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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.8

評価内訳

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6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本

近代日本文学の夜明け

2020/05/23 15:28

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

近代日本文学の夜明けを、作品レビューとともに活写。
 維新直後は江戸時代の戯作の域を脱せず、漢詩文が中心を占めていたが、西欧文学の翻訳に刺激され政治小説が登場。そして坪内逍遙が「小説神髄」で近代小説の道を示し、二葉亭四迷が初の近代文学「浮雲」を発表。一方、江戸趣味を残した逆の流れとして「硯友社」の尾崎紅葉等が挙げられ、この流れをくむのが泉鏡花。さらに北村透谷が西欧文学を範としたロマン派文学の機関誌として「文学界」創刊。樋口一葉、田山花袋、島崎藤村等の作品を掲載。こうした中、幸田露伴は孤絶の文人として特筆。

 とにかくキーンさんの作品レビューが秀逸で、作品を読まずとも読んだ気になる、とてもお得なレビューです。特に高校生だったら、文学史を勉強するにあたり、本書シリーズを一読して損はありません。頭に残ります。また、とっつきにくい純文学作品の読む動機になります。私が本巻で気になった作品は、二葉亭四迷の「浮雲」、尾崎紅葉の「多重多恨」「金色夜叉」、森鴎外の「舞姫」、幸田露伴の「五重塔」、樋口一葉の「たけくらべ」、泉鏡花の「高野聖」「歌行燈」。なお、初めて翻訳された西洋の小説は「ロビンソン・クルーソー」とのこと。

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紙の本

アメリカ出身で日本文学研究者のトップを走られていたドナルド・キーン氏による日本の近代文学の夜明けを紹介してくれる一冊です!

2020/08/19 09:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、アメリカ出身の日本文化・文学研究者として知られ、コロンビア大学、ケンブリッジ大学、東北大学、杏林大学などから名誉博士の称号を授与されたドナルド・キーン氏の生涯研究の集大成とも言える書です。中公文庫からは「日本文学史 近代・現代篇」全9巻として刊行されており、同書は、その記念すべき第1巻目です。同書は、坪内逍遥、二葉亭四迷、樋口一葉、そして泉鏡花といった文明開化期の作家に焦点を当て、西洋文明の影響を強く受けたガス灯に照らされた街と、その影に沈む闇を描いた作家たちの作品を丁寧に紹介していきます。政治小説から幻想奇譚まで、近代文学の夜明けがここに始まります。同書の内容構成は、「序 近代・現代の日本文学」、「1 文明開化」、「2 明治の漢詩文」、「3 翻訳の時代」、「4 明治政治小説」、「5 坪内逍遙と二葉亭四迷」、「6 硯友社」、「7 北村透谷とロマン派」、「8 幸田露伴」、「9 樋口一葉」、「10 泉鏡花」となっています。

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紙の本

明治初期の日本の文学状況

2019/08/06 22:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

読みやすい文体である上、明治初期の戯作者の活動や漢詩人についても触れられていて、とてもよかった。ディズレーリなどの西洋の政治家が小説を作っていたために、明治のインテリたちの小説に対する見方が変わったというのは面白いと思った。

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紙の本

紅露逍鴎引く1ってところ

2023/01/18 03:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者が独力で書き上げた、
日本文学通史の十冊目です。

近代・現代篇第一冊の本書で
扱われているのは、以下の面々。
坪内逍遥、二葉亭四迷、
尾崎紅葉、幸田露伴、樋口一葉、
泉鏡花に北村透谷、など。

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2014/10/13 18:41

投稿元:ブクログ

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2018/05/03 06:05

投稿元:ブクログ

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