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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年が父親にDVを受けている妹と家出をする。そして流れ着いた街角で男の人に拾われて、その人の村へ行く。そこで剣術を習い、その男の娘と仲睦まじく過ごしていく。妹が鬼の子であり、後々 鬼となっていく。男の子は鬼狩りとなり、男の子本人も鬼になる。という鬼滅の刃と瓜二つのお話。どちらが先かは分からないけれど、一作目の本作品は、ソックリでした
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読み初めはすごく面白くて、どんな転び方するのかなと思いました。
しかし転んでみると、意外と単純な理由で、「ザ・誤解」って感じでした。
あと、何気なく読むと結構重くて切ないので、悲しい系が苦手な方は注意です。
大きくみると続きものですが、「葛野編」と書いてあるだけあって、今回の話自体はこの巻で終わっています。
ー追記ー
今、2巻目読んでいるのですが、個人的には2巻目の江戸編と合わせて読んで欲しいです。
1巻だけだと物足りないような欠けてる感じがあるので、1巻があってこその2巻、って感じです。
めちゃめちゃ良いです。
巻増す毎に面白くなるんだろうなと期待させられます。
試しに読む方は1、2巻合わせてどうぞ。
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以前書店で単行本を見て気になっていた本作品、先日(2021年5月)1巻が文庫になったので読んでみました。2巻以降も読むかどうか判断するためにも。
いやぁ、ごめんなさい、私には合いませんでした。本屋さんで、タイトルと表紙イラストとあおり文を見た限りでは、めっちゃ好み、おもしろそう、と思ったんですが、文章、というか日本語の使い方が好みではなくて、読むのがちょっと苦痛でした。
登場人物の思考が、充分伝わってわかっているのに逐一書かれるので、冗長でテンポが良くないことがひとつ。著者自身も地の文で〈繰り返すが〉と書くほどに、何度も同じことが説明されることがひとつ。そして、「〜(だ)というのに」という表現が多用されていて(3行中に2度使われていることも)、読んでいて気持ち悪くなることがひとつ。20年近く前、奈須きのこさんの『空の境界』を読んだときも、この言い回しが多用されていて辟易したのを思い出しました。
内容についても、江戸時代(天保)の設定ですがほとんどその雰囲気が感じられないこと、巫女守である元治さんが、主人公の甚太兄妹と出会ったとき、なぜ巫女から遠く離れた江戸付近にまで来ていたのか、その事情が書かれていないこと、そして、そもそも妹の鈴音はなぜこの状態なのかが書かれていないこと、この3点により、この小説に深みが感じられませんでした。
題材は良いのになぁ。残念。
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妹を守る兄。妹と同じくらい心に残る少女。妹の想いは、少女の想いは、そして彼の想いは……
人の心は複雑なもの、ここから何処へ行くのだろう
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これはまた素晴らしい小説に出会ったな。近年流行っている異形モノ退治の話だが、互いに恋い慕っている男女の悲恋や鬼へと身を堕とす悲劇の兄妹など厨二設定てんこ盛り。厨二病拗らせてる人絶対好き。(自己紹介)
時代背景は幕末あたりだが、史実の幕末に浪漫を感じて憧憬の念を抱いている歴史小説好きには向いてないかもしれないなあ。なんせ異形が出てくるし主人公は鬼斬りだし、なんといってもラノベ臭がすごい。ラノベを毛嫌いしている人にはぜえええっっっったい向いてないのでお気をつけて。
⚫︎雑記
にしても久々に本を読んだからか読むスピードがかなり落ちてて悔しい。やっぱり本は定期的に読むようにしないと。あとこれは完全にジャケ買い。
♡ 読了:2021.7.25 ♡
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表紙の綺麗で儚いイラスト、設定、そして題名に惹かれ手に取りました。
表紙には、神社、巫女、剣士が描かれていて私の好みドストライクです。
想像もしなかった複雑な展開、まだ一巻であるのにその壮大なストーリーに満足しました。この先、どのようにストーリーが進んでいくのか大変気になります。
二巻は江戸編に続き、明治編。歴史が好きな私からしたらとても楽しみです!
あ、でも歴史色はそんなにないです。なんというか、教科書に載っているような歴史の背景で、実はこんなことが起こっているのだなぁ…という感じです。
私はその雰囲気を楽しんで読みました!
イラストが本当に綺麗です。(2回目)
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面白くてグングン読めるし、続きが気になる。
ただ、切なさ満点というより「話し合え!!!」「報告しろ!!!!」「一回待て!!!!」的なところが多いかなぁ。
登場人物がそれぞれ純粋な思いを抱えていたが故に起こる惨劇……という様相なのだけど、ちょっとその開示の仕方が明からさまな印象があった。そして純粋な思慕があったんだから許してやってくれという空気が流れるのは、傷付けられた方からするとたまったものじゃないと思います。
一巻時点では鈴音ちゃんが結局怪異でしかないのが一番切ないかも。
甚太くんが過酷すぎる。まだ始まりなので報われてほしい……続刊も読もう。
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※ライトノベルだからと気軽に読み始めてはいけません。
痛い目を見ます、本当に。
えぐられた様な胸の痛み...
まだ余韻が身体に刻まれています。
重厚な世界観と人の想いの深さ圧倒されます。
それぞれが与えられた責務を全うしようとしたが為に
起こってしまった惨劇...
胸が締め付けられました。
これが壮大なる物語の序章にすぎないとすると
私の身が持たない可能性が高い...
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登場人物に重すぎる試練を与えるのが、流行りなのかな。
切ない系だとわかって読んでも、やっぱり苦しい。
ほかにもあったでしょ、それぞれ。
わかりあう方法が。こんな悲しい結末にしなくても。
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江戸から現代、闘う意味を問いながら時空を旅する鬼切りの宿命を負った男を描くシリーズ第1巻。
私の好きな時代伝奇の要素である、剣劇、化け物退治、成長物語が詰め込まれており、すぐにこの世界に入り込むことができました。
長い時代の序盤にあたる本巻では、主人公を取り巻く世界と人物描写が丁寧に描かれ、展開を楽しみながら読むことができました。
クライマックスでは、これまでの人間模様が予想外の展開を見せ、この物語の深さを感じました。
人も鬼も愛憎深い存在であることを考えさせられました。
身近な人もっと大切にしたいと思うのでした。
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物語としては面白く好みなので、続きを読みたいと思う。けれど、ちょっと説明し過ぎな感がある。登場人物の言動で想像できる心のうちを、わざわざ言葉にして書かれると、ちょっと冷めてしまう。行間で伝えてくれれば充分なのに、そこがマイナスポイント。
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ストーリーはアリだけど、文章が私には合わず読みづらかった。 無理に難しい言葉を使っている印象。 会話もわざとらしくて入ってこない。 シリーズものだから期待してたけど次はないかなー。
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うーーん、、。初のラノベだったけど正直全く面白くなかった、、。
なんだろう、ストーリーにもキャラクターにも感情表現にも深みを感じなかった。
へえ〜、と半分までは読み進めたけどそれ以上ハマることがなさそうだったので終了。
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積読本。
アニメになり、先にアニメをみてから読み始めた。
アニメの2話分くらい?
アニメがサラッら過ぎていったところが、詳しくわかってよかった。
けれど、少し自分的には読みにくい書き方だつたので、アニメありきでよかったのかも。
まだまた続くので、アニメの所までは読み続けようかな。
白雪、甚太の気持ちよりも、鈴音の気持ちの方がわかってしまった…鬼女に流されていたとはいえ、自然な気持ちだった気がする。
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生徒が「続編を図書館に入れてほしい」と強くリクエストしてきた作品でしたので、まずはシリーズ1巻目を読了。
『鬼滅の刃』の流行もあったからか、「鬼」と「鬼切役」のバトルに惹かれたのか、と思って読み始めましたが、想像以上によく書き込まれた作品でした。
戦闘描写は「可もなく不可もなく」というところでしたが、主人公をめぐる登場人物の心の描き方が秀逸でした。互いの生き方を尊重しているからこそ結ばれない、という「愛」の形が描かれたり、その「愛」に振り回される形で周囲の人々とのすれ違いが発生したりと、ライトノベルスとして片づけてしまうには惜しいようにも思います。
第1巻を通して、壮大なシリーズのプロローグとなっているようにも思えますが、この作品だけでも十分に楽しむことができました。
引き続いて、すでに文庫化されている第2・第3巻を読んでみようか、と思います。