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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の公安についてその歴史、手法、不祥事などわかりやすく記述されており読み応えがある。本書が記された1999年よりさらに監視カメラは増えたり、ビッグデータなどあらゆるデータが紐付けられる時代になった2020年代現在に公安がどう情報収集しているのかという思いに至る
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投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
革マル派の正式名称は
「日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派」
他にも興味深い話が満載です。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
出版は、かなり古いですが、内容はそんなコトありません。現代社会も、革マル派やら、オウム真理教の残りなどなど、色々ととりざたされていますからね。公安、公安と言いますけど、実はそれほどでもなさそうに感じました
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「公安」についてお手軽に概観したいと思って家人に相談したら薦められた本(私が読んだのは古い版)。数年前の情報なので多少古いのは否めないものの、実はいろいろある「公安」と名のつく組織の違いとか、現実の活動の一端など、興味はあったけど初心者という私のような読者にはとってもおすすめ。
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オウム殲滅の時に公安が本気になった時の捜査は凄かったようだ。
公安なんて我々には関係ないと思っているがひょっとするとそこらへんにいるのかもしれない。
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[ 内容 ]
オウム・革マル派との“隠された戦い”とは?
監視・尾行・盗聴・スパイ養成の実践法は?
誰にも書けなかった“治安活動”の真実。
[ 目次 ]
1章 厚いベールの内側
2章 特高から公安へ
3章 監視・尾行から工作まで
4章 公安秘密部隊
5章 戦後の公安事件簿
6章 オウム・革マル派との“戦い”
7章 警察の外にある「公安」
8章 監視社会と公安警察
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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警視庁記者クラブでの記者経験のある時事通信社社員が、公安警察の活動実態をレポートした本。青木によれば、公安の運営は、警察庁警備局を頂点と司令塔とする完全中央集権型の組織で、道府県警察本部長ですら、その活動実態や予算はアンタッチャブルなのだという。その他、公安調査庁、内閣官房内閣情報調査室に関する記述有。
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警察には刑事と公安という全く別の分野がある。国民の安全のために犯罪を取り締まるという点では共通するが、その組織、活動の実態はかなり異なる。刑事警察は何か犯罪事件が発覚したときに、捜査にあたって証拠を集め、被疑者を取り調べ、検察に引き渡す役目。報道に多く登場したり小説・ドラマになるなど華やかな分野だ。一方公安警察は、犯罪が発覚する前から常時各種団体について情報収集に努め、陰謀段階で摘発したり、デモ行進を警戒監視したりする。要するに治安警察だ。任務の性質上、あまり表に出てこないので活動の詳細は不明であり、不祥事も隠蔽されるという。警察の暗部といわれる所以である。
体系的に書かれているようだが、文章はやや読みにくく少し消化不良。
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digの金曜パーソナリティに青木氏が登場とのことで読んでみた。
しかし、要旨がボヤけてイマイチでした。状況説明?
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社会不安を生じさせる、或いは社会の安全を脅かす団体や活動を事前に防ぐには時には非合法な手段、強引な方法を取らざるを得ない。当然、そのための活動実体を公にすることも出来ない。いわば社会の白血球のごとき存在である。その全貌は明らかではないが、できる限りでその部分を知ることが出来る。
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公安警察について淡々と説明している内容だが、結構驚きの連続。
刑事警察と公安警察の違い、というか二つの組織が全く異なるものであることがよくわかる。
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タイトル通り、日本の公安警察について書かれた本。
刊行されてから15年以上経つが、後半部分で言及されている「監視社会」への道はより一層進んでいると感じる。
また公安調査庁が自身の存在意義を見出すために、活動していたが「警視庁公安部「イスラム捜査」流出資料」の事件につながっていったのだなと現代にも通じる問題の端緒を知ることができる。
全体的に情報を端的にまとめたという印象である。
また、思想犯・政治犯を国家の安定維持のために探し出すという公安警察の性質からすると、東西冷戦が崩壊し、それまでのイデオロギーの対立が無くなっていくなかで、政治的思想と国家が必ずしも結び付かなくなった。
同時に、グローバル化が進展してきた現在、旧来の公安警察の活動がどの程度有効なのだろうかと疑問に思う。
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敗戦後一度は牙を抜かれたものが瞬く間に復活して、70年前以上の権力と情報を握っている。監視もされず歯止めもない。この国を支配しているものは「空気」だと思っていたのだが、それらは空気でさえも自在に扱えるようだ。いずれはこのような本を読んでいたということもデータとして蓄積されるのだろう。もしかしたらすでにされているのかもしれない。
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タイトル通りの本。
執筆時期がだいぶ前なので、書かれている内容は少し古い。
彼ら公安の概略を知るには十分な内容である。
作者後書きにもあるけれど、
本当に巨像の背中を撫でただけにすぎないのだろう。
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国内の公安体制、いわゆるカウンターインテリジェンスに対する概観ができる一冊。
公安警察をメインに、その歴史や組織体制、手法、代表的な事件など。
あわせて、公安調査庁や内閣情報調査室についても触れている。
しかし国家権力は、末恐ろしいと感じます。