圧倒的に騙される
2016/02/05 01:56
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投稿者:ANT - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生のカースト制度をかなりまじまじと見た気がします。それくらい、この本はリアルに描かれています。更に、最後の真相編で明かされる夏の日に起きた事件の話。もう読む手を止めることは出来ず一気に読了してしまいました。騙されること必至で読んでみてください!!
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投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
うーむ、ダーク。ラストの畳み掛けは、面白かったけど、全体として重たい。ミステリーとしてのだまされた爽快感も、そこまでは感じられなかった。もっと、ひっくり返して救われる展開が欲しかったのだが、イヤミスとしてはありなのかもしれない。
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投稿者:imikuto - この投稿者のレビュー一覧を見る
このミス大賞。三部構成のミステリー。
スクールカーストを扱っていて、青春ミステリーっぽいが、全体としてはそうでもない。
真相はなかなか面白いが、全体としては、それほどでもない。
それに、このミス大賞としては地味すぎるのでは?
むしろ社会派ミステリーとして売ったほうが、よかったのではとも思うが。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
このミステリーがすごい大賞受賞作のようですが……どうですかね……。この書き方がやや反則っぽいと思うのは、自分ダケでしょうか……。男子、女子ねえ……。しかし、まぁ、お話は、リアルな学園の内情を垣間見えて、そこは丸です
ひっかける必要があるのかは疑問
2020/12/24 22:00
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投稿者:再版 - この投稿者のレビュー一覧を見る
3章立てで第2章がひっかけとなっている。ひっかける必要があるのかは疑問。淡々と語ってくれた方が良い。
女性2人による合作だそう。ペンネームは藤子不二雄みたいなものか。
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TBS「王様のブランチ」でこの本の紹介がされたときに興味をそそられ、文庫化されるのを待っていました。
スクールカーストの新旧女王対決がエスカレートした時に…
「第1部子供たち」では仮面をつけた子供たちにゾクッとさせられ、「第2部教師」でオチがなんとなく見えてきたかと思いきや、「第3部真相」で今までの仕掛けがあちらこちらで爆発!
乾くるみ著『イニシエーションラブ』のような”ドカン”と一発の大爆発ではなく、爆竹が弾けるような凄まじさで驚きましたw
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単行本の時から表紙に引かれつつ、購入せずにいた本が表紙も同じまま文庫化だなんて嬉しい限り。
可愛らしい絵とは裏腹に怖いよ!
1章目のエリカとマキのいじめに読み進めるのが躊躇われつつも、続きが気になり一気読み!
やられたー!どう決着がつくのか?どう続くのかと思いながら読んだけど、そうきたか!ミスリードはちょっとずるい気がするけど、面白かった。
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読みやすい。でも、話の流れからトリックはよくある感じ。読者をミスリードさせるいつものやつ。
ただ、この手のミステリにしては、ラストが怖い。
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小学四年生の世界は大人よりおどろおどろしい。加減を知らないからこわい。最後の真相で一つ驚きまた一つ、え〜ってなった。いゃあ、ほんと一気読みだね。面白った。
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読んでいくうちに柚木さんの「王妃の帰還」を思い出した。だがあちらは”帰還”でこちらは”かえらない”。タイトルの違いが物語の大きな分かれ目。全く違う展開と意表の結末に驚いた。僕にはちょっとヘビーな内容だったかな。
あらすじ(背表紙より)
小学三年生のぼくのクラスでは、マキが女王として君臨し、スクール・カーストの頂点に立っていた。しかし、東京からやってきた美しい転校生・エリカの出現で、教室内のパワーバランスは崩れ、クラスメイトたちを巻き込んだ激しい権力闘争が始まった。そして夏祭りの日、ぼくたちにとって忘れられないような事件が起こる―。伏線が張りめぐらされた、少女たちの残酷で切ない学園ミステリー。
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≪好かれたいんじゃない。嫌われたくなくて必死≫
第2部の途中で「残りは明日,電車で読もう」と思っていたのに,一気に読んでしまった.
特に第2部終盤,物語が正体を現すためくるりと反転して,第3部にはいってからはいくつもの真相がドドドっと押し寄せてきて,ページをめくる手を止められなかった.
やっぱり子供がもつ「純粋な悪」はこわいこわい.
純粋であるが故,顧みることはあっても省みることはない.
こわいこわい.
みんなと違う
私は正しい
だからみんな,私に協力しなさいよ
私といっしょにしなさいよ
あなたも私と同じになるのよ
私とあなたはもう離れられないの
そうしたらほら
みんな,いっしょ
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途中から先が気になって気になって(帯にラストのどんでん返しを押していたのもあって)止めることができないくらいには面白かった。
二部の結末に、余りにもすごい偶然だなぁと思いつつ、三部の真相にはなるほどなぁと。
とても面白かった。
騙された、とは思うけれど、やっぱりすこし強引かなぁ……。
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最初は学園内のスクールカーストを題材にした作品と思って読んでいました。
それはそれでスリリングで良かったのですが、第1部がまさかあのような結末になるとは…
そして第2部。第1部の「後日譚」…なのは間違いないのですが、すっかり騙されてしまいました。
リアルに考えるとそんな都合の良い名前の偶然があるとは思えませんが、自分の想像を超えていた事実にそんなことはどうでもよく感じられてしまいました。
第3部の真相については、薄ら寒い戦慄が背筋を走りました。いろいろ綻びがあるのかもしれませんが、少なくとも関係している同じクラスだった同窓生が、一人も真相を他に漏らさずに居ることに、恐怖を感じました。
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面白く、はあったんだけど、結末が気に入らず。。
どんでん返しはどんでん返しでも、全部見たことあるパターンでした。
葉桜〜と四季シリーズ合作、みたいな。
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1部のストーリーに惹きこまれて読む手が止まりませんでした。
2部3部は蛇足で、叙述トリックも流し読みで楽しむくらいのほうが良さそう。
読みやすい文章でしたがスクールカースト制度恐ろしい。でももっと掘り下げて書かれていたら読むのが辛かったと思うので軽めで良かったのかと。