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みんなのレビュー17件

みんなの評価3.9

評価内訳

17 件中 1 件~ 15 件を表示

SFではなく実話。

2024/06/25 07:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:スズメ - この投稿者のレビュー一覧を見る

精神疾患とされた人々を手術にて脳に電極を埋め込み、頭に電気的なショックを直接与え、「治療」を施す。
しかも患者の中には、普段そのままで生活し、自分で電気的な刺激を与えられるようにされた者もいたという。古典的なSFのモノクロ映画の中の世界に思えるが、これが事実だったということに驚愕する。

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脳に電極

2023/03/21 02:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

手塚治虫のアニメか、漫画でみたような……そういうSFの世界かと思ってましたが、現実にあり得るのですね。驚きました。それも、現実に治療として用いることが可能だとは。こうなると、あらゆる病気の治療になるかも

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脳科学を巡る隠されてきた事実に迫るノンフィクション

2024/11/21 07:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る

脳に電極を挿入し、電圧をかけることで統合失調症やうつ病の治療を目指す脳深部刺激療法(DBS)を世界に先駆けて実施した医師ロバート・ヒースは、その功績とは裏腹に精神医学界ではほとんどその存在や功績が知られていません。なぜ、先駆者であるヒースが医学界史から抹殺されてしまっているのか、DBSとはどのような治療法で、どのように発展してきたのか、この2点が本書の読みどころです。
現在ではDBSは保険も適用される程に一般化された治療法ですが、ヒースが取り組んでいた1950年代ではその評価は流動的でした。DBSの治験に参加した患者の脳に挿入された電極に電圧をかけた途端、統合失調症やうつ病などの精神疾患に悩まされていた症状が解消し、まるで患者の性格が変わってしまうほどの効果の描写には驚かされます。
ところが現代ほどに脳に対する理解が進んでいなかった当時、まるでスイッチを押す事で人格が変化してしまうかのようなDBSの効果を目の当たりにして、「人間が人格を人為的に操作しても良いのか」といった議論が巻き起こります。治験に参加した患者は、他に治療の可能性が断たれた状況で、それこそ最後の望みを託して治験に参加しており、ヒースも治験に際しては決して功名心を表に出さず、倫理的な手順を踏んで実施していたのですが、そのあまりにセンセーショナルな治療結果に、上記のような議論が巻き起こり、またさらにヒースを追い込む事件(詳細は割愛します。本書に詳しい記述があります)もあって、ヒースは医学界を去ることになってしまいます。
脳科学の進歩した現在では、戦場で脳にダメージを受けた兵士のPTSDの治療や、てんかん発作を事前に感知し、それを抑える電気刺激を脳に加えて発作を抑える脳ピースメーカーなどへと発展しています。本書でも触れられていますが「やる気」を刺激する脳領域に気軽に電気刺激を加えることが出来れば、ドリンク剤を飲むような気軽さで「やる気」を起こす事も可能になるかもしれません。
ここまでやって良い物かどうか、その辺りの科学の最先端技術への倫理観なども本書の重要なテーマとなっています。書名は何か似非科学みたいな印象を受けますが、中身はしっかりとしたノンフィクションです。

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脳科学を巡る隠されてきた事実に迫るノンフィクション

2023/12/06 07:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る

脳に電極を挿入し、電圧をかけることで統合失調症やうつ病の治療を目指す脳深部刺激療法(DBS)を世界に先駆けて実施した医師ロバート・ヒースは、その功績とは裏腹に精神医学界ではほとんどその存在や功績が知られていません。なぜ、先駆者であるヒースが医学界史から抹殺されてしまっているのか、DBSとはどのような治療法で、どのように発展してきたのか、この2点が本書の読みどころです。
現在ではDBSは保険も適用される程に一般化された治療法ですが、ヒースが取り組んでいた1950年代ではその評価は流動的でした。DBSの治験に参加した患者の脳に挿入された電極に電圧をかけた途端、統合失調症やうつ病などの精神疾患に悩まされていた症状が解消し、まるで患者の性格が変わってしまうほどの効果の描写には驚かされます。
ところが現代ほどに脳に対する理解が進んでいなかった当時、まるでスイッチを押す事で人格が変化してしまうかのようなDBSの効果を目の当たりにして、「人間が人格を人為的に操作しても良いのか」といった議論が巻き起こります。治験に参加した患者は、他に治療の可能性が断たれた状況で、それこそ最後の望みを託して治験に参加しており、ヒースも治験に際しては決して功名心を表に出さず、倫理的な手順を踏んで実施していたのですが、そのあまりにセンセーショナルな治療結果に、上記のような議論が巻き起こり、またさらにヒースを追い込む事件(詳細は割愛します。本書に詳しい記述があります)もあって、ヒースは医学界を去ることになってしまいます。
脳科学の進歩した現在では、戦場で脳にダメージを受けた兵士のPTSDの治療や、てんかん発作を事前に感知し、それを抑える電気刺激を脳に加えて発作を抑える脳ピースメーカーなどへと発展しています。本書でも触れられていますが「やる気」を刺激する脳領域に気軽に電気刺激を加えることが出来れば、ドリンク剤を飲むような気軽さで「やる気」を起こす事も可能になるかもしれません。
ここまでやって良い物かどうか、その辺りの科学の最先端技術への倫理観なども本書の重要なテーマとなっています。書名は何か似非科学みたいな印象を受けますが、中身はしっかりとしたノンフィクションです。

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2020/09/17 17:10

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2020/10/24 09:20

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2020/11/17 09:35

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2020/12/03 01:18

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2021/02/28 17:03

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2021/01/05 19:47

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2021/04/09 12:29

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2022/01/28 22:45

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2023/10/05 18:34

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