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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
百田尚樹さんの日本国紀の副読本で、有本香さんとの対談形式です。中学、高校の歴史教科書に対する反論が主な内容です。作者達の主張はよくわかるが、個人的にはこの手の愛国教育はもう少し小さい頃に行うのが望ましいと感じました。
今こそ本当の保守の力を見せるときである。
2021/04/25 22:49
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投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
よく戦前は酷かったとか言いつのる方がおられますが、私はそうは思っていない。それは、明治政府が江戸幕府に酷い評価をしたように、前政権と体制を悪く言うのは世の常であるからだ。私がこれまで学んだことでいうと、戦前の日本国は、問題はあったかもしれないが、日本国の国体については常に真剣だったということである。そして、国体についてみんながわかっていた。何を守るべきかをわかっていた。これは大きい。
だからこそ、今の方が不安。でも、気づいた人が増えてきた。今こそ本当の保守の力を見せるときである。これからは日本国にとって本当に大事なもの見極め、建設的に議論すべき時である。
自慢話より「アンチの佞言」を使って「改訂」している事を
2018/12/30 15:40
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投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前出ていた「教科書が教えない日本史」を連想させる副題だが、同じようなところで出ているから。しかし何故「副読本」というなら「教科書」の版元の幻冬舎で出さないのだろうか?判型からして幻冬舎新書でいいと思うが。
「副読本」という割には「嫌鮮・嫌支流」的な事柄ばかり「論じて」いて、残りは自慢話だ。そもそも古代史の記述が毛嫌いしているはずの「戦後教育」そのものに加えてトンデモ「九州王朝」まで出て来るのに、よく産経が出したものだ、とすら思えてくる。
朝廷の「夷狄調伏」の加持祈祷を「平和ボケ」と腐しているような本の「副読本」にも出て来る。つまり「朝廷は無能だ」と言いたいのだろうか?よく産経が「不敬」な記述のある本を出したものだ。
「朝鮮日々記」を読んでいないのか、引用箇所に慶念の名前が188頁に出て来るのに一言も「反論」していない。
「ハングルは民衆の間でも全く広まっていなかったのですよ」とか「保守派がハングルを馬鹿にしたので、仕方なく『これは文字ではない。発音記号だ』と誤魔化して作ったというのが本当のところです」(182頁)とか書かれているが、それなら何故朝鮮時代の朝鮮文学にハングル文学という分野があるのか、中国の王朝で言えば明代に「発音記号」という概念が地球上のどこに存在していたのか、教えてほしい。
「南京大虐殺はなかった」というなら何故「もちろん一部で日本兵による殺人事件や強姦事件はあった。ただ、それを持って大虐殺の証拠とはいえない」(「日本国紀」367頁)と書いているから、「なかった」ではないのだろう。通州事件について「女性や子供、老人や乳児を含む民間人二百三十三人を虐殺した残酷な事件」(同366頁)とあるから、「二百三十三人」以下なら「大虐殺」ではないとでも言いたいのだろうか?
一番問題なのは表向き「日本国紀」に対する批判は「アンチの佞言」と決めつけているのに、それを利用して版を重ねる毎に訂正している事だ。その際に仁徳天皇の故事について無断引用をした事を暗に認めているのだから、他人の書いたものを批判して自慢話をするより幻冬舎共々お詫びの一言ぐらい発表して、無断引用している箇所を記載した版の回収なり改訂した箇所がある事を明記した版を出すなりすべきだ。
産経新聞さんは自社の大物が「20世紀特派員」で掲載されたものの増補改訂版(中公新書の「朝鮮王公族」を「初めての本格的研究書」と別の本で評した割には「20世紀特派員」より改悪された箇所すらある)としかいえないものをKADOKAWAで「本書は書き下ろしです」と称して「隣国への足跡」として出したり、以前は「蒋介石秘録」を出していたのに今は蒋介石委員長と国民政府を「コミンテルンの傀儡」と非難したりするのだから、「大した事ではない」でも思っているのかもしれないけれど。
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「日本国紀」の副読本とのことなのですが、偏った内容の本ですよね……この日本史ってどうなんだろう、不安になります。
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各種動画などで対談を既に観ることができるが、丁寧に活字として残す意義を感じた。
今の社会について考えさせられる。
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作成秘話や裏話が対話形式で載っている。読みやすく、面白い。いかに今の学校教育やマスコミが偏っているのかが不信感がつのる。
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話題本、日本国紀、の作者と編集者による対話。
日本国紀を読んで目から鱗の人は、読んでみればいいし、当たり前のことしか書いてないよなあ、と言う人はこっちだけで良いし、発狂した人は触れないほうがいいだろう。
私はこの本だけで充分かと感じた。
百田氏を持ち上げるような一章は不要だが。
歴史にはストーリーが必要というか、歴史はストーリーそのもの。歴史の教科書は、年表だってのは、うん、確かにそうだと思った。
日本人が自分たちの歴史を取り戻す作業は難しい。この先もまだまだ時間はかかるだろうが、取り返しがつかなくなる前になんとかしないと、本当に国がなくなる。
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『日本国紀』の副読本としてしっかり機能しているし、興味深く読む事ができた。
しかし、村上春樹を批判するくだりは不要だったと思う。
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2019/1/18-21
左翼の「リベラル」と言われる人って、本当はどのくらいいるのかな、と常に思う。自分を、家族を、コミュニティを大切にしていった時の最大公約数が「国」だと思う。
自らの歴史を咎め、近隣諸国に媚び、韓国や中国に都合の良い過去にすることを正義と思っている人って本当にいるのかなぁ?でも本当にいるんだろうね…。
今の韓国のアベコベな対応、中国の強硬的な支配。こういうのを見てないのか、感じないのかって、不思議に思って仕方ない。「自虐が美学」にいつのまにかなっている人たちに、「冷静に読んでほしい本。「日本国紀」もね。
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『日本国紀』裏話的なので、著者のファン&編集裏話好きな人向けか。
自分は百田氏の小説は2冊しか読んでいないが編集者なので、「前の原稿Aをチェックしている間に新しく書き直された原稿A’が来る」ということのイライラ感、二度手間感がよくわかる(苦笑
「こうしたほうが絶対読みやすくなる」というのに全然直してくれない著者と、こちらの赤字をまるまる活かす著者がいるが、前者はもちろん、後者も困る。
百田氏と有本さんとのやりとりは(超面倒くさいけど)、著者と編集者の理想的な姿ではないか。
「あとがき」などでよく「編集の○○さんの協力なしには本書は完成しなかったであろう」と書く著者がいるが、あれは口だけで言っている場合と、マジでその通りの場合の二種類があり、ビジネス書や自己啓発書などはほぼ前者だが、本書の場合は後者であろうことが確実にわかる。
有本さん、すばらしい人だ。
それにしても本書で紹介されている学び舎の『ともに学ぶ人間の歴史』は、サイテーのトンデモフィクション教科書だな。こんなんで「歴史」を勉強させられている中学生がいるかと思うと、めまいがする。
とりあえずK産党、A日新聞、N教組がなくなり、Dの世代がいなくなるだけで日本は少しマシになるんだな、ということがわかった(笑
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★4.5(3.92)2018年12月発行。サブタイトルに「学校が教えない日本」とあるように本書では至る所に学校での歴史教育を批判。というか、最近の歴史教科書がここまで酷くなっていたとは。考えてみると、我々は教科書の作られた背景、歴史の背景を教えられてこなかったが、日本国紀といいこの本といいなるほどそうだったのかと。特に驚いたのは日本の憲法学者の罪。というかGHQによる教職追放により、正しい学者が一層されていたとは。そして、社会党と共産党の罪。彼らは何故に日本を貶めるのか。60年安保。岸首相に感謝ですね。
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「日本国記」を読む前に本書を読んだ。現在の日本の歴史教科書の歪や自虐的歴史感を勇気を持って世に問いただす画期的な本であることがわかった。「日本国記」を読んだ人も、読む前の人にも百田氏の思いが伝わる。
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百田尚樹さん著の「日本国紀」の副読本として出版され、百田さんと有本香さんとの対談形式で書かれた一冊。
有本香さんは、「日本国紀」の編集者として執筆に関わっていて、もともとは、チベット問題や中国、インドの社会問題、日本国内の政治等をテーマに執筆活動を行っている。
この「副読本」は、「日本国紀」の誕生や執筆、編集に関わる裏話や、こうだから詳しく書いたという説明がなされていて、もう一度「日本国紀」を再読したくなった。
子どもたちが学校で学ぶための教科書のうち、特に酷い内容の教科書を原文のまま紹介し、内容を見ると、どこの国の教科書なのかと思わせるような書きぶり、日本語で書かれた地域名をわざわざハングルの読み方で読ませ、目線も日本ではなく、どう見ても韓国目線、中国目線での歴史解釈、当時活躍した日本人を記載せず、実在の人物なのかわからないような人物を記載してまで、子どもたちに自虐史感を植え付けるような内容で驚愕してしまう。
こんな教科書で学んだ子どもたちが、やがて大人になり、社会の中心で活躍するようなときに、日本のため、日本優先で物事を判断することができるのかと心配してしまう。
頭がいい子ほど、教科書に書いてあることが正しいと、忠実に覚えていく可能性もあり、教科書がだめなら、知識や常識をもった大人が責任をもって教えるか、インターネット等の媒体に期待するしかなくなってくる。
だいいち、なぜ教科書や国の歴史から日本の愛国心が奪われたのかというと、やはり戦後に先勝国によって行われたWGIP(ウォーギルドインフォメーションプログラム)による影響が大きい。
日本に反省と自虐的な歴史感・認識を植え付け、二度と立ち直れないようにするための教育で、新聞や書籍の検閲、軍国主義者等を教職や公職から追放、マスコミを使った広報で、もともと自省すること、日常に挨拶のように謝ることが苦手でない日本人は、すっかりこのプログラムに影響され、ものの見事に自虐史感にどっぷり浸かっている。
ここ数年で、国民として当然である愛国的な発言や、戦後教育の誤り、憲法改正に対する発言は、かなり許容されるようになってきていて、インターネットやSNSの活躍で、国民の雰囲気も大きく変わってきた。
全ての学校で、子どもたちが日本を好きになるような教科書を堂々と教え、自国のいいところ、反省すべきところ、弱かったところ、強いところを認識できるよう、他国によって塗り替えられつつある日本の歴史、海域や空域、資源や鉱物が奪われつつあることを、今起こっている事実として把握、認識し、危機感をもって取り戻さないといけないと再認識させられた。
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(本文より)泥道を、どれが本線なんだ、どれが日本の通史の道なんだと思いながら、ずっと森を歩いて『日本国紀』を書きました。今回、私は通史を書いたけど、今後、私に続く作家が書いてくれるといいなと思いますね。
【メモ】
1. 歴史は「物語」、感情を生かせ。
2. 「民族の歴史」は、ソフトパワー最大・最強のコンテンツ。
3. 隠しテーマ
①日本人は平和ボケしやすい。
②時の経済政策を再評価。
③日韓関係。
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何が正しくて、何が間違っているのかな???
ただ必要なことは、いろんなことを知ること
その中で、自分に合ったものを選ぶことかな~