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hontoレビュー

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52ヘルツのクジラたち みんなのレビュー

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一般書 2021年本屋大賞 受賞作品

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みんなのレビュー1,968件

みんなの評価4.3

評価内訳

1,939 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

2年後、2人が幸せになっていることを願って

2021/09/19 00:24

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みつる - この投稿者のレビュー一覧を見る

読みたい読みたいと思って、やっと読めた本は
登場人物達の、壮絶すぎる過去に
読むのが止まらなくなってしまいました。

ただ私は、主人公 貴瑚と愛の52ヘルツの声を聞き合う
そんな綺麗な話だけで、この本は終わらないと思いました。

貴瑚が、虐待をうけていたこと、これはかなり酷いことで、そのことに気づかないくらいボロボロなことに、ショックを受けました。

私が気になってしまったのが、貴瑚の父親がALSになってしまい、介護を母親から押し付けられたところです。

何故、作者はALSを選んだのでしょうか。
最近、有名人が亡くなったから?アイスバケツチャレンジがあったから?
ALSは、運動神経が死んでいき、感覚神経は残る病気で、
こちらの父親のように、足から発症した場合、
足が動かなくなり、病気が徐々に身体上部へいき
肺を動かす筋肉が死亡し、呼吸器をつけなければならない病気です。
なので、動かない足を蹴ったら、よけることも出来ずに、痛みがくるだけなのです。

私事ですが、私の母親も若年性ALSでした。
告知は私が13歳の時です。
仕事から帰っても、夜中にトイレで用を足したいと言う母の望みを、眠たい中頑張った父ですが、
そのうちその役は、姉に行き、とうとうレスパイト(一時的に家族が休憩を取る為に入院するのこと)
になりました。

しかし、まだ学生だった私に、看護師長さんは
「貴女のお母さんは、注文が多すぎて、看護師が疲弊してしまうのですが、早く出て行ってもらえないですか!」
と電話をしてきました。

また、家族の負担を減らす為に、新しいヘルパーさんを導入すると、ヘルパー事業所から、お断りされるばかりになりました。

結局は家族の誰かが、しなければならないんです。
やっと地獄の実家から出られると思った矢先でしたが、
アンさんみたいに助けてくれる人が現れるのは、
ほんの一握りだということを、52ヘルツの声を聞いてくれる人に出会えることが、どれだけ素晴らしいことなのかを、今一度、確認させられました。

ここでは、父親が悪く描かれていますが、
父親も、なりたくて病気になったわけじゃないんです。
自分の体が自由に動かせられない辛さは、当人にしかわかりません。

ただ、介護までやらされて、かわいそう。
とだけ感じられてしまったので、簡単に介護を使うなら、介護される側の立場も書かれていればな…と思いました。

"「残酷な話をするよ。キナコのお父さんはあと何年生きられるか分からない。半年後に死ぬかもしれないし、十年後かもしれない。その不確かな間、きみはきみの人生をお父さんに捧げ続けるつもりなの?お父さんが、死ぬまで」"
(93頁)

こんなことを、言ってくれる人がいたら
介護殺人なんて起きないでしょうね。
それでも、やらなきゃと言うのが、今の日本の状況なんです。
少しだけ、この章だけ、引っかかってしまいました。

後は、少しずつ自分の重荷を下ろして、前に進めるようになっていく、貴瑚の姿を応援したくなりました。

いつか、愛くんと過ごせる日を願って。

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電子書籍

重すぎる小説

2021/07/25 07:01

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

貴湖(王ヘン)もムシもアンもみんな悲しい……。読んでいて、重すぎました。それぞれが、辛い過去を引きずり、なおかつ、生きにくい現代を生きていこうともがいていて……。タイトルがおしゃれだから読んだけど……内容は……

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紙の本

一気読みした

2022/07/31 21:14

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆうた - この投稿者のレビュー一覧を見る

続きが気になって、一気に読んだ。ほとんどツラくて暗い内容だったが、話題の本ということで、最後をどう締めくくるのか期待し読み進めた。期待しすぎたのか、思ったほどの結末ではなかったが、自分が知らないだけで様々な状況で生きている人がいるということを再認識させられた。

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紙の本

面白かったです

2021/11/19 11:36

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供のころに実の親から虐待を受けた女性と現在虐待を受けている男の子の絆の物語です。タイトルは大人たちの耳に届かない子供たちの悲痛な声を、周波数の高いクジラの鳴き声で例えているもののようです。痛々しいですが、人の救済が優しくもあり、救いのある話でした。

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紙の本

そんなクジラがいたんだ。

2021/09/20 12:40

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほんたろー。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画化待ったなし!?
登場人物に感情移入できる本。
自分の存在の儚さ、弱さ、無力さを思い知らされ、それでも強く生きようとする人々に感動する…。

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2021/02/10 21:21

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2020/05/29 22:12

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2021/07/06 18:35

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2020/04/20 19:40

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2020/04/23 11:53

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2020/04/25 17:57

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2021/02/09 14:18

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2021/08/21 22:24

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2021/03/23 00:51

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2020/11/03 19:00

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