悪役令嬢の中の人【特典SS付】 みんなのレビュー

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投稿者：読者　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

エミ（前世から自分を愛してくれていた人）至高主義な悪役令嬢。
エミが傷つけられ絶望して引きこもってしまったが故に、原因へ復讐（ざまぁ）するようあれこれ画策します。自分自身で手を下すのはあんまりしない。なぜならエミがつくりあげたレミリアのイメージを壊したくないから。搦手や人を動かして、善良で健気な女性を演じつつ復讐を果たす様は、読んでいてスカッとします。
描き下ろしにはあの二人の成長後が。
もともとの短編小説から大好きでしたが、このように本で読めて幸せです。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

結局のところレミリアが本来の悪役令嬢の中の人だったのだが、今までの「レミリア」だったのはエミで、理不尽な冤罪からの婚約破棄に傷ついたエミは「レミリア」の中で眠りについた。そんなエミのために立ち上がるエミリア。「エミだったら～」と考え行動しつつも本来の激しい気性そのままに復讐への道を確実に歩む。この辺りは淡々とハイスピードで進んでいるので少々物足りない気もする。
レミリアが最後までは計算された徹底した復讐者で「悪役令嬢」らしく決していい人ではないのが反って気持ちよかった。

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投稿者：まかゆら　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ガチの復讐もの。
とても面白かったです。
特に乙女ゲームヒロインの性格が悪すぎるので、やり込めるとこはスカッとしました。

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前世で推しだった悪役令嬢レミリアに憑依した女子大生エミは、レミリアを幸せにしてあげたいとゲームの展開にならないように行動したが、優しすぎた彼女は転生ヒロインに貶められて婚約破棄され意識を失った。
そしてエミの内側でずっと見守っていた悪役令嬢レミリアが目覚める。
唯一自分を愛して幸せを願ってくれたエミのために、レミリアがエミの知識を使って復讐を成し遂げる話。

web版既読。
設定が複雑なのと作風との合わせ技でかなり説明が多く、設定資料でも読んでいるようだが、その複雑な設定を上手くまとめ上げた話は見事。
悪役令嬢の本質は最後まで悪役令嬢だが、エミのために、エミの望んだ優しい世界で愛される聖女を演じきるレミリアの愛がすごいよね。
一応ヒーローポジションの魔王がいるけど、エミのためにレミリアに弄ばれているというか利用されているという面白い役回り。
最後まで特別愛しているのはエミだけ。
ほんのり百合っぽいエモさも堪能できる良作ではある。
でもやっぱ説明気味で小説としては読みづらいかな、とも思うけどね。

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投稿者：ぽち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

レミリアによる「エミ」の為の復讐劇。
ずっと気になってた作品。セールなので買ってみた。
息子になった「星の乙女」、娘になった「エミ」。
まず、この二人が幸せになれて良かった。
ちょっと心配だったレミリアとアンヘルも幸せそうだし。
でも、復讐劇はなかなか強烈で、表紙裏に居た残りの主要人物はその後どうなったのか...
この復讐劇の一部始終をエミがレミリアの中で実際に見てたらどう感じたのだろうか...
続きが気になってドンドン読んでみたけれど、どうしてもエミが喜んだとは思えず、読後、ハピエンで良かったね！とは感じられなかった。

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投稿者：りんごあめ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

良くも悪くも、よくある悪役令嬢チートの復讐ものかな、と思います。
公式のチート、という単語ですべて解決しているような気がしないでもない。
話のテンポは良く、一部分のエピソードを深く掘り下げたりもしないので、さくさくと読みやすい作品でした。