紙の本
不思議な世界が広がる。
2021/02/28 14:49
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭に世界図や地図が掲げられる。
帝国の後宮には当然複数の妃がいる。重臣の娘、辺境の有力者の娘。国を治める難しさを匂わせている。
ヒロインの烏妃雪寿の周囲には皇帝高峻のほか、何らかの縁が絡まっていく。
紙の本
面白い!
2022/12/01 00:50
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投稿者:ななせ - この投稿者のレビュー一覧を見る
凝った世界観と、草花や香り、風景の描写がとても細かく美しいです。寿雪の周りの人間関係が広がっていくようすや、話が徐々に後宮、内廷だけでなく京都、京都の外へと広がっていき壮大になってきます。次の展開が気になってしまって、どんどん読んでしまっています。
紙の本
どこへ行くのだろうか
2020/06/28 12:59
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
登場人物がまた増えて、少しずつ色々なことがわかると同時に謎も深まっていく感じですね。
人々の過去や感情が絡まって、この物語はどこにいくのだろうかって思わされます。
今回は衛青の過去や心の傷があぶりだされ、また寿雪との関係も明らかにされて、これがまたどのように物語になっていくのか気になります。
嘔吐するシーンはぐっときますね。
続きが気になると同時にこれがどこに向かっていくのかが気になる作品です。
電子書籍
だんだん面白くなってきた
2020/05/13 17:53
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投稿者:納豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
後宮の中のお化け退治短編集だった初期と比べて、この巻あたりからだんだんと世界観が広がり、歴史や宗教、政治闘争などが加わってきます。
キャラクターがどんどん増えていき、人間関係も込み入ってきます。それぞれに背景もあるので、目次の人物紹介ではちょっと足りない感じ。自分用に政治権力図や、キャラクターに関するメモを取っておくと後々分かりやすいかもと思いました。
(半年に1回新刊が出るので、それまでに結構忘れてしまう!)
これからの展開が楽しみです。
寿雪ちゃんの行く末が気になる!
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八真教と賀州の豪族である沙那賣にまつわる形で物語が進み,烏が来る前に信仰されていた大海亀の神(白妙子)や当時の国である杼の国が新たな謎として浮かび上がってくる.白妙子の憑巫である隠娘やそれを拾い上げた巫術師の白雷,沙那賣の長である朝陽が今後どうかかわってくるのか,第4巻への橋渡しとなる回でもあった.
高峻の梟のあざで梟と会話ができるとは,これは予想外.これから高峻は寿雪を救う手立てを模索していくのだろう.魚泳の死を悟っても怒らない寿雪はやさしいなー.雲宰相が引退を決意してくれたことで,高峻は肩の荷の一つを降ろすことができたかな.
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素直に面白い。作者の知識の深さに毎回驚かされる。
毎回新しい登場人物があるが、人物設定が巧みだし、初刊からの脇役も巻を重ねていくにつれ、キャラが深まっていくのも上手いなと思う。
寿雪と高峻のやり取りから、惹かれあっているという印象は、血の繋がりかなと。
よく言われる事だけど、血の繋がりあり、全く相手の人の事をしらなかった異性と出会った場合惹かれ合うというが、身近なにそういう人がいたので、凄くリアルに感じる。
今回、異母兄妹と明らかになり、この後、作者がどんなストリーにしていくのかが、楽しみ。
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シリーズ第3弾。
前作から、きな臭さが漂っていたが、今回は次への繋ぎというところか。
新たな登場人物も加え、そこには思いがけない繋がりも。
今後どうまとまってていくのか楽しみでもあるが、むやみに広げて収集がつかなくならないことを祈るのみ。
高峻と寿雪がくっついて「烏」から解放され、新たな歴史が作られる、なんて安易な結末にならないといいんだけど。
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歴代王朝と信仰の関係性が徐々に明らかになっていくにつれて、烏妃の本質も見えてきて非常に面白い巻。高峻と寿雪の関係性も変わってきて面白いんだけれども、この二人は恋愛関係ではなくて盟友関係を崩して欲しくないなぁ、というのが個人的な希望。もうひとつ個人的な希望を言えば、高峻の後宮に一体誰が残っているのか、構成を知りたいです。
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待ってた-!
どんどん面白くなっていきますね。
毎度寿雪が可愛くて、みんながほださていく気持ちがよく分かる。笑。
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はじめは前巻のお話が思い出せなくて(笑)、少しずつ思い出しながら読んだ。
今回は新しい登場人物もいて、読み終わったらもう、続きが読みたくて読みたくて・・・
この巻のお話を忘れないうちに4巻目が出ることを切に願う!!
・・・忘れなければいいだけなんだが。
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寿雪の周りに人が集まってくる。
また大切な人が増えていく。
あれだけ得体の知れない強敵の存在感を感じさせた梟が、今作であっさり?協力関係を希望してきたのには、せっかくのキャラが少し勿体ない気がしたけれど… まあまだ分からない。さらに、新たに敵になるであろう人物が登場し、舞台は宮を超え外部の世界へと広がりをみせてきた。
そして前作で、高峻は寿雪に救われて、今回は高峻が寿雪の苦しみに寄り添い溶かす。
物語のスケールを大きくしつつ、高峻はじめ、寿雪を取り巻く人たちとの関係は、より深く。
最後はとても気になる所で終わり、早くも次巻が待ち遠しい…… 今後どうなるか、目が離せない!
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前の話をすっかり忘れていたので、思い出しながら読んだ。とにかく面白く、そしてじっくり考えさせられる。
それぞれが抱える自分の闇と少しずつ向き合う章なのかなぁ。
泉女と巴秀の話が心に残った。そう、人の気持ちは、ひとつではない。様々な気持ちがぐるぐる渦巻いているのだ。きっと関係性とかタイミングとかでどの思いが勝るかが変わる。それでも、とった行動を私たちは信じなければ救われないのかもしれない。
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素っ気ない言葉や態度であろうが、果物や菓子をお付きの者たちに分け与えてティータイムを過ごす寿雪が可愛くてたまらん。
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『八真教』教祖・白雷と賀州・朝暘の繋がり。
力が弱まってきた烏漣娘娘と力を取り戻しつつある鼇の神。
謎は深まるばかりだけれど、巻を追うごとに寿雪に力を貸してくれる人が増えていくのが嬉しい。
ただね、名前が覚えづらくて....。
早く四巻を発売してくれないと、忘れてしまいそう。
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中華風歴史物語の今作も3作目。
物語は更に先にすすむ。不思議なそして不穏な方向へ。その進む先が幸せなのかそうではないかはまだわからない。次作がどうなるのか気になるところ。
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