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親友3人組が町の困ったを解決する話
2022/02/16 07:59
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投稿者:しん - この投稿者のレビュー一覧を見る
町名主の跡取り麻乃介が親友2人と周りの人たちのちょっと困ったことを解決していく話。
シリーズものの第6弾なのですが、私はタイトルと絵にひかれてこの作品から読みました。途中から読んでも全然困ることなく、はじめのうちは、ずいぶん軽いタッチの話だな~と思いながら読んでいたのが、読み終わる頃には主人公たちの魅力に引き付けられ、他の話も読みたくなりました。
江戸時代は身分が厳格だったのかと思っていたのですが、本作品では比較的武士と町人の垣根が低いように思われ、武家から商家にお嫁に行ったり、御家人株を買って武士の跡取りになったりが気軽にされているように描かれています。もしそうだったとすると、江戸時代も住みやすい時代だったのかもしれませんね。
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投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
自重しろといわれてるのに勝手に動き回って問題を大きくする女ども。
きちんとお役目を果たしている養子と沿うはずが、ちょっと見目のいい男に思い入れたあげく、家を継がなくてもいいから勝手にしなさいといわれ、見目のいい男は自分が跡取りということで寄ってきてたんだということにやっと気づいた、一人娘。
馬鹿ばっか。
紙の本
ほっこりしましょ
2020/06/22 05:40
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回の麻之介たちの活躍事件は、恋愛話に絡んだ、謎解きばかり。どれもこれも読み終わった後には、心がジ~ンと暖かくホッコリしてしまうような物語が続く。一つ一つが短編集のように、短く、分かりやすく、そして毎回 ジンワリとした心地良さを味わえる。コロナ騒ぎで、人々の心が不安とストレスでささくれ立っていく今日この頃。今回のこの小説で、心の温泉に浸かる治療のような穏やかで悲しさの無い話が並びました。
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テレビで見たのか別の本で読んだのか記憶が定かでは無いが、恋をしている時の人間の脳はチンパンジー並みらしいという話を聞いた。チンパンジーに失礼な様な気もするが、それほど恋は盲目ということなのでしょう。まして初恋ならば。
3人の内、2人は落ち着いたので、ひとめぼれとは麻乃助のことかと思いきや、別のところに火がついてこの後、どう落ち着いていくのかなというところです。
まんまことシリーズは、登場人物達のそれぞれの視点で考えるとまた違った思いや考えが浮かぶところが面白いなと思って読んでます。町名主を題材に扱っているからこそなんでしょうね。
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まだまだお寿ずさんのことが忘れられない麻乃助。
それでも仕事も厄介事もやってくる。
今巻は身内にかかる厄介事が多かったからなー。
忘れるのではなく、思い出になる話を早く読みたい。
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わかれみち/昔の約束あり/言祝ぎ/黒煙/心の底/ひとめぼれ
麻乃助、清十郎、吉五郎。いつものトリオが事に当たる。慌てたり辛かったりあきれたり、三者三葉に向き合っていく。周りのおなごも少しばかり存在感を増して、あたふたする男たちの様子も面白い。
一葉の心向きは? 麻之助のお相手は?
さて 楽しくなるかな?
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もう、6巻目になるのですね。
ゆったりのんびり、ネコのふにのように、あの世界にひたります。
この巻は、縁談の巻かな。吉五郎の巻かな。
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麻之助たちは、親世代から支配町の揉め事への対応の教育を受ける。お気楽でいたい麻之助もそのままではいられない。
また、吉五郎もこれまでと同じではいられない。
悪友三人組も少しずつ変わり、一歩一歩成長していく。
次はどう成長、変化しているのか楽しみ。
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『まんまこと』シリーズ第6作。麻之助はまだ町名主・高橋家の跡取りのままだが、盟友・清十郎は既に後を継いでおり、吉五郎は同心の養子となっていた。悪友三人組の周囲でも、時は容赦なく移ろいゆく。
「わかれみち」。解決したはずのある事件が蒸し返された。読んだ記憶はあるようなないような…。短編にしては入り組んだ真相だが、懲りていないばかりか、この大物たちを敵に回す恐ろしさを知らなかったとは。
「昔の約束あり」。毎度毎度、麻之助にはやっかいな話が持ち込まれる。ということは吉五郎も巻き込まれ…。男三人はともかく、女三人も無茶をする。結果的に助かったのだから、あまり強く責めることもできないか。
「言祝ぎ」。うーむ、こういうのも町名主(の跡取り)の仕事なのか? 自由恋愛など困難な江戸の婚礼事情。お武家相手に無茶をするものだが、よほどの大物でなければ、お武家の権限などこんなものなのだろうか。
「黒煙」。江戸に火事はつきものだが、避難のどさくさで盗難騒ぎが発生。噂の恐ろしさはSNS時代の比ではなかったのだろう。見つけるだけではなく、どう収拾させるかが問われる。結局、麻之助は頼られている。
「心の底」。あのねえ、吉五郎の義父の小十郎も、麻之助を利用しすぎではないか? シリーズ初の展開になるかと思いきや、直前になって…。親切は悪いことではない。しかし、お人好しすぎてもいけないという事例か。
「ひとめぼれ」。雪見のお誘いを受けて出向いてみれば、なぜかあの人やこの人も…。雪が降ったといえば、本格ではお馴染みのシチュエーション。この人情物シリーズにあって、推理の要素が強い珍しい一編。そして小十郎からは重大発表が。それにしても、麻之助よお疲れ様。
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シリーズ第六弾。
みんな、少しずつ成長している。
『ひとめぼれ』で小十郎が親として、相馬家当主として下した決断は、彼らしくて胸がすく思いがした。
どこぞの御父上にも、是非ともこのような決断をして頂きたいものだ…。
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麻之助は相変わらず説明口調だなぁ、とか、清十郎はすっかり丸くなった(というか存在感が希薄になった)なぁ、とか、吉五郎はすっかり小十郎さんの付き人みたいな立ち位置になってるなぁ、などと、遠い目をしつつ……。むむ、話をどう持って行きたいのか、よく分からなくなってきたぞ? お雪さんが麻之助の新しい相手か?と思いきや、さほど引っ張らずだし、かと思いきや吉五郎が急転直下だし……。早く二人ともに、お安さんみたいな見ていて安心できるお相手ができると良いですねぇ(保護者目線)
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【累計百万部突破! 大人気シリーズ第六弾】盟友・吉五郎の様子がおかしいのは何故か――町名主の跡取り息子・麻之助が様々な謎ともめ事に挑む。そんな彼にも新たな出会いが?
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今回は相馬家の皆がどの作品にも絡んでいて、最後ひとめぼれでは小十郎様の吉五郎、一葉どちらにも親としての顔を見た気がしました。人の縁とは不思議なものですね…麻之助に次に重なる縁はどんなものでしょうか。
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好きなシリーズだけに今回はあんまり面白くなかった。仕方がないことかもしれないし、書いておきたかったことなのかもしれないけれど一葉さんのことが好きじゃなくなったなあ。雪さんも苦手。次の麻之助の相手が雪さんだったらすごく嫌。ままならないこと、がまんまことシリーズの主題なのかな。肝っ玉は好きだけどでしゃばりな女は好きじゃないので、でもこのシリーズに出てくるメインどころの女はみんな揃いも揃ってでしゃばりで気が強くてお腹いっぱいって感じ。男の人はいろんな人が書けるのになあ。物語全体に女の人がでしゃばりすぎる。悪友三人でわちゃわちゃやってるときのほうが面白かった、かな。
追記
次巻を読んで一葉さんとの婚約は完全に破棄されたと気づいたのでちょっとむかむかが晴れた。また一葉さんが惚れなおして…みたいな展開にならないことを願う。
麻之助の嫁は麻之助のことを大好きな人になってほしいなあ。
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2021.03.22.読了
まんまことシリーズ第6弾
わかれみち
昔の約束あり
言祝ぎ
黒煙
心の底
ひとめぼれ
の6話。
わかれみち
もう麻之助とお由有の縁は重ならないのね という切ない話
昔の約束あり
今まであまり姿を現さなかった吉五郎の許嫁の一葉が出てきて、お虎とお安と3人で活躍する話
言祝ぎ
お寿ずの親戚のおこ乃に降って沸いた縁談の話
ここでもお安乃賢さとお虎の大胆さが光ります
黒煙
麻之助之支配町で起きた火事が発端になって出てきた話。
麻之助の活躍が嬉しい
心の底
新しい娘登場!もしかしてこの子が麻之助の後添え?
なんともいい感じのお嬢様のお雪
ひとめぼれ
吉五郎の許嫁の一葉さんが甘い顔の男に惚れた話。
一葉さんには悪いが、最後に吉五郎の義父の頑固な小十郎が相馬家の後継についてキッパリと宣言するかっこよさ!!に拍手
次はどうなるのかとても楽しみ。