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【あらすじ】
高2で絵を描くことの楽しさに目覚めた矢口八虎の新しい生活が始まった。新しい仲間たちと受ける講義、課題、講評は厳しく…。凹んでモチベーションすら無くす日々は八虎を成長させるのか、それとも…。そしてそれは八虎のライバルの世田介にも訪れる。猫屋敷教授から厳しい指摘を受けた世田介。自信をなくしてほしくない八虎は世田介くんには才能があるから…と励ますが「才能」と「努力」の考え方の違いでさらに険悪な空気に。2人の会話を聞いていた鉢呂から客観的な意見を聞いた八虎は自分の視野の狭さを痛感する。そこで改めて世田介と向き合うため「絵は好きか」と問うが……。
2020年数々の漫画賞を受賞し、2021年TVアニメ化が決定した超話題作のスポ根美術漫画最新刊登場!!
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感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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世田介くん回だった。天才的な画力を持ちながら気持ちがついていかず絵への想いを欠落させたままの世田介と、その天才的な技量に敬意と嫉妬を持つ主人公・八虎。なんだかんだ長い付き合いの2人がここにきて相互補完し、ある種の救いを見た。
絵が好きなのか、何で絵なのか、表現とは何か。その解は存在しないかもしれないが、絵に囚われ、振り回されてきた2人が、一時的なものであっても自分なりの答えを導きだした。その葛藤が、苦しくも面白い。特に八虎の(すなわち作者の)言語化能力が、いつも以上に秀逸だった。
本作を読んだ後のいつもの余談(自分語り)。やはり自分も、まがりなりにも言葉で創作を目指した身、言葉を大事にしているつもりはあるけど、短い言葉で的確に感情を表すのってすごく難しいといつも思っている。本作作者は、もちろん苦労はしているだろうけど、バシッとそれを表現できていてすごい(小並感)。
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美大1年次終了。お疲れさまでした。オールと言えば、新宿で親友に朝まで付き合ってもらった一夜を思い出した。もう10年以上前、若気の至り。でも、本作でも言及されているように、そのときのことはいまだありありと思い出せる。そしてそこから、思考は結局、『コロナ憎し』に辿り着くわけだけど。
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記念すべき千冊め!芸大で絵を描くことの厳しさが伝わりました。音楽も大変だけど美術も大変。こんな人格に突っ込まれるようなこと言われるの?メンタル弱いわたしは速攻挫折しそう。まあ、そんなくらいのメンタルの人は行けてないと思いますが。一年は終わりました。二年、どうなるのかな。芸大を体験させてもらってるようで嬉しいです。
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大学入学後のパートの中ではここがクライマックスだと感じました。私はタイプとして世田介君(その「非凡なる才能が」ではなく「子供のまま大人になってしまった」一人として)なので、今巻は世田介君への感情移入が半端じゃなかった。私は38だけれど、20になる世田介君よりも更に幼い自覚がある。
また、わざとらしく悪い言い方をすれば「売れ線」と世に言われる人々が、どれ程の尋常ではない努力(それこそ正に「全てをギブ」しているように見え、尊敬に値する。)をしているかの片鱗も見え、猫屋敷先生が少しも悪役に見えないのがまた美しい物語だと思う。
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世田介君の母親も結構な毒親ですね…きっつ
普段ニコニコしてる分、余計に怖かった
岡本君にジェラシー感じる八虎に笑った
結局首席って誰なん…まさか岡本君?
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進級制作!!
自分の一部みたいな作品にあんなケチつけられたらメンタルいかれちまいそう。表現者って過酷な世界よなー。世田介君も八虎も無事に一歩進めたようで。
自分の作ったものに対する講評が自分の人間性に対する講評になっててそれはしんどくないっていう。
猫屋敷さんがよたすけくんに何して欲しいのかが読み取れん。
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読み終わって感想湧いてきたんだけどあとがきのお話読んだら吹っ飛んでしまった。なんだっけ。
よたすけくんの心情がいまいち分からないな。私の、そういう人の心の機微を読み取る能力の低さに絶望する。
ていうかよたすけくんのお母さん、ヤバいやんけ。そこに誰も触れないのが恐ろしい。お父さんも触れないし。いや、そりゃそうか。家庭内で当たり前になってるんだもんね…