中公DD　戦争をしないための　新・軍事学 みんなのレビュー

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投稿者：Koukun　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ウクライナ戦争が始まって半年、そして台湾戦争が始まりそうな、広島原爆記念の日にこの本を読み返してみた。高橋亀吉と石橋湛山のブロック経済の話、そして最終話の国連の話が特に印象に残った。国連安全保障理事国のロシアが侵略の主体者となり核の恫喝を振り回している今、明石さんはどのように感じているのだろうか？

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投稿者：KazO　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

明石、細谷の対談は国連自体とPKOの歴史、経緯、実態、そして実体験を踏まえ興味深い。日本国憲法の在り方を議論するに当たっても、考慮、参照されるべきことだ。

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投稿者：tomcat　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

三浦瑠麗(みうらるり)さんは軍隊はシビリアンコントロールが効かないからアウトソースすべきで、徴兵の技術だそうです。日本は絶対君主制なので天皇が軍隊を直接コントロールしていました。歴代首相も天皇が選任していました。軍隊が暴走した結果が敗戦になったわけでは有りません。あくまで軍隊も首相も天皇の意思を実現するのが役目です。本当に天皇陛下の意思に逆らう事は有りません。ですからシビリアンコントロールを失なうことは有りませんでした。軍隊を民間組織にすれば極道が軍隊を組織するようになり、ますます天皇に忠誠を誓うでしょう。天皇陛下万々歳です。それから軍事費は覚醒剤の販売代金で調達するようになります。昭和時代みたいです。令和になると軍隊入札制度と警備保障入札制度が同じレベルですね。自民党政策応援団みたいな座談会で面白かった。
　牧野教授のご意見はもっともだと思います。私も日米開戦の決断はドイツの勝利を日本が確信していたことにあると思いますが、でも、なぜドイツ勝利を確信したのか疑問です。それからアメリカの戦意喪失も同様に、なぜそう考えたの？という事になります。アメリカがヨーロッパの戦地から遠く離れていながら参戦した理由は石油利権のためです。決して世界警察を気取ったのでは有りません。そう考えると戦争は一人の強いリーダーが決めることだと思います。