紙の本
危うい花園
2023/10/03 14:48
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
エドガーとアランが頼ることになったのがアーサーで良かったのか悪かったのか。
ドミニクの件等、心に大きな傷を負っているアーサーだが両親の事を思えばしかたない事かもしれない(それにしても父親の冷たさは異常)
飼い犬や想い人のパトリシアに救われる面があって良かった(夫はクズだが)
エドガーのブラザー殺し…
正体がバレて騒ぎになる可能性から、親しく言葉を交わした人間さえも手にかけねばならない残酷
エドガーがブラザーを引きずって川に落とすシーンにその残酷が凝縮されていたように思う。
続きが気になる。
どこか怖々しながら2巻を読もうと思う。
電子書籍
謎めいて
2021/09/27 14:04
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投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
お話の性質上、エドガーたちはどこかモヤがかかったような感じ。一方関わる人達は服装や出来事、倫理観などでその当時の雰囲気を明確に感じることができる。
電子書籍
再びの
2021/01/04 14:41
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投稿者:yuri - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ユニコーン」の続きが読めるのかとおもったら、ずいぶん後戻りして、アーサー・クエントン卿とのエピソードでしたね。この人はこの人で気になっていたのですが。
紙の本
「人間のところに長くいるのはよくない…どんどん人間に…ひかれてしまう…」
2020/12/23 11:08
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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
アランを蘇らせる話になるのかと思っていましたが、本編「ランプトンは語る」に至る物語のよう。本編で残された謎というか語られなかった物語で、本編最後とユニコーンでチラ出のアーサーとの話から始まりますが、アランの話に繋がるのかは不明…。
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ポーの一族の続きが、1次創作されているという令和の奇跡の時点で星100位あるのですが、今回も濃密な物語の構成で、ランプトンは語る、の絵がどう描かれたのか…が描かれています。ランプトンとドミニクの幼いころの友情、庭の思い出、果たせない約束、そして僅かに染みてくる現実の辛辣さ。漫画3冊分位の濃度がある気がする。
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1888年、イギリス・レスター郊外での話。体調を崩したアランのために、身を寄せた、アーサーの館。エドガーは、アランを「眠り病」と偽り、アーサーに、保護をもとめるために、川の中に入る。
、、、エドガー、苦労、しているなぁ、でもアーサーを、小悪魔ぶりで、翻弄したりもしています ♡
アーサーの館に、アランを隠してもらえる事になったエドガー。
ありがとうアーサー
きみたちには 驚くよ…
ほんとに エルフの 一族なのかも しれないな…
そうですね
人間にまぎれて暮らしているんです
人間にまぎれて…?
人間のフリをしてか…?
何をいうんです アーサー
大人は
エルフなんて おとぎ話を
信じては いけませんよ
、、、このときのエドガーの、小悪魔的ないたずらっぽい笑みが、素敵です ♡
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萩尾望都さん、やっぱり大好き〜!!
「ポーの一族」もう1回読み直そう!
ミュージカル観にいきたいです!
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前巻「ユニコーン」で現代に現れたエドガー。てっきりその続きだと思って、アランは?アランはどうなるの?と息せき切って手に取ったら、あら、またもや時代をさかのぼって、あのランプトンにまつわるお話だった。アーサー卿の過去に焦点が当たる語りに、もちろんひきこまれて読んだのだけど、これ少なくとも(2)があるわけですね。むむぅ、アランの運命はどうなるのか、気になって仕方がない。萩尾先生、早く読ませてください~。
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「ランプトンは語る」のアーサー・クエントン卿が、エドガーを描くところ。
本編で描き切れなかったところを埋めていく外伝。
あれだけ稠密な本伝があるのだから、外伝への誘惑もいや増すというものだ。
エドガーが自分たちの生態に関して経験不足なところが面白さを加速させる。
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ユニコーンから時代がまた跳ねて行ったり来たりしているから、エドガーの知識にいろいろ偏りがありそうだけど、現代は少年のエドガーでも生きやすいんじゃないか? そして、アランのために暴走を始めるエドガー。
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まとめて読むと、連載中 自分は何を読んでいたのかと思う。
全体を俯瞰で見渡せる読み心地はよいものだ。
27ページ最後のコマは連載時と違う。思えば旧シリーズ『リデル♡森の中』、単行本ではリデルの髪の流れを強調するホワイトが描き足されていた。
Vol.4の見開きトビラ、エドガーとアランの間に白クジャクがいるのは、140ページのブラザーの台詞に照応していることに今さら気づく。
気になるのはカンタベリー物語「騎士の物語」の内容。読まずに臆断してしまう。おそらく、貴婦人へのかなわぬ恋の物語。
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40年ぶりのポーのシリーズで一番好き!
→「『ポーの一族』~新旧ファンは」
https://blog.goo.ne.jp/mkdiechi/e/e9ef2b7fa2d1e0c5a68e15615ec7d70e
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現代に近い時代の話が続いていたが、この物語は十九世紀後半が舞台。「ランプトンは語る」につながる話となる。
どういう話か忘れていたので、巻頭にある関連作品を読み返してみる。そこで気なったのが、「絵柄が違う」ということ。これは致し方ないことだと分かってはいるのだが。エドガーとか登場人物の「描写」というかキャラクター付けは変わっていないので、そこは納得するしかない。
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再開後のポーの一族が気に入らず、気に入らないと思うのが嫌だから、もう読むのはやめようかと思っていた。これは良くて、安心した。元のシリーズの外伝になっているので、素直に入れたんだろう。ただし、元のやつをすっかり思い出せるほど読み込んでいないので、困っているところ。
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私は「ユニコーン(1)」で、「この『ポーの一族』が終わるだろう」と確信的に予測したのであるが、萩尾望都は想定外の行動をとった。現代から一挙1888年に時を戻して、前シリーズはうっちゃって他シリーズを立ち上げたのである。
エドガーとアランは、やはり「ポーの一族」では一体のものなのだ。そう簡単に秘密を暴いて異次元に飛ばすことはできなかったんだろう。
この時は、エドガーは未だポーの村から離れてあまり時代(とき)が経っていない。人間世界での生活に慣れていなくて、失敗も焦りもしている。メリッサの幽霊?が囁いた「ひとつだけお願い」の意味はなんだったのか?アーサー卿は何故、誰によってポーの一族の仲間になるのか?語られていない時代を埋めるという理由以外に、この時になって新しい物語を作り始めたのは何故か?さまざまな「謎」を残して、あと一年と少しまた待たなくてはならない。まぁ続編を30数年間待った身としては、そんなことは屁でもない。