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紙の本
日本に憲法を改正する資格はあるのか? 芥川龍之介の親友として知られる法学者が半世紀前に放った問いに私たちはどう答えられるか
2020/07/22 09:28
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
恒藤恭の著作初の文庫化。滝川事件で文部省に抗議して京大教授を辞職した法哲学者が、改憲論を批判し、1964年に出版。改訂された日米安保条約により日本がアメリカに「高度の従属関係」にある現状では、「日本国民は真に自主的に憲法改正を行いえない」と指摘。砂川事件最高裁判決を批判。日本に憲法を改正する資格はあるのか?芥川龍之介の親友として知られる稀代の法学者が半世紀前に放った問いは、今も答えられていない。今こそ必読の名著。
紙の本
法哲学者・恒藤恭氏による「押しつけ」を根拠にした憲法改正論に含まれる問題を徹底的に明らかにした代表作です!
2021/02/10 10:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、法哲学者として1900年代の前半に活躍され、『法の基本問題』、『新憲法と民主主義』などの名著を残された恒藤恭氏の作品です。同氏は、『旧友芥川龍之介』という作品も発表されていることから分かるように、第一高等学校時代には芥川龍之介氏と同期だったことでも有名です。同書は、占領期から新日米安保に至る過程をつぶさに見てきた著者によって、「押しつけ」を根拠にした憲法改正論に含まれる問題を徹底的に明らかにした一冊です。滝川事件で職を辞した気骨の学者が死の直前に残した切実な問いはいまだまったく変わっていないと言えましょう。今こそ必読の名著ではないでしょうか。
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