【電子限定おまけ付き】 獣使いは守護獣と愛を誓う みんなのレビュー

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投稿者：のりのり　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

とても切ないお話です。最後はハッピーエンドですが。

攻めの青麟はわずか10歳の時から国を背負う重責を課されてしまい、そのことで苦しんで心を凍りつかせてきました。それをふんわり溶かしたのが琉央です。初めて青麟が琉央に寄りかかって静かに涙を流すシーンはぐっときました。

如何せん、青麟は年下なので、抱きしめても手は腰の位置。それを悔しがるのがまたかわいいのです。
このまま上手くいくかと思いきや、大きな試練が二人に待ち受けています。何とか無事に乗り越えて幸せになりますが、その試練がまた辛くて。

でも、見放されたかと思っていた父王や、自由奔放に見えて実は青麟のために色々やっていた王妃と、和解できたのもこの試練の時でした。乗り越えられて本当によかった。
とても読み応えのあるお話でした。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

雑技団の獣使いという身分制の最下層にいる琉央が
色々と抱えている末王子の青麟と守護獣と縁を持つことになる。

「この子は一生獣と過ごすであろう」という予言故に捨てられた子供である琉央は
流民の中でもさらに獣使いという最下層の身分でありながら、常に前向きで素直。
獣使いということを少しも恥じていないし、むしろ良しとしている。
よくぞこの性質で育ったなぁと思うばかりです。
王子はとてつもないシリアスな理由ありですが、
琉央の心根故に頑なな心がほどけていく様は秀逸です。
その大変な宿命を背負いつつ辛いだけではないものを得ていく過程を
じわじわと味合せてもらえる作品です。

「背中しか抱けない。肩も頭も抱きしめたいのに」
ともだもだする王子が可愛らしく、
年下ものの醍醐味をもたっぷり味合せてももらえます。
青麟が綺羅に嫉妬するところなど、可愛らしすぎてたまりません。

ちなみに予言の意味と
「生家」にだけは頑なな琉央の態度は胸に染みるところです。

この作品の一番の立役者はやっぱり王妃様
母は強くて優しい、彼女がいたからこそこの結果が導かれたのだと思います
そしてその王妃に仕える厳しく優しい女官長
琉央を育てた雑技団の女将もあっぱれです。
そんな女性たちに守られたからこそ
二人の未来があったのだろうなぁとしみじみ思います。

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投稿者：フー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

もどかしい運命に悩める年下皇子と拙いところがありながら包容力のある獣使いの琉央。身分差とか戦争とかあり色々起こり大変なのですが、お互い思いやって協力して二人の間はモフモフの甘々です。

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投稿者：チーズケーキ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

とっても長くて重厚なお話です。主人公も良いのですが、彼の視点での皇子が特に素敵で。二人の成長やお妃様の親心、最高でした。

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投稿者：まぐろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

受けと出会うことで世界が広がっていく皇子様（攻）がとても愛しいです。
最初は皇子様のほうが身長が低いっていうのも大事な萌ポイントでした（笑）
登場人物も優しい人ばかり。読んでいて温かい気持ちになりました。
受けと攻めには身分差がありますが、健気な受けを応援したくなります。
守護獣もかわいい。獣が好きな人にはぜひ読んで頂きたい作品です。

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投稿者：sinon　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

メインカプ２人はもちろんですが、回りのキャラそれぞれの心情もしっかりと伝わってきて、とても読みごたえがありました。

キャラ達それぞれに、グッとくるところかあったので、ぜひあまり前情報は入れずに本編にあたって欲しいです。

いいBLのファンタジー物読めたー！と満足感でいっぱいです。

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投稿者：nandakanaa　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

守護獣と呼ばれている獣が、皇族を依り代としていて、現在の依り代に選ばれた皇子と、その守護と予言された獣使いのおはなし。あらす時読むと？？？なので、気にせず、予備知識なしで読んだ方が楽しめるかと思いました。

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投稿者：ふる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

とっても良かった。皇子と獣使い。二人とも不憫ながら真面目で健気。攻めに降りかかった運命は過酷で受けの愛と関わるすべての人達の思いやりに感動した。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

素敵なお話でした。

末子の皇子で17歳の攻め、雑技団の獣使いで19歳の受け。本編は受け視点。３年後を描いた短編は攻め視点。電子書籍書下ろしは受け視点。

ネタバレがあります。

各地を移動しながら芸を披露する雑技団の一員・獣使いの受けは、聖華国のお妃が縁で末の皇子である攻めと、攻めの獣・守護獣と親しくなります。ところが、攻めにはある秘密があって・・・

面白かったです！ストーリー、キャラクター、萌え、全て私好みでした。攻めが受けより身体が小さいから攻めが抱える責務が際立ち、それに押し潰されそうで読んでいて辛かったです。でも受けがいて良かったね（涙）。攻めの家族も実は・・・なところもホッとしました。

結末がわかっているのに何度読んでもハラハラドキドキして、二人が幸せになれて良かった〜と祝福したくなる作品です。

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投稿者：かなぶん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

読んでいるこっちは攻めが獣だとすぐ気づくのに、
受けはなかなか気づきません！笑

普段はぶっきらぼうな攻めが、獣の時には甘えん坊なところが
とてもいい萌え要素でした。