紙の本
良い本です
2024/01/25 14:41
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
筒井さんの凄さが伝わった本です。幅広い作家との交友録から始まり、自分が審査員となる各作品の評論などです。驚いたのは、夏目漱石作品の本質まで語られている箇所でした。
紙の本
文学から世界情勢まで
2020/11/04 16:19
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
過激な物言いは80歳を越えても衰えていません。高齢者ドライバーから安楽死まで、タイムリーな話題が滅多切りでした。
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筒井先生が様々なところで書いた、作家や本や演劇やらの批評や推薦文を纏めたもの。文学論とは聊か大げさだが。
特に山田風太朗賞は第一回から審査員をしており、この選評が面白い。伊坂・誉田・柚月・雫井・辻村・万城目・真山・貴志・綾辻等々、私も結構読み高評価であった売れ筋作家の作品もバッサリと論評しており、納得したり首を傾げたりして楽しく読んだ。
他の人ではなかなかここまで言えないのではないか。
なかでも先生がここまで言うのだから、これは読まなければという作品が何冊かあったのも収穫。
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僕は「ツツイスト」と呼ばれる程には筒井康隆に心酔している訳ではない。
それでもかなり若い頃から、筒井作品は読んできているし、新刊が出版されるたびに気になる存在でもあった。
本書は筒井康隆のエッセイや、文学賞審査時の評論、書籍の帯や新聞等に書いてきた文章などをまとめたもの。
それなりに面白く読めるのだけれど、実は僕は筒井康隆推薦本とはあまり相性が良くない。
彼が推薦している本を今までに結構読んできているのだけれど、「これは面白い!」と思える本は意外と少なかったのだ。
それでも「筒井康隆推薦本」となると、読みたくなってしまうのだけれど。
いずれにしろ、本書や「筒井康隆推薦本」よりも「筒井康隆作品」が一番面白いことに変わりはない。
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ほんの3、4行の腰巻文から文庫の解説文まで文体や自らの呼称を選んで書ける技量に唯々頭が下がります。更に必ずと言っていいほど自身の過去の経験や作品が語られるのが筒井さんらしいのです。
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筒井康隆氏の書評のまとめ。
文学賞の書評など、かなり辛口。
辛口な感想を書かれた作家たちにたいしてたまに気の毒になりました。
氏の昔観た映画や、どんなものから影響を受けてきたかの話が随所に散りばめられ筒井康隆がどのように出来上がったかの要素が少しわかりました。
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様々な書評というものも、こういう風に纏めて読むとなかなか興味深い「文学論」として成り立つのだと、たいそう感心した。
筒井ファンなら、筒井康隆という作家の視座を掴むことができるので、読む楽しみは倍増するだろう。
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大江健三郎・井上ひさしとの交友。
様々な文学賞の選者をする中で、いい悪いをはっきりと説明している。何冊か読みたくなる候補を発見。その前に「最後の長編」モナドの領域を読もうとは思う。
好きな作家が勧める本を読むのが一番はずれが少ない。
葬儀でジャズなどギャグなど繰り広げられるだろうことを楽しみにしている。
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図書館借り出し。
筒井康隆の随筆集。
たまらない。
この歳になると周りの方々で亡くなることが多く寂しそう。