壮大なファンタジー大河
2019/03/22 22:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポンちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作に比べるとスケールがでかいと言うか時間軸が恐ろしく長いです。読者は主人公?の不死身の存在を追いかけながら様々な人々の生きざま、一瞬きらっと瞬いてまた消えていく様を見ながら熱さ寂しさを感じていくことでしょう。群像劇というか人間ドラマのオムニバスのような連なりです。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
「聲の形」で有名な作者が、時空ともに非常に大きい作品を描いた。主人公(?)に「不滅」の存在を持ってきて、その主人公からのある意味では「神」の視点で壮大な作品を描き出している。絵が綺麗で一つ一つのエピーソードが身にしみる。「不滅」という存在がかえって哀しい という感じがする。ただ壮大過ぎて前作「聲の形」ほど感情移入できなかった。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分は見たことのないアイデアがテーマになっています。これからの展開が楽しみです。
これはやめられない!
2020/08/06 17:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カツサンド - この投稿者のレビュー一覧を見る
「聲の形」の作者さんということで、「絶対深いお話だろうなぁ。」と、期待していました。当たり!です。
こんなお話あるんですね。面白いです。続きが気になってやめれません。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぱぴこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんなことで泣いたり、笑ったり、おませな態度をとるマーチが凄く子どもらしい。
可愛いだけでなく、少し憎たらしくも感じる子どもらしさを描いていているのが、面白い。
出会いと別れ、長い旅
2019/02/15 21:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポンちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
出会った人はやがて死んでしまうのでちょっと切ない感じがする。皆年取って死んでいく中フシだけは変わらず生きていくのがちょっとつらいかな。一体どこにたどり着くのか。見守りたい。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
謎の生命体がいろんなものに姿を変えながら色々な世界を見ていくという話。
「最後のひとり」は孤独と絶望の中で死んでいく少年がかわいそうすぎる。
壮大なファンタジー
2017/11/10 00:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
「聲の形」の大友良時による新作。シリアスな現代もので評価された次回作は、これまたシリアスで壮大なファンタジー。しかも謎の生命体が依代を変えながら転生を繰り返すという原始的な宗教観を併せもった意欲作、といったところ。正直、話がどのように転ぶのか分からないのだが、今後の展開に期待がもてる。
投稿元:
レビューを見る
なにがどーなるかまださっぱりわからないのだけれど、すごくなんか、いい。
一話目がとても切ない……
色々気になるけど、どうなるのだろう。
続きが楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
表紙の色と狼の視線に吸い込まれるように駅の本屋で購入。
一話目がひどく切なくて、狼の表情が本当に繊細に描かれていて大今さんの世界観に引き込まれた。死んでいく少年の呪いのような言葉にぞくりとしつつ、物語は進んでいく。二話目以降は一話と少し違う世界で、なんだかもののけ姫を彷彿とさせる。一話目の少年は出てくるのか?と不思議に思いながら読み進めていくと、突然自己修復しながら現れる。その描写もまたすごくリアルで、グロテスクなはずなのに美しく見えてくる。そしてマーチが餌をやり、そのお礼とばかりに彼女を最後に助けてくれる。とても動物的で、単純な思考回路だと思う。
きっとこれから〈球〉だったものはマーチやほかの人と触れ合いながら進化するんだろうなぁと。一巻目だけでは全然先が見えないけれど、自然と続きが読みたいと思ってしまう。
投稿元:
レビューを見る
こういうテイスト、好き。
今ある過酷な状況から脱出するために現状出来うる準備をして・・・って話、ゾクゾクする。
例え行程が単調でも、失敗に終わっても。
食料的に困窮してるワケではないにしても蒔となる家屋に限りがあるから、あのままではジリ貧だろうし、どちらにしても行動を起こすしかないというね。
自分を騙し騙し脚を進めるんだけど、現実を目の当たりにして挫折してジリ貧な元の住処に戻ってくるとかツラすぎる。
(しかも住処まで戻ってきたことが分からず、危うく通り過ぎそうになるとか。)
どうやっても怪我も治ってるようには見えないし、どう考えても強がりなんだけど、狼相手に虚勢を張ることで無理矢理絶望から目を逸らしている感が読んでて非常にツラい。
『聲の形』作者らしいけど、こういう無理矢理自分の中で消化しようとしてるもどかしい描写、得意だよね。
で、後半は雰囲気がガラッと変わって普通の都市国家時代っぽくなっちゃった。
そして、そこで生じる問題に普通に(要は物語の展開としてはありがちに)巻き込まれるという・・・。
こうなると単なる異能者モノとか異世界転生モノとかと変わらなくなっちゃう可能性があるので、ちょっと不安。
今後に期待。
あの球が少年に再会する日は来るのだろうか?
投稿元:
レビューを見る
※未完の連作。
※暴力および流血描写の含まれる作品です。
【印象】
遣わされたのは、刺激を受け「ありとあらゆるものの姿を写しとり 変化することができる」もの。
不死が世界を咀嚼する。そしてそれを観察する。
【類別】
漫画。
ヒューマンドラマ、ファンタジーでしょうか。
【筋】
それ(彼)自体は意識や知能をあまり持っておらず人語をあまり解さないため、周囲の人物の物語が際立っています。原始。ただしそれ自体に変化が起きていくならば、物語から受ける感じも大きく変わってゆくでしょう。
この作品、この話、纏まるのかな、といった思いが率直なところですが、纏まってほしい。
【画】
それが喋る場面には一種のおぞましさがあり、興味が引かれます。
他、なんか全体的に営みを感じちゃいます、人類の。
投稿元:
レビューを見る
『聲の形』の作者による新作。「自分」を持たず、他の誰かの姿をコピーすることで存在をつなぐ球の遍歴の始まり。
投稿元:
レビューを見る
聲の形の著者の最新作。SFファンタジーな感じで、続きがきになるなる。1話目の男の子が可愛い。描写が丁寧で、あったかい絵柄だなあと思いました。
投稿元:
レビューを見る
少しずつ少しずつ謎であったり、ミスリードされてる内容が明かされていく感覚がゲームのようで表現は漫画なのが面白かった。
まずなんでもコピーできる球が、狼に変身してそのあと飼い主のところへ行く。元の狼自体は死んでいるのだが、飼い主である人間は大喜びする。しかし、本当の狼ではないので普段とは違う行動をするそのギャップと、本物ではないとバレるのではないかというハラハラ感。この2つが最初、軸となり物語が進められる。
飼い主が何もない雪国より、クダモノがある場所に荷物を背負い出発することになった。なんでもコピーできる球が出てくるぐらいだから、人間も何かテレパシー能力か何か持っているのではないか?そう思わさせるに相応しいほどずっとこちらに話しかけてきて、傷ついて傷ついて最後の最後で人間の独り言だと気付かされるシーン。ここで人間をコピーして前半終了。
そのあとの民族の人身御供系は、色んな漫画家が描いてきたものなのでさすがにちょっと食傷気味かなとは思いながらも元気な女の子マーチちゃんと母親のキャラが素晴らしかったので、星5つです。