ブルーピリオド(7) みんなのレビュー
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電子書籍
実は若者に普遍的な問題を描こうとしているのかもしれない
2021/02/12 23:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
実際のところはどうだか知らないが、それまで美術に関心も持たなかった高校生が高々1年半ほど予備校に通った(それだけでもすごいことだけれど)だけで東京藝大に現役合格できるのか、やっぱりマンガだなと思って6巻まで読み終わったのだけれど。
そんないきさつはともかくも、藝大生1年生の大学生活が始まったこの第7巻は、ちょっとやそっとの大学生活ではないのを教えてくれる。
3浪4浪5浪は当たり前と言われる東京藝大に現役で合格すると言うことは、おそらく周りはみんな歳上ということになるのだろう。なんだかそれだけでもプレッシャーじゃないかと想像してしまい、八虎に肩入れして励ましたくなってしまう。しっかりこのマンガにハマってしまっているわけだ。
そして、案の定(?)八虎は悩むんだから、こちらもハラハラしてしまう。それを象徴しているかの言葉が、「受験絵画は作品ではない」であり、「コレから先どういう作品作っていきたいの?」だろう。それまで藝大に合格することしか頭になかった八虎が、本当に絵画を創り出すことに目覚めていくための超えていかなければならない問題なんだろうなあ。
と、ここまで読んできて思ったのだが、これは何も芸術系を目指す者だけがぶち当たる問題ではないのだろう。大学受験を目指している者はまず大学入試に受かることが目標になってしまうところがあるが、試験に合格して大学生になることで何かが解決するわけでなく、大学生になって何をするのか、何ができるのかが問題になるはずなのだ。更に言えば、同じことは働くということでも言えて、何らかの仕事に就くことが出来て終わりではなく、そこから自分が何をしていくのかこそが大切なことなのだ。
この『ブルーピリオド』は藝大受験とか美術への取り組みとかいったことを題材にしているので、何か特殊な世界を描いているように思ってしまっていたが、実はどんな若者にも当てはまることを美術の世界を借りて描こうとしているということだったのかもしれない。
だから、多くの人の共感を呼んでいるのだろう。
電子書籍
おもしろい
2020/06/09 22:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:明日のことは明日に今日のことも明日にしよう - この投稿者のレビュー一覧を見る
受験編は、途中すんごく重たい展開もあったけど
試験の時はすらすら読めていた(前の巻)
今回は大学編
また重くなった
読むのがつらくて進まない
紙の本
未知の世界は不安と期待
2022/01/23 09:18
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投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
苦労して得た方法で成功!で人生終わりじゃないのがシビア。最短距離で来たので受験絵画しか知らない。それを捨てたら何も残らない。主人公の焦燥が辛い。でもそこで終わらない!いいね!
紙の本
感じが違う
2020/04/21 09:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
6巻までは青春受験漫画だったのだが,無事藝大に合格したので(って藝大ってこんなに簡単にはいれるの?),青春大学生活漫画になるのだろうが,妙に屈折している主人公だ。作者もどう展開していけばよいのか迷っているのだろう。なんか「ご苦労さん」といいたくなる。