requiescat in pace
2019/10/13 00:25
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルのとおり、「犯人に告ぐ」シリーズの第三弾。前作からストーリー的にもつながる長編です。
今回はネットテレビを駆使して展開する「劇場型犯罪」。
非常におもしろく読みました。
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徐々にミステリー成分が弱まっているこのシリーズ。今回は、警察と犯人が相互に登場する構成で盛り上がり、十分面白いです。未だ謎は残っており、話は続くのでしょうが、一方、本書の事件が爪痕を残す中、どうなるか予断を許しません。内容を忘れないうちに、次巻が発表されることを、切に願います。
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楽しみにしていたシリーズ第三弾!
「犯人に告ぐ2」のラストで期待した通り、今作は巻島VS淡野となりました。
シリーズ第一弾の「犯人に告ぐ」同様に劇場型捜査も再び行われ、これぞ「犯人に告ぐ」シリーズという展開。
「今夜は震えて眠れ」の名台詞も健在!
巻島さん、カッコいいです!
しかし今作の主役は何と言っても淡野でしょう。
2では明かされなかった、淡野の過去や生活ぶり、内面が垣間見えて、淡野のキャラクターにぐっと深みが増した。
犯罪者ということも忘れて、ひとりの人間としてうっかり感情移入してしまう。
ラストは物悲しさとほんの少しのあたたかさがあり、しばらく余韻に浸りたくなった。
過去という意味では、巻島にとっての因縁の相手である「ワシ」にも触れられている。
淡野のボス「ワイズマン」も登場し、ラストでなかなかの冷徹ぶりを発揮。
警察内のスパイ「ポリスマン」も含め、まだ多くの謎を残していることから続編があるものと思われる。
次はいよいよクライマックス、巻島VSワイズマンか…!
楽しみです!
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シリーズと言うより、純粋に1作目から続く続編。
他の方のレビューにもあったが、単体として読むにはかなりキツイ。
「劇場型犯罪」の走りとも言える1作目だったが、1作1作の発刊の間がかなり空いており、続編として読むにはかなりしんどい。
2作目の時も前作の内容を覚えていなくて、苦労したが、3作目は前回以上に内容を覚えてなくて、かなり苦労した。
犯人の符号も「バッドマン」「リップマン」「ワイズマン」と似たようなもので、物語が余計分からなくなる。
「バッドマン」の事件から、そんなに時間が経ってない設定らしいが、ネット配信ニュースを利用したり、時代設定にも違和感。黒幕の「ワイズマン」は警察のすぐ近くにおり、まだ決着がついてないことから、まだこの作品は続くのだろうが、もう読まないかなぁ…
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遂に出ました。レスティンピース「リップマン」こと淡野と、神奈川県警特別捜査官巻島の最終決戦。
県警は遂に淡野の横顔写真を入手し、それを横浜市内中の防犯カメラのビッグデータと照合し、淡野が鶴ヶ峰や仲町台辺りに定期的に出没していると推測し網を張る。そこで淡野は職質をかけられるも辛うじて突破。自分が詐欺師として完全に騙している(定期的に50万円の偽社債を売却)と考えていた老婦人の家に逃げ込む。(実は老婦人は最初からお見通しで、これを恥じた淡野は家を退去する際、粋な事をする)そしていよいよTV公開捜査となるが、今回はネットTV。みなとみらいの大手IT企業が手掛けているものであるが、ここの余りにも胡散臭い社長は、既に地元有力政治家や県警上層部にも食い込んでいる。(この辺りから淡野君に結構感情移入)
さて、鎌倉の由香里の家を新たな拠点とし、渉や絵里子と親しくなった淡野は、ワイズマンからの入れ知恵もあり、驚くような所から大金を頂くシノギを最後に引退することに。
この前代未聞の犯行の結果は…
読んでいるこちらが文字通り手に汗をかく位、リアルな緊張感が感じられる作品。
津田長がもっと活躍するかと思ったが…。小川君は相変わらず持っている。それとワイズマンやポリスマン…巻島の苦悩は続く…んですよね?
でも淡野っちが、またユリさんと一緒に居られるようになったのは本当に良かった。
渉はあの後、しっかりと出来たのだろうか、心配だ。
現時点では今年一番の評価ですね。
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映像化すればとても面白い作品になりそうです。
シリーズなので前作を読むとより理解が深まると思います。
よくある刑事物は警視庁が舞台ですが本作は神奈川県警が舞台です。はまっ子としては好感が持てました。
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シリーズ3作目だが、段々面白味がなくなってきた。しかも長すぎて緊張感が続いていない。なのに既に次作ありきの終わり方。もう止めた方がよいと思うが。
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シリーズ3弾。
前作の事件の主犯<リップマン>との対決ですが、<リップマン>の背景が詳細に語られるクライム小説でもありました。
前作では文句を言いましたが、本作ではタイトルの「犯人に告ぐ」がネット配信で行われて、今時のツールが活きていて面白かったです。
ラストは哀しい最後ですが、さらに首謀者のAJIROこと<ワイズマン>と謎の警察関係者<ポリスマン>との対決が残ります。
<ポリスマン>を内偵しているエピソードがあったので、そこから崩していくのが次作の展開と思い、期待します。
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映画の場合、シリーズ化すると面白くなくなっていくパターンが多いけど、著書の場合はシリーズを重ねる毎に面白くなることのほうが多い。
犯人に告ぐシリーズもまさしくそう。1よりも2、2よりも3の方が面白かった。
たださぁ…
全部完結してから書籍化してくれよ!4に続くのかよ!発売まで待てないじゃん!
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前作で決着が持ち越しとなったリップマンとの対決をメインに据えたシリーズ第3弾。後半の加速度的な展開にどんどん引き込まれて一気に読んでしまった。逆にそこをご都合主義と感じるとハマらないかも。劇場型捜査の舞台が地上波テレビからネット番組に移ったのには月日の流れを感じるなぁ…
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犯人に告ぐ 第3弾
前回の誘拐事件の主犯格、リップマンこと淡野を取り逃がした神奈川県警の巻島は、ネットTVに出演し、リップマンに呼びかける作戦をとる。
しかしそのネットTVを運営する会社の社長は、リップマンなどの裏稼業を統括するワイズマン・網代実光だった。
横浜の財界、果ては世界のフィクサーになろうとする網代のもと、リップマンは最後のシノギを仕掛ける。
リップマンの悲しき過去と愛する女性、そして実直な巻島と県警内のスパイの存在。
内外からのプレッシャーをはねのけ、巻島はリップマンに迫れるか!?
もう少し黒幕の存在を隠してほしかったり、少し筋が読め過ぎてしまう点で星3つ。
まだポリスマンの正体も明かされてないし、網代も健在なので、続編あるかな。
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「犯人に告ぐ」1,2を読んでいるので気になり読みました。
最初の「犯人に告ぐ」がやはりインパクトがあったと思います。
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ネットTVを通して巻島とアワノことリップマンが対決!今回リップマンが狙うのは…。並行してアワノのこれまでの人生や由香里との平穏な暮らし描かれる。ワイズマンは健在、ポリスマンはまだ正体不明、シリーズは続く。前作までの盛り上がりには欠けるが昔の顔で☆四つ。
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前作の記憶がおぼろげで残念。
ポリスマンの正体明かされないので続くのだろうが
早く書いてくれないとまた忘れてしまう。
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11月-1。3.5点。
犯人に告ぐシリーズ、第3弾。
ほぼ前作からの続編。天才詐欺師淡野(リップマン)との闘い。今度はネットテレビで劇場型捜査。
スピード感はさすが。警察内部の争いも入れる方法も上手い。