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紙の本
灰塵と化した邪馬台国
2020/09/18 11:36
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投稿者:nobita - この投稿者のレビュー一覧を見る
魏志倭人伝の方角や距離を正として、別府温泉が邪馬台国と推定。論理的には成立しているが、遺跡がないのが課題。父の蔵書の幻の邪馬台国や邪馬台国の秘密を大学時代に読んだが、同じぐらい新鮮な気持ちで読めた。今後の遺跡の発掘を期待します。
紙の本
邪馬台国別府温泉説に1票!
2020/08/18 17:47
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投稿者:複臣 - この投稿者のレビュー一覧を見る
関裕二先生がFB上で評価していたので、早速読んでみた。
魏志倭人伝に記載されている、方位、距離、あるいは陸路や海路での日数について、当時の技術力は高く、かなり正確であったと考えられることから、方位について、南とあれば南、東なら東とそのまま解釈している。距離については、1里=77mの短里を採用している。
また、魏志倭人伝にある地名について多くは、中国側から見た意味での呼び名であると解釈している。なので、日本の地名で近い場所を探すのではなく、まずは方位と距離から、地点を探している。
例えば、従来の末廬国は、松浦とはせずに、洞海湾沿岸の枝光と推定。そこから、見事に方位と距離を忠実に辿って、別府温泉に辿り着く。
また、魏志倭人伝では、不彌国までの記載は、方位と距離の表現であったが、そのあとの邪馬台国と投馬国についての記載では、海路何日、陸路何日となっている。これについては、不彌国からの追加の日程ではなく、不彌国から分岐しての邪馬台国と投馬国への、帯方郡治からの旅程表現ととらえている。
いままで、なぜこの解釈がされてこなかったのかと思うほど、目からウロコの説明である。
これなら、「女王国の東に千余里の海を渡るとまた国がある」との記述にも、文字通り矛盾しない。
タイトルから、とんでも本かと思いきや、丁寧に、だれもが分かるように、推理を進めている。
これは、すばらしい。きっと邪馬台国論争の新しい基点となりそうに思う。
星5つ。大推薦。
紙の本
斬新な内容に驚きました
2020/08/28 11:41
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「邪馬台国は別府に位置したのではないか」という説を、著者が持論で熱く説いた1冊です。
読み始めは科学の内容が多く、「これは読み切るのは大変だな」と私は思いました。しかし、徐々に読み進めるにつれ、内容をつかめるようになりました。
科学を駆使して「邪馬台国は別府では」と結論付ける著者の斬新な視点に、ただただ驚くばかりでした。
九州の地図を多く用いていたため、私は論点を見失うことなく読み切れました。
また、魏志倭人伝の日本語訳と漢字の原文も詳しく紹介されています。
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