは、宗教とは
2019/06/08 12:54
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投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
ダン・ブラウンのロバート・ラングトンシリーズ。今回のテーマは宗教と科学・・・・と言えようか。
『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』(ポール・ゴーギャン)口絵に折り込まれているこの有名な絵画、殺されたカーシュの意味するところと同じである。
カーシュの遺したパスワードを捜すため。その間にラングトンは拉致加害者とされ追われる身となる。そして舞台はサクラダファミリアへと移る。
AIウィンストンとの繋がりを保つために持ち続けていた、カーシュのタブレットが壊れてしまう。
しかし、さすがはラングトンである。
象徴と古のアイデアから次々へと解決策を見出だし、策を講じる。これもまた、ダン・ブラウンの小説にはお決まりでもある。
いつものことながら、敵なのか味方なのか、協力者なのか釈然としないのがこのシリーズの共通項であり、ファンを面白いと惹き付ける魅力なのだろう。
エドモンド・カーシュは何を見付けたのだろうか。その答えは・・・?
物語は<下>へと続く。
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで何故人類は戦争を繰り返すのか 宗教は人を救うのか滅ぼすのか 人類の意識は変わらず、疑問でした。人類に誕生と死があるから、宗教が生まれたと思ってきました。しかし この本で、死なない人類、生まれない人類がAIによって現実として起こり得ると思った。ソレは宗教の必要性が変わるのではないかと感じ、とても複雑でした。体の何処かが病んでも機械を付けると永遠の命を手にする。その時 心は宗教を必要とするのかもしれません。そう考えると、また、戦争も続く。壊れた物、体は機械で治し、戦争も機械が行い、それらを人工知能がプランニングしてゆく。その人工知能の正確さを判断する人工知能・元となる人工知能が必要になるのではないか。そのスーパーコンピュータは、どう作るのか。とても不安になりました。この本と出会い、人工知能によって明るい未来があると考える事は、私には出来なかった。しかし そういう事を考える機会を与えて貰った事を感謝します。
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カーシュの暗殺はパルマール教会の仕業か、しかし、スペインのカトリックのバルデスピーノ司教がスペイン王子を連れ去った.どういうことか?謎は深まる。 さて下巻で全ては明らかになる?
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ダン・ブラウン先生の最新作。
われわれはどこから来て、どこへ行くのか。科学者のみならず宗教家や私たちのような一般人でも興味を抱くような問いかけが主題。ラングドン教授も最後に言っていたが、その答えの指し示したエネルギーの拡散というものを誰・何が欲しているからかを決めるのは、また、宗教の世界になってしまうのではないだろうか。
カーシェが一緒に開発していた人工知能の問題も最後に取り上げており、今後発展していった人工知能の倫理観や人工知能とのかかわりあいを考えさせる最後だった。
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舞台はカサ・ミラとサクラダファミリア。
ラングドンとアンビラの逃避行は続く。
スペインの皇太子。カトリック教会の司教。退役軍人など様々なひとが登場するけど、誰が敵で誰が味方なのか分からず、カーシュの残した謎解きが続けられます。
カサ・ミラを邸宅にしたり、特別仕様のテスラなど金持ちぶりに目がいってしまいます。
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最終巻が楽しみになる一冊でした。
ラングドンシリーズならではの追跡者の影も忍びよって来て、結末が気になります。
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「われわれは、どこから来て、どこへ行くのか」その公表を阻止しようと迫る中、鍵はなかなか見つからない。
このまま公表はされないのか?読者のどきどき感を上手にあおってくる。
そのまま下巻も続けて、読んでしまおう。
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当たり前だが、とても面白かった。個人的にはダンブラウンの本で一番良かった。単に宗教と科学の相克といういつものテーマだけではなく、科学を通した未来を含んでいて非常に刺激的だった。読んで損はしないのは間違いない。
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スペインの名所を次々と訪れる豪華な舞台設定といい、見栄えするだろう演出といい、ますますもって映像化向きです。
カーシュの発表内容についても、一連の黒幕についても、なかなかつまびらかにされませんね。まだラングドンが本領発揮していない印象なので、ここからどう真相に迫っていくのか楽しみです。
今回やはり、ラングドンの大立ち回りと移動距離が少ない気がする……ウィンストン様様ですねぇ(笑)
それと、読者の心はきっとひとつでしょうが、この作品を読むと無性にスペインに行きたくなります(笑) この文庫を片手に、カサ・ミラやサグラダファミリアの外観から内部から、隅々までこの目で確かめたくなりました。
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殺害されたカーシュの真実を明らかにすべく動くラングトン。
ガウディの作品を舞台に物語の謎は益々深まっていく。
下巻の結末に向かって、一気に物語も盛り上がる。
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ウィンストンとアンブラと共にバルセロナのガウディ建築の元に行き、エドモンドが公表したかったデータのパスワードを探す話だった。
スペイン王室や刺客、またネット記事のモンテの謎、いきなりの司令官の逮捕であったりいろいろなイベントが盛り沢山であった。
どこからきて、どこにいくのか。考えても考えても答えは出せないことの答えをより知りたくなった。
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「われわれはどこから来て、どこへ行くのか」というこの世の不思議と宗教とを絡めながら話は進む。サグラダ・ファミリアやカサ・ミラなども登場するので、想像力を掻き立てられる。
いよいよクライマックスへと向かうが、カーシュの解き明かしたという謎がどんな内容だったのか、ワクワクして来ます!!!
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面白くなってきました。
「悪名高き〝サグラダの螺旋〟か。ラングドンはのぼってみようと思ったことさえなかった。 サグラダ・ファミリアの目もくらむような螺旋階段は、《ナショナル・ジオグラフィック》誌の〝世界で最も危険な階段トップ 20〟の第三位に選ばれている。上のふたつは、カンボジアのアンコール・ワット寺院の不安定な階段と、エクアドルの〝悪魔の大釜〟と呼ばれる滝の脇の断崖に刻まれた苔むす階段だ。」
—『オリジン 中 (角川文庫)』ダン・ブラウン, 越前 敏弥著