女子中・高生の制服攻略本 みんなのレビュー

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中学受験を控える娘のために図書館で借りました。(本当ですよ。)

すごいカタログで
恥ずかしくなりました。
イラストの女の子が愛らしい。

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セーラー服には地域差があるんですね。知らなかった…。
本書を購入したことを他人に話すと「そんなこと知って何に使うの？」と言われます。しかし、『「人工超知能」 －生命と機械の間にあるもの』にて、かつて役に立たない学問の代名詞として扱われた哲学が人工知能の諸問題(自動運転での事故の責任を取るのは誰か等)にとって価値の高いものとなっているとあるように、女子中・高生の制服知識が人類を救う日が来るかもしれないではないですか！
冗談はさておき、本書はタイトルの「攻略本」という名に負けない最高の資料本となっています。もちろん、値段相応のボリュームではありますが、名前の由来や歴史、八面図やサイズ感・調整方法に少ないですがヘルメットの情報までありとあらゆる情報がイラストつきで載っていて非常に満足度が高かったです。イラストはあくまで可愛らしくアダルトな雰囲気は感じませんでした(個人の感想です)。決してコミカルな書き方はされていないのですが、題材が題材なだけに真剣に記述されるとなんだか笑ってしまいます。
内容的に絵描きさんか男性がターゲットだと思います。特に最後の用語解説は「わざわざ解説するべきか…？」と思うようなレベルです。万人が読める優しい仕様なのかもしれませんが(例えば、娘のために制服の知識を調べるお父さんや、まだ小学生の女の子には必要だと思います)。
男子版を！男子版を待ち望んでます！

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ただの制服萌え本ではないぞ。
攻略本のタイトルに恥じない一冊。
セーラー服やブレザー、スカートだけでなく、体操服やローファー、靴下やエンブレムにいたるまで、綿密な解説と分類、時にその歴史が語られる。
（日本初のセーラー服は体操服としてだったらしい！）

可愛らしくも万人受けしそうなシンプル系の絵柄だが、本書のメインテーマたる制服は細部まで丁寧に描かれている。
着用状態では見えない裏地の状態がわかる展開図や八面図などがあるアイテムもあり、絵を描く人には大変有用である。
私自身もかつて女子学生だったが、中高ともブレザーだったのでセーラー服の胸当てや襟カバーの存在を本書を読んで初めて知った。

個人的に懐かしかったのが名札。
クリップとピンで付けるタイプ(学年色の青いラインが入っていた)の裏側に、こっそり可愛いシールを貼ったのを思い出した。